公開日:2024.12.13
更新日:2024.12.04
寝室の模様替えや引っ越しで、木製ベッドの購入を検討している人も多いのではないでしょうか。木製ベッドには、木のぬくもりを感じられたり、耐久性に優れていたりするメリットがあります。しかし、湿気に弱くカビが生えてしまう可能性があるので、定期的なメンテナンスが欠かせないという注意点を把握したうえで購入することが大切です。
この記事では、木製ベッドの失敗しない選び方やメリット・デメリットを紹介します。木製ベッドのメンテナンス方法も紹介しているので、木製ベッドを長く使いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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木製ベッドに使われている代表的な木材は、「天然木」と「化粧繊維板」の2つがあります。
天然木のベッドは、切り出した木をカットして使用しており、自然のあたたかみを感じられるベッドです。木目が場所ごとで異なるので特別感を感じられる一方で、価格が高いというデメリットがあります。
化粧繊維板のベッドは、合板や繊維板などの加工材を使用しています。板の表面に木目調のシートを貼り、耐久性を高めるためにプレッサーで圧着します。見た目は天然木と変わらないものの、天然木に比べると価格が安く品質の差も少ないです。
木製ベッドは耐久性や耐荷重に優れていたり、木の香りとぬくもりを楽しめたりするメリットがあります。ここでは、木製ベッドのメリットについて詳しく紹介します。
木製ベッドは、ベッドの脚などの各パーツが太く頑丈であるため、耐荷重が高い傾向があります。パイプベッドなど耐荷重の低いベッドと比べると、体格のよい人や家族で寝る人も安心して使用できます。ただし、木製ベッドの耐久性は、ベッドの脚の太さや合板の種類によって異なるので、どれほどの耐久性があるのかを購入前に確認しておくとよいでしょう。
パイプベッドのように金属を使用していないので、錆びる心配がないのも嬉しいポイントです。
木製ベッドは、見た目や質感といった「木」ならではのぬくもりを感じられるメリットがあります。ほのかに木の香りがする素材もあるため、心を落ち着けるリラックス効果も期待できます。
シンプルな造りが多い木製ベッドは、部屋のインテリアや雰囲気に合わせやすいのも特長です。木のあたたかみを感じられるので、寝室を落ち着いた印象にしてくれるでしょう。
木製ベッドを購入する際はメリットだけでなく、デメリットを押さえておくことが大切です。ここでは、木製ベッドのデメリットを3つ紹介します。
木製ベッドは、水分や寝汗などを吸収しやすい特性があり、湿気に弱いのでカビが発生しやすいというデメリットがあります。カビを予防して木製ベッドを長く使うためには、部屋を小まめに換気したり、定期的にマットレス陰干ししたりするなどの湿気対策が大切です。
なお、ひのきや桐といった調湿機能をもつ木材を選べば、メンテナンスの手間を省くことができます。定期的なメンテナンスが難しかったり、カビが生えるのが心配だったりする場合は、桐やひのきの天然木のベッドを選びましょう。
天然木の場合は、木材専用の手入れやケアをしなければ、劣化が早く進んでしまいます。木製ベッドのメンテナンス方法は、使用されている素材によっても異なるので、購入前に確認しておくことが大切です。木製ベッドを長く使い続けるためにも、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
重量がある製品が多い木製ベッドは、引っ越しや模様替えに手間と時間がかかるデメリットがあります。特に女性や子どもだけでベッドフレームを動かすことは難しく、掃除や模様替えが難しくなることも考えられるでしょう。
一方、木製ベッドは寝返りを打っても揺れを感じにくいほどの安定感があるので、寝心地のよさを実感できるメリットがあります。
木製ベッドを選ぶ際の失敗を防ぐためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
それぞれのポイントを、詳しく紹介します。
木製ベッドは、さまざまな素材が使われることが多く、以下のような特徴があります。見た目などの好みと合わせて寝室の環境に合うかどうかも考えながら選ぶのがおすすめです。
素材名 | 特徴 |
桐 | 湿気に強い 軽いのでベッド移動時の負担が少ない |
ひのき | 湿気に強い防虫効果がありダニ・白アリ対策になる |
ウォールナット | 耐久性に優れており、傷やへこみが付きにくい色味の経年変化を楽しめる |
オーク | 硬さと重さがあり耐久性に優れている明るい色味で部屋に調和しやすい |
パイン | 肌触りや香りがよい木目がきめ細やかで上品な印象 |
木製ベッドを選ぶ際は、以下のような機能性にも注目してみましょう。
収納付きベッドは、ベッド下のデッドスペースを収納スペースとして活用できるので、寝室の収納場所が少ない人におすすめです。
ヘッドボード付きベッドは、ベッドフレームの頭側に物を置くスペースがあるベッドです。コンセントや照明がついているタイプもあるので、枕元でスマホを充電したり、就寝前に読書をしたりなど、自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。
高さのあるロフト付きベッドは、ベッド下にデスクやハンガーラックを置くことができるので、空間を有効活用したい人におすすめです。ただし、天井が低い部屋の場合は、ベッドに寝たときに圧迫感を感じてしまう可能性があります。ロフト付きベッドを選ぶ際は、天井の高さも考慮しながら購入するのがよいでしょう。
木製ベッドを購入する際は、家族の人数に合わせてサイズを選ぶことが大切です。ベッドサイズごとの大きさと人数の目安は、下表の通りです。
サイズ | 大きさ | 人数の目安 |
シングル | 幅97cm×長さ195cm | 大人1名 |
セミダブル | 幅120cm×長さ195cm | 大人1名 |
ダブル | 幅140cm×長さ195cm | 大人1〜2名 |
クイーン | 幅160cm×長さ195cm | 大人1〜2名 |
キング | 幅180cm×長さ195cm | 大人2名、子ども1人 |
寝室の印象は、ベッドのデザインによって大きく異なります。特にベッドの高さによって存在感が変わるので、タイプごとの特徴を押さえておきましょう。
脚付きタイプは、ベッドの下に空間があるため通気性がよく、汗をかきやすい方や湿気が気になる方におすすめです。脚の色味や形によっても、寝室の雰囲気を変えることができるので、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
ロータイプは、高さが低いベッドのことをいい、床に直置きするものはフロアタイプとも呼ばれています。高さがない分、圧迫感を感じず部屋を広く見せられます。ただし、床に近くなるので、高さのあるベッドに比べるとほこりなどが目につきやすくなる点には注意が必要です。
フラットタイプは、ヘッドボードがついていないベッドのことで、部屋に馴染みやすいという特長があります。ナチュラルな雰囲気の寝室に合わせたい人や、部屋を広く使いたい人におすすめです。
高級ホテルをイメージした、落ち着いたデザインのベッドフレームが印象的なベッドです。
ウォールナット突板を使用して、高品質の素材と技術をホテルライクなスタイリングで表現しました。
ヘッドボードは全サイズ共通で一灯の照明、1口コンセント付きです。
間接照明の光が空間を落ち着いた雰囲気に演出してくれます。
安全安心品質の日本製で、体に優しい素材で作られた安全基準を示すエフ・フォースター(F☆☆☆☆)の最高レベルを満たしているため、 小さなお子様でも安心してご使用いただけます。
職人の丁寧な仕事が光る、安心品質の国産ベッド「コルツ」。世界三大銘木の一つで、その木目の美しさから「木の宝石」と称される高級木材ウォールナット材を贅沢に使用し、オイル塗装で無垢の風合いを活かしました。
幅広のボードに傾斜をつけたシンプルなヘッドボードと脚がないパネル型のフッドボードはどちらも安全性に配慮し、丈夫な構造。無垢材の木目の美しさもプラスされるシンプルデザインで、コーディネートもしやすく自分流にアレンジを楽しめます。
床版はスノコ仕様なので、通気性も抜群。2台並べても、隙間なくご使用いただけます。
機能的でスマートな棚・コンセント付き木製ベッド「ドミールⅡ」。フレームには木肌が美しく柔らかな手触りのアルダー材を使用。上側のヘッドボードは緩やかな曲線を描いており、重厚感がありながらも優しい温もりを感じられます。
ヘッドボードの中棚には小物を置けるスペース(奥行き7cm)と2口コンセント(スライド式)があり、機能面でも大満足。付属の脚の付け外しで高さを30cmか25cmの2段階に変更可能な点もポイントです。
床版はスノコ仕様なので、通気性も抜群。実用的で木の存在感も忘れない、デザインと機能のバランスの良いベッドです。
開放的で機能的なローベッド「ローゼ」 。床面の高さを抑える事で天井までの空間が広がり、お部屋に開放感をもたらしてくれます。
便利ながらも圧迫感を与えない、スリムな奥行きの宮棚にはコンセントが1口あり、スマホ等の充電もバッチリ。 また、棚には転び止めが付いているため、ヘッドボードを壁付けすれば写真やイラストを立て掛けられます。
床板は湿気やカビ対策、通気性を考え、すのこ床板を採用。カラーはブラウンとホワイトの2色、サイズは5種類から選べ、マットレスセットもあります。サイドに余計なでっぱり等がないため、2台をぴったり並べてファミリーベッドとしても使えます。
シンプルながらもナチュラルな優しさと耐荷重350kgの頑丈さを併せ持つヘッドレスすのこベッド「バノン」。頑丈さの秘密は厚さ3cmの極太フレームとすのこ床板を支える極太の横桟。余計な装飾が一切付いていないすっきりとしたフォルムの木製ベッドで、すのこベッドならではの優れた通気性でオールシーズン快適。
ライフスタイルに合わせて4段階の高さ調整も可能。サイドに余計なでっぱりやくぼみがないため2台を並べてファミリーベッドとしても使用できます。
3色のカラーと豊富な7つのサイズから選べ、マットレスセットもあります。また、少ないパーツと工程数で組み立ても簡単です。
シンプルなデザインでコーディネートしやすく、どんな雰囲気のお部屋とも相性抜群な木製ベッド「カルディナ」。深みのあるウォールナットブラウンの質感で、スタイリッシュで上質な空間を演出します。
サイドからの見た目も美しい、なだらかなS字を描くヘッドボードは十分な厚みで設計されており、耐久性も抜群。もたれかかったあなたの身体をほどよい角度で支えてくれて、ベッドの上での読書やテレビ鑑賞など、リラックスタイムに役立ちます。
付属の脚の付け外しで2段階に高さ調整も可能。床版はスノコ仕様なので、通気性も抜群。2台並べて使うこともできるので、様々なライフスタイルに適応します。
北欧天然木の棚付きすのこベッド「セリヤ」。フレームには、自然なあたたかみのある風合いが魅力の北欧産天然木をふんだんに使用。シンブルモダンなカントリー調デザインなのでどんなお部屋にもぴったりです。
主張しすぎない、シンプルなカントリー調デザインのヘッドボードには、仕切りの付いた棚があり、小物を仕分けて置くのに便利です。 2口コンセントも備えているため、スマホ等の充電もできます。
床面は通気性の良いすのこ仕様で、オールシーズン快適。 床面下に収納ボックスを入れたりして有効活用することも可能。ベッドのカラーは3色、マットレスセットや収納付きタイプもあります。
木製ベッドを長く使い続けるためには、汚れや水分を小まめに拭き取ることが大切です。汚れや水分を拭き取る手順は、以下の通りです。
湿気がたまらないためには、最後は乾拭きをして、水分が残らないようにすることが大切です。木製ベッドを長く使い続けられるように、小まめにメンテナンスを行いましょう。
最後に木製ベッドのよくある質問に回答していきます。
木製ベッドは、以下の人に向いています。
木製ベッドはシンプルなデザインであることが多く、インテリアの雰囲気を壊しにくいのが特長です。寝室のインテリアにこだわりたい人は、木製ベッドを選ぶとよいでしょう。
耐久性や耐荷重に優れているので、体格のいい人や複数人で寝る人にもおすすめです。
天然木のベッドは、水分や紫外線などの影響で経年変化を起こしやすく、色味が変わってしまう可能性があります。
ホワイトオーク材などの色の薄い木材は濃くなり、ウォールナットなどの色の濃い木材は薄くなる傾向があります。日光が当たる場所で使っていると、色が変わりやすいので、日光に当たらない場所にベッドを設置したり、日中はカーテンを締めたりする対策をしておきましょう。
ベッドの床板だけが割れた場合は、壊れた板をホームセンターなどで購入した板と付け替えることが可能です。ただし、自身で修理することで耐荷重が落ちてしまうケースもあるので注意が必要です。
なお、ベッドフレームが壊れた場合は、自身で修理することが難しいので、専門業者への依頼もしくはベッドの買い替えを検討しましょう。
木製ベッドは、湿気がたまりやすくカビが生えやすい傾向があります。カビが生えるのを防止するためにも、以下の対策をしておきましょう。
ベッドの配置方法や注意点は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
耐久性や耐荷重に優れている木製ベッドは、体格がいい人や家族で寝る人に向いています。ただし、湿気に弱くカビが生えやすい傾向があるので、小まめにメンテナンスをすることが大切です。
木製ベッドの選ぶポイントには、素材や機能、サイズ、デザインなどがあります。木製ベッド購入を検討する人は、ぜひ本記事をご参考に、自分に合ったベッドを探してみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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