公開日:2024.09.27
更新日:2024.09.19
目次
ボンネルコイルマットレスは、硬めの寝心地が特徴で、通気性や耐久性に優れているマットレスです。しかし、2人以上で寝ると寝返りによる横揺れを起こしやすいデメリットがあるため、使用人数に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、ボンネルコイルマットレスの特徴やメリットとデメリットを詳しく紹介しています。おすすめのボンネルコイルマットレスも紹介しているので、マットレスの買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
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ボンネルコイルとは、一定の間隔を空けて配列されたコイルが、ワイヤーにより縦と横に連結され一体化したものです。ボンネルコイルが使われているマットレスは、身体を面で支えるため、深く沈みすぎず、寝返りしやすいのが特徴です。
コイルが一体化しているボンネルコイルマットレスは耐久性が高く、硬めの寝心地が楽しめます。ボンネルコイルマットレスは、コイルが布に包まれていないため、通気性が優れているという魅力もあります。
ボンネルコイルマットレスは、通気性や耐久性に優れ、ポケットコイルマットレスと比べて低価格な商品が多いというメリットがあります。ここでは、ボンネルコイルマットレスのメリットを詳しく紹介します。
コイル同士の隙間が十分に確保されているボンネルコイルマットレスは、通気性に優れている特長があります。内部に湿気がこもりにくいため、寝苦しさを感じにくく、寝汗や湿気がたまることによるカビの発生を予防できるメリットもあります。カビの発生を防止できれば、マットレスをより長く使い続けられるでしょう。
身体を面で支えるボンネルコイルマットレスは、負荷が一箇所に集中することを防いでくれるため、コイルがへたりにくく寿命が長いというメリットがあります。ただし、ボンネルコイルマットレスの寿命は、コイルやクッション層の品質によって異なるので注意が必要です。
ボンネルコイルマットレスの耐久性は、コイルの太さと数量によって異なり、高品質なマットレスほどコイルが太く、コイル数が多い傾向があります。ボンネルコイルマットレスを購入する際は、コイルの太さと数量に注目してみましょう。
ポケットコイルマットレスは10万円以上の商品が多い傾向にありますが、ボンネルコイルは5〜10万円で高品質なマットレスを購入できる可能性が高いです。これはボンネルコイルマットレスの方がコイル数が少ないためです。
一定の品質を保ちつつ、コストパフォーマンスも重視したい人にとっては、大きなメリットになるでしょう。
ボンネルコイルマットレスの構造上、横揺れがしやすく、体圧分散性が低いといったデメリットがあります。ボンネルコイルの購入前には、これらのデメリットも合わせて確認しておきましょう。
コイルが連結されているボンネルコイルマットレスは、横揺れを起こしやすいため、寝返りによる振動がマットレス全体に伝わってしまいます。そのため、2人以上で寝ていると、夜中にトイレに起きたり、朝早く起きたりする場合に一緒に寝ている人を起こしてしまう可能性があります。
そういった状況を避けたい場合は、シングルサイズのマットレスを2つ並べるなどの対策をとるようにしましょう。
ボンネルコイルはポケットコイルと比べてコイル数が少ないため、体圧分散性が低い傾向があります。体圧分散性とは、身体にかかる圧力を分散させる性質のことで、体圧分散生が高いマットレスほど腰痛や肩こりを和らげる効果があります。
体圧分散性が低いマットレスで寝ると、背中や腰に負担がかかりやすくなるため、起きたときに疲れや痛みを感じる場合があります。
また、ボンネルコイルマットレスは硬めの寝心地です。柔らかめの寝心地が好みの方は、ポケットコイルマットレスの購入を検討したり、マットレストッパーで寝心地を調整したりするのがおすすめです。
ボンネルコイルマットレスは、コイルの太さや厚み、側生地や詰め物の素材などによって寝心地が変わります。また、長く使い続けられるマットレスを選ぶには、手入れのしやすさや保証内容を確認することも大切です。
ここでは、ボンネルコイルマットレスを選ぶ際に見るべきポイントを紹介します。
マットレスに使われているコイルは、太いほど寝心地が硬くなります。ボンネルコイルマットレスのコイルの太さは、2mm以上が一般的とされ、1.8〜1.9mmが一般的とされるポケットコイルマットレスのコイルより太い傾向があります。
コイルの太さが2.2mm以上になると、大柄の男性でも沈み込みが抑えられるので、沈み込みが気になる人は、コイルが太めのマットレスを選びましょう。
また、コイルが太くなるほど耐久性が高くなるため、長く使い続けられるマットレスを探している場合はコイルの太さを確認するのがおすすめです。
ボンネルコイルマットレスの厚みは、17cm〜20cm程度を目安として選ぶのがおすすめです。
薄いコイルマットレスは詰め物が少なく、寝心地が悪いものもあります。より快適な寝心地を求める人は、20cm以上のマットレスを選ぶとよいでしょう。
陰干しなどの定期的な手入れに負担を感じにくくするためには、マットレスの大きさや重量に注目することが大切です。
例えば、一人で持ち上げられないほど重いマットレスは、表裏を入れ替えたりシーツを取り替えたりすることが難しくなります。ボンネルコイルマットレスの重さや大きさを確認し、メンテナンスに手間がかからないかを確認しておきましょう。
ボンネルコイルマットレスを選ぶ際は、マットレス表面の「側生地」や、身体に直接コイルが当たらないようにする「詰め物」の素材にも注目しましょう。
側生地には、一般的にニット生地やキルト生地などが使用されています。ボンネルコイルの硬めの寝心地にクッション性を加えたい場合は、キルト生地がおすすめです。また、詰め物によってはコイルの感触をダイレクトに感じる可能性があるので、詰め物の素材や厚みにも注目しておくとよいでしょう。
マットレスの詰め物の種類や役割については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ボンネルコイルマットレスにはリーズナブルな価格で購入できる商品もありますが、価格が安すぎると耐久性が低かったり、低品質だったりする可能性があります。そのため、価格の安さだけでなく、品質や耐久性も重視して選ぶことが重要です。
コイルマットレスは、コイル数が多いほど耐久性が高い傾向があります。ただし、コイル数は多くなるほど価格も高くなるので、予算とのバランスを考えて選びましょう。
ボンネルコイルマットレスを選ぶ際は品質や耐久性だけでなく、保証内容も合わせて確認しましょう。保証期間や適用条件はメーカーによって異なるので、購入前に確認しておくことが大切です。
なかには、お試し期間を設けているメーカーもあるので、マットレスの購入を検討している店舗に確認してみるとよいでしょう。
マットレスをお試しする方法について、こちらの記事で詳しく紹介しています。
クイーンサイズ以上のマットレスであれば、2人以上で寝てもストレスを感じることなく眠りやすくなりますが、コイルが連結されているボンネルコイルは、寝返りを打つと隣で寝ている人に振動が伝わってしまいます。そのため、パートナーとの起床時間が異なったり、寝相が悪かったりすると、一緒に寝ていることにストレスを感じてしまう原因になります。
そのような状況を避けるには、シングルサイズのマットレスを2つ並べるのがおすすめです。マットレスを分割すれば、横揺れを感じにくくなるので、快適に眠りやすくなるでしょう。
畳の上に敷いた敷き布団のような落ち着く硬さのボンネルコイルマットレスです。通常より細いソフトボンネルコイルを採用し、日本人に馴染みやすい優しい寝心地を実現しています。
マットレスの外周はポケットコイルで囲むことで、長時間端に座っていてもひざ裏が痛くなりにくい設計になっているので、ワンルームなどでベッドをソファ代わりに使いたい方にもおすすめです。
両面使用も可能なので、定期的にローテーションすることで長持ちさせることが出来るのも嬉しいポイントです。
ボンネルコイルマットレスの寿命は10年程度とされており、寿命が近づくにつれてへたりを感じるようになります。寿命はあくまで目安であり、マットレスの品質や使用状況によっても異なります。
ボンネルコイルマットレスを長く使うためには、陰干しなどの定期的なメンテナンスをすることが重要です。
両面使用できるマットレスは、裏返して使用することで一部に負荷が集中することを防ぎ、マットレスがへたりにくくなります。また、マットレスの裏側にたまった湿気を逃すことで、カビなどの発生を抑えて長く清潔に使い続けられるでしょう。
マットレスのへたりの原因や対処法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
最後にボンネルコイルマットレスのよくある質問に回答していきます。
硬めの寝心地が好みであれば、ボンネルコイルマットレスがおすすめです。一方、柔らかくてフィット感のある寝心地を求める人にはポケットコイルマットレスが適しています。
コイルが連結されているボンネルコイルは横揺れしやすくなるので、2人以上で寝る場合はポケットコイルマットレスを選んだ方が快適に眠りやすいでしょう。ボンネルコイルを2人以上で使うときは、シングルサイズやセミダブルサイズのマットレスを2つ並べるなどの対策が大切です。
ボンネルコイルとポケットコイルの違いは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
折りたたみ式のボンネルコイルマットレスも存在します。しかし、コイルマットレスは重量がある商品が多いため、折りたたんだとしても移動させることは難しいでしょう。
ボンネルコイルマットレスは硬めの寝心地で体圧分散性が低いため、腰への負荷が大きくなる可能性があります。腰痛持ちの人には、体圧分散に優れたポケットコイルマットレスがおすすめです。
ポケットコイルマットレスの選び方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
ボンネルコイルを処分する際は、住んでいる自治体のルールに従って粗大ゴミとして出すか、リサイクル業者に処分依頼をする方法が一般的です。また、新しいマットレスを購入する際は、古いマットレスを引き取ってくれる販売店もあるので、購入前に相談してみましょう。
マットレスの捨て方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ボンネルコイルマットレスは、硬めの寝心地が特徴で、通気性や耐久性に優れている点が魅力です。ポケットコイルマットレスと比べて価格が安いので、硬めの寝心地が好みで、予算を抑えたい人におすすめです。
コイルが連結しているボンネルコイルマットレスは横揺れしやすく、2人以上で寝るシーンには不向きですが、マットレスを2つ並べて使えば振動を感じることなく快適に眠れます。
ボンネルコイルマットレスの購入を検討する人は、ぜひ本記事をご参考に、自分に合ったマットレスを探してみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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