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エアーベッドのデメリット・メリットとは|エアーベッドを使用するときの注意点も解説

公開日:2023.07.06

更新日:2023.07.10

ベッド 16,800 views

空気を抜いてコンパクトにできることから、エアーベッドの購入を検討している人も多いのではないでしょうか。なかには、エアーベッドのデメリットを知ったうえで購入するかを判断したい人もいるでしょう。

そこで今回は、エアーベッドのデメリットやメリット、向いている人を紹介します。エアーベッドを選ぶポイントも紹介しているので、購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。


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エアーベッドとは

エアーベッドとはその名の通り、空気を入れて膨らませるタイプのベッドのことです。空気を抜いてコンパクトにできるので、キャンプなどのアウトドアで使われることが多いアイテムです。また、場所を取らずに収納できるので、来客用として室内で使うこともあります。

エアーベッドとは、空気を入れて膨らませるタイプのベッドのこと

エアーベッドの種類

エアーベッドは、厚みによって薄型と厚型に分けられます。それぞれの特徴と違いは、以下の通りです。


薄型厚型
厚み5~7cm20~50cm
重量500g〜2kg2〜6kg前後
主な使用シーンキャンプ・車中泊来客用

厚型は膨らませるために必要な空気量が多いため、手動タイプを選ぶと、設置に手間がかかってしまいます。キャンプなどで活用する際は、持ち運びがしやすく、空気を入れる手間が少ない薄型を選ぶとよいでしょう。

エアーベッドのデメリット

エアーベッドは、使用時に手間がかかったり臭いが気になったりするといったデメリットがあります。ここでは、エアーベッドのデメリットを紹介します。

耐久性がない

エアーベッドはビニールやゴムでできているため、鋭利なものが刺さると、すぐに穴が空いてしまいます。気をつけて使用しても、経年劣化により穴が空くこともあるため、一般的なマットレスに比べて寿命が1~3年と短いのが特徴です。

使用するまでに手間がかかる

エアーベッドをコンパクトに収納するためには、毎回空気を抜かなければなりません。そのため、収納前に空気を抜き、使用前に空気を入れる手間がかかってしまいます。なかでも、手動ポンプを採用している商品の場合は、より時間がかかってしまうでしょう。

また、収納せずに空気を入れたままにしておいても、使うたびに空気が少しずつ抜けていくため、定期的に空気を補充しなければなりません。

通気性が悪い

エアーベッドは、一般的なマットレスと比較すると、通気性が悪い傾向があります。そのため、汗や湿気による寝苦しさを感じる可能性があります。また、汗や湿気の水分を放置するとカビが生える原因となるので、清潔に使い続けるには、定期的に拭いたり吸湿性の高いパッドをエアーベッドの上に敷いたりするなどの対策が必須です。

汗や湿気による寝苦しさを感じる

臭いが気になる場合がある

エアーベッドはゴムやビニールで作られているので、臭いが気になる可能性があります。人によっては、臭いが気になって眠れなくなることもあるでしょう。使っていくうちに鼻が慣れて、気にならなくなることもありますが、苦手な人にとっては快適な睡眠を妨げる原因となるかもしれません。

就寝時に音が気になる場合がある

エアーベッドを使っていると、寝返りを打ったときの音が気になることもあります。ビニールやゴムがこすれた音を不快に感じる人もいるでしょう。動くたびに音が鳴るので、眠れなくなったり寝返りを避けたりすることで、睡眠の質が低下するケースも少なくありません。

寝心地が悪い場合がある

エアーベッドは、通常のベッドと比べると、寝心地が劣る製品が多い傾向があります。寝心地が悪いベッドを使い続けると、睡眠の質が下がり、睡眠不足につながってしまうでしょう。エアーベッドの寝心地が悪くなりやすい理由は、のちほど詳しく紹介します。


エアーベッドの寝心地が悪い原因とは

エアーベッドは一般的なベッドよりも寝返りが打ちにくく、適切な硬さになるように空気の量を調整するのが難しいことから、寝心地が悪くなりやすいとされています。ここでは、エアーベッドの寝心地が悪くなりやすい原因を紹介します。

空気が適切に入っていない

エアーベッドに空気が適切に入っていないと、寝姿勢が崩れて、寝心地が悪くなります。

例えば、空気を入れすぎると、体圧分散性が低下し、肩や腰などに圧力が集中することで肩こりや腰痛につながる可能性があります。一方、空気が少ない場合は、ベッドに身体が沈み込みすぎる原因となり、寝返りが打ちにくくなってしまうでしょう。

身体への負担を軽減し、寝返りをスムーズに打つためには、適切な空気量に調整することが欠かせません。空気を入れたままにしていても、時間が経過すると空気が抜けてしまうことがあるので、寝る前に空気が減っていないかを確認しましょう。

空気を入れすぎると、肩こりや腰痛につながる可能性があります

寝返りが打ちにくい

エアーベッドは表面に凹凸が多くあるため、一般的なマットレスよりも身体を動かしにくい構造となっています。また、寝返りを打つと、ベッドと床や身体がこすれる音がするため、その音が気になって熟睡できない人もいるかもしれません。

このように、エアーベッドは適度な硬さに調整するのが難しいだけでなく、身体を動かしにくい構造や不快に感じやすい摩擦音も、寝心地が悪くなる原因となります。

エアーベッドのメリット

エアーベッドは一般的なベッドと比べると、寝心地が劣りやすいですが、空気を抜いてコンパクトにできるので持ち運びやすいといったメリットもあります。ここからは、エアーベッドのメリットを詳しく見ていきましょう。

持ち運びに便利

空気を抜いたエアーベッドは、コンパクトに折りたためるので、手軽に持ち運びやすいメリットがあります。薄型のエアーベッドを選べば、さらに持ち運びがしやすくなるでしょう。

エアーベッドは、できるだけ荷物を少なくしたいキャンプなどのアウトドアにうってつけのアイテムです。

収納しやすい

エアーベッドの空気を抜いて、コンパクトにすれば、狭いスペースでも収納できます。部屋が狭い場合や、来客用のベッドを探している場合は、収納しやすいエアーベッドが活躍するでしょう。

コンパクトにすれば、狭いスペースでも収納できます

価格が安い

エアーベッドは一般的なベッドと比較すると、価格が安い傾向があります。手頃な価格でベッドを購入したい人は、エアーベッドを検討してもよいかもしれません。ただし、耐久性が低い傾向があるので、一般的なベッドよりも早めに買い替えが必要になる点には注意しましょう。

マットレスの硬さを自分で調整できる

エアーベッドは空気の量によって硬さが変わります。そのため、空気の量を調整しながら、自分好みの寝心地を見つけることが可能です。例えば、硬めの寝心地が好みであれば空気をしっかり入れ、柔らかい寝心地がよければ空気を少なく調整するとよいでしょう。


エアーベッドを選ぶポイント

エアーベッドを選ぶときは、厚さや空気を入れるポンプの種類、サイズなどを確認することが大切です。ここでは、エアーベッドを選ぶ際の見るべきポイントを紹介します。

エアーベッドの厚さ

エアーベッドは主に薄型と厚型の2種類があります。薄型はコンパクトに収納できる反面、寝ているときに床や地面の硬さを感じやすくなるでしょう。厚型は空気を入れるポンプがかさばりやすく、持ち運びにくさを感じる可能性があります。

エアーベッドをの厚みを選ぶ際は、それぞれの特徴を踏まえたうえで、使用シーンに合わせて選びましょう。

エアーベッドは主に薄型と厚型の2種類があります

表面の生地

エアーベッドのなかでも、表面にベロア加工やフロック仕上げがされた製品を選ぶと、肌触りのよさを楽しめます。耐久性も高まるので、表面に加工がされていないタイプよりも、長く使い続けられるでしょう。

空気を入れるポンプの種類

エアーベッドは製品によって、空気を入れるポンプの種類が異なります。ポンプの種類は、主に手動タイプと自動タイプがあり、それぞれのメリットやデメリットは以下の通りです。


メリットデメリット
手動タイプ電源がなくても、空気の出し入れができる自動タイプよりも安価な製品が多い手や足を使って空気を入れるため、手間と時間がかかる
自動タイプ自動で空気が入るので手間と時間がかからない電源がないと使えない手動タイプよりも価格が高く、重くなりやすい空気を入れるときの音が大きい場合がある

電源のない外で使う場合や、価格を抑えて購入したい場合は、手動タイプを選ぶとよいでしょう。自宅での来客用など、電源が確保できる状態で持ち運びをしない場合は、自動タイプがおすすめです。

サイズ

エアーベッドのサイズも一般的なベッドと同じく、体格に合わせて選ぶのが基本です。テントや車内で使う場合は、空気を入れたときに中に入るサイズかどうかも忘れずに確認しましょう。

ただし、サイズ小さすぎると、寝返りが打ちにくくなり、寝心地が悪くなる可能性があります。持ち運びやすさや収納しやすさを優先するあまり、コンパクトすぎるサイズを選ぶのは避けた方がよいでしょう。

耐荷重

エアーベッドを購入する際は、耐荷重も忘れずに確認しましょう。耐荷重とは、どのくらいの重さまで耐えられるのかを表した値です。例えば、耐荷重100kgのベッドの場合は「100kgまでの重さまでは耐えられる」といった意味になります。

エアーベッドを安全に使うためにも、耐荷重を必ずチェックしておきましょう。

エアーベッドを使用するときに注意すべきこと

エアーベッドを快適に使い続けるためには、敷きパッドと併用するといった注意点があります。ここからは、エアーベッドの使用時の注意点を紹介します。

敷き布団や敷きパッドと併用する

通気性や吸水性が悪いエアーベッドは、汗や湿気がたまって寝苦しさを感じやすい傾向があります。寝苦しさを解消するためには、エアーベッドの上に敷きパッドや敷き布団を敷くのがおすすめです。敷きパッドや敷き布団を定期的に手入れすれば、清潔な状態を保つこともできます。

空気漏れに対応する

エアーベッドに穴が空いたときは、補修用シールなどを使って穴をふさぎましょう。そのまま放置して、空気の量が十分でなくなると、バランスを崩してベッドから転落する可能性があります。そのような事故を避けるためにも、穴が空いたときは補修する、もしくは買い替えを検討しましょう。

エアーベッドが向いている人

エアーベッドが向いているのは、以下のような人です。

  • キャンプなどのアウトドアで使用する人
  • 来客用のベッドを購入したい人
  • 部屋が狭いのでベッドをコンパクトに収納したい人

このような場合は、エアーベッドの購入を検討してみてもよいでしょう。

日常使いならエアーベッドよりもマットレスがおすすめ

毎日使用するベッドを購入したい場合は、耐久性や寝心地を考慮すると、一般的なベッドやマットレスの方がおすすめです。

ベッドの寝心地が悪いと、睡眠の質が下がり、寝不足の原因となってしまいます。寝不足は免疫力や集中力の低下など、身体にさまざまな悪影響を与えます。特別な理由がない限りは、一般的なベッドやマットレスの購入を検討しましょう。

耐久性や寝心地を考慮すると、一般的なベッドやマットレスの方がおすすめ

まとめ

エアーベッドはアウトドアで使用したい人や、来客用のベッドを購入したい人にとっては使い勝手がよいですが、一般的なベッドと比べると寝心地が劣る傾向があります。毎日使用するベッドを探している場合は、一般的なベッドやマットレスを購入するのがおすすめです。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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