公開日:2023.07.12
更新日:2023.07.10
寝起きに倦怠感があったり、身体に痛みを感じたりする場合は、マットレスが身体に合っていない可能性があります。また、マットレスを探しているうちに「ゾーニング構造のマットレス」がよいと耳にし、どのようなメリットがあるのかが気になっている人もいるかもしれません。
そこで今回は、ゾーニング構造のマットレスのメリットや注意点を紹介します。ゾーニング構造のマットレスを選ぶときのポイントもまとめているので、すっきりと目覚められるようなマットレスを探している人も、ぜひ参考にしてみてください。
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ゾーニング(Zoning)には、分ける・区分するという意味があります。
マットレスのゾーニング構造は、頭や肩、腰などの部位の位置ごとに硬さが異なる構造のことです。例えば、肩や足部分は柔らかめ、腰部分を硬めの寝心地にすることで、包み込むようなフィット感を残しつつ、負担のかかりやすい腰をしっかりと支えられます。腰部分を反発力のある少し硬めの素材にすることで、寝返りが打ちやすくなるため、肩こりや腰痛を和らげる効果が期待できるでしょう。
また、ポケットコイルマットレスであれば、中央に太めのコイルを集中させることで負担のかかりやすい腰部分の反発力を高めたり、マットレスの外周付近に太めのコイルを使って端部分の沈み込みを抑えたりすることができます。
ゾーニング構造のマットレスには、その配置方法によって寝返りがしやすくなったり、横向きで寝やすくなったりするなどのメリットがあります。ここでは、ゾーニング構造のマットレスを選ぶメリットについて詳しく解説していきます。
寝ている間は、腰やお尻周辺に最も体重がかかりやすく、腰やお尻がマットレスに過度に沈み込むと、寝返りが打ちにくくなってしまいます。
寝返りには、睡眠中にかかる身体への負担を軽減したり、寝具の中の熱や湿気を逃がしたりする役割があります。そのため、適度に寝返りが打てないと、睡眠の質が低下し、寝不足になる可能性が高まるでしょう。
腰やお尻部分にほどよい反発力があるゾーニング構造のマットレスを選ぶと、寝返りが打ちやすくなり、睡眠の質を高める効果が期待できます。
肩の部分が柔らかく、腰の部分が硬めのゾーニング構造のマットレスは、横向きで快適に眠りやすいメリットがあります。
横向きで寝るときは、肩や腰に大きな負担がかからないように、背骨と床がまっすぐ平行になっている姿勢が理想的とされています。肩部分が柔らかく、腰部分が硬くなっているゾーニング構造のマットレスで寝ると、肩が深く沈み込み、腰は沈み込み過ぎないので、背骨が曲がりにくくなります。このような構造のマットレスを選ぶと、横向き寝でも理想的な寝姿勢をキープしながら快適に眠れるでしょう。
マットレスは、腰部分などの圧力が集中する場所がへたりやすくなります。マットレスのへたりは、寝姿勢が悪くなったり寝返りが打ちにくくなったりする原因となるため、へたりを感じたときは早めに買い替えるのが理想的です。
腰部分に硬めの素材を多く配置したゾーニング構造のマットレスを選べば、腰部分がへたりにくいので、他のマットレスよりも寿命が長く、快適に使い続けやすいでしょう。
ただし、すべてのゾーニング構造のマットレスが耐久性が高いわけではないため、選び方には注意が必要です。
ゾーニング構造のマットレスを購入して後悔しないためには、メリットだけでなく注意点を押さえておくことも大切です。ここからは、ゾーニング構造のマットレスを選ぶ際の注意点を紹介します。
ゾーニング構造のマットレスは通常のマットレスと比較すると、複雑なつくりになっているので、製造工程が増えて価格が高くなりやすい傾向があります。価格を抑えることを優先すると、納得のいくゾーニング構造のマットレスを見つけるのが難しくなるでしょう。
マットレスは低価格を重視しすぎると、寝心地が悪くなる可能性があります。低価格なマットレスは耐久性が低い場合もあり、すぐに買い替えが必要になる可能性があるので、価格と品質のバランスを意識して選ぶことが大切です。
ゾーニング構造のマットレスを使っていても、寝る場所がずれると寝心地が悪くなってしまう可能性があります。例えば、腰を支えるために腰部分を硬めの構造にしていても、寝ている間に腰の位置がずれてしまったら効果が薄れてしまうでしょう。
体格がよい人や寝相が悪い人は、ゾーニング構造のよさを最大限得られない可能性があります。自分に合うか不安な場合は、ショールームなどで実際に寝心地を確かめてから購入したり、無料のお試し期間が設けられていたりする商品を選ぶのがおすすめです。なお、お試し期間のルールはメーカーによって異なるので、購入前に確認しておきましょう。
マットレスを長持ちさせるためには、上下を入れ替えたり裏表をひっくり返したりして、寝る面を適度にローテーションするのが効果的です。ところが、ゾーニング構造のマットレスのなかには、ローテーションができない製品もあります。
マットレスの寝心地のよさを長持ちさせたい人は、ローテーションができるマットレスかどうかを事前に確認しておきましょう。
ゾーニング構造のマットレスを選ぶときは、厚みや通気性、耐久性を確認しておくと、納得のいくものが見つかりやすくなります。最後に、ゾーニング構造のマットレスを選ぶときに見るべきポイントを紹介します。
ゾーニング構造には、沈み込み過ぎるのを防止する「センターハード」や、体圧分散性を高める「プレッシャーリリーフ」、端部分の沈み込みを防止する「エッジサポート」などがあります。
どのゾーニング構造が適しているかは、体格や寝姿勢、一緒に寝る人数によって異なります。肩や背中に圧迫感を感じたり、マットレスの端で寝ているときの沈み込みが気になったりする場合は、その状況に合わせたゾーニング構造のマットレスを選びましょう。
マットレスの厚みも、寝心地を左右する重要な要素です。なかでも厚みのあるマットレスは、底付き感が出にくく、肩こりや腰痛を防ぐ効果が期待できます。身体への負担を軽減するためには、折りたたみマットレスなら10cm以上、一枚ものであれば20cm以上の厚みのマットレスを選びましょう。
ただし、ベッドフレームの形状によっては、マットレスが厚すぎると設置できない場合があるので、ベッドの構造を確認したうえで購入することが大切です。
ゾーニング構造のマットレスを選ぶときは、蒸れにくい素材や空気が循環しやすい構造であるかを確認しましょう。通気性が悪いと、寝苦しさを感じて睡眠の質が下がるだけでなく、カビやダニが発生しやすくなります。
ゾーニング構造のマットレスのなかには、空気孔を開けることで硬さを調整しているものもあります。空気孔には通気性を向上させる効果もあるので、そのようなマットレスを選べば寝苦しさを感じることも少なくなるでしょう。
価格が高い傾向にあるゾーニング構造のマットレスは、長く快適に使い続けられる耐久性に優れた製品を選ぶことも大切です。
特にポケットコイルマットレスやボンネルコイルマットレスなどのスプリングタイプは、耐久性が高い特長があります。また、マットレスの上下・裏表を入れ替えられる構造を選ぶと、寝る面をローテーションでき、長持ちしやすくなるでしょう。
マットレスのゾーニング構造は、頭や肩、腰などの部位の位置ごとに硬さが異なる構造のことです。肩や足部分は柔らかめ、腰部分を硬めにすることで、包み込むような寝心地を実現しつつ、腰への負担を和らげる効果が期待できるでしょう。
自分に合うゾーニング構造のマットレスを選ぶことができれば、寝返りがしやすくなったり、横向きで寝やすくなったりするメリットがあります。
ただし、他のマットレスと比較すると価格が高くなりやすく、寝る場所がずれると寝心地が悪くなる可能性があります。ゾーニング構造のマットレスを選ぶときは、厚みや通気性、耐久性にも目を向けると、より自分に合ったものが見つかりやすくなるでしょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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