公開日:2023.07.07
更新日:2024.03.04
大きくて重さのあるマットレスを使っていると、移動したり陰干しをしたりする際に苦労する人も多いでしょう。マットレスの重さは、種類やサイズ、厚さなどによって異なるので、購入前にどれほどの重さになるのかを確認しておくことが大切です。
この記事では、マットレスの重さの目安や、重いマットレスを使うデメリットを紹介します。マットレス選びで重さ以外に重視したいポイントも紹介するので、マットレスの買い替えを検討されている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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マットレスの重さは、種類やサイズによって以下のように異なります。
シングル | セミダブル | ダブル | |
低反発ウレタン | 4〜6kg | 5〜7kg | 6〜8kg |
高反発ウレタン | 3〜14kg | 4〜14kg | 5〜17kg |
ボンネルコイル | 13〜20kg | 16〜21kg | 17〜22kg |
ポケットコイル | 19〜24kg | 23〜29kg | 27〜33kg |
高反発ファイバー | 6〜9kg | 8〜11kg | 9〜13kg |
ラテックス | 8〜12kg | 11〜14kg | 13〜17kg |
マットレスの重さは、厚みや構造、種類によって異なるので、これらの重量はあくまでも目安として活用ください。また、マットレスはファイバー、ウレタン、ラテックス、コイルの順に重くなるのが一般的です。
商品情報にマットレスの重量が記載されていないこともあるので、気になる場合は販売元に問い合わせてみましょう。
低反発ウレタンマットレスは、身体の曲線に合わせてゆっくりと形を変えるのが特徴で、包み込まれるような寝心地が楽しめます。また、横向き寝をしたときには、肩部分の圧迫感を軽減したり、寝返りの回数を抑えて睡眠の質を向上させたりする効果が期待できます。
高反発ウレタンは、身体をしっかりと支える硬めの寝心地で、寝返りが打ちやすい特長があります。寝返りを打つことで、特定の部分に圧力が集中するのを防止できるので、肩こりや腰痛に悩んでいる人におすすめです。
ボンネルコイルマットレスは、複数のコイルをワイヤーで連結させ、その上をウレタンなどで覆った構造のマットレスです。身体を面でしっかりと支えるため、寝心地はやや硬めです。
ボンネルコイルマットレスは、重さが20kgを超える場合があるのでメンテナンスや引っ越しに苦労することも考えられます。しかし、沈み込みすぎない快適な寝心地を得られたり、マットレスに湿気や熱がたまりにくかったりするなど、ボンネルコイルには多くのメリットがあります。
ポケットコイルマットレスは、独立したコイルを不織布で包み、全体に敷き詰めた構造のマットレスです。マットレスの厚みが20cm以上となっている場合が多く、一人では移動できないほどの重いものもあります。
それぞれのコイルが独立しているため、隣に人が寝ていても振動が伝わりにくく、朝までぐっすり眠れるのが嬉しいポイントです。
高反発ファイバーマットレスは、繊維を網目状に絡めて作られるファイバー素材を使用したマットレスです。高反発ファイバーは、通気性が優れていてメンテナンスがしやすい素材なので、カビやダニの発生を防ぎやすいのが特長です。
丸洗いできるものが多いので、マットレスを洗濯をして清潔に保ちたい方に向いています。
ラテックスマットレスは、ゴムの木から採取された樹液を原材に作られたマットレスです。
沈み込みすぎない適度な硬さが特長で、身体がしっかりと支えられている快適な寝心地が得られます。ラテックスは耐久性に優れているので、適切なメンテナンスをすれば長く使い続けられるのも嬉しいポイントです。
一般的に、マットレスは重量が重いほど耐久性が高いといわれています。
重いマットレスは、高密度な素材や耐久性のあるコイルが使用されているため耐久性が高く、寿命は長くなる傾向があります。ただし、マットレスは重くなるほど値段が高くなる傾向があり、移動やメンテナンスが難しくなるので注意が必要です。
マットレスを購入する際は、重さと耐久性に加えて、メンテナンスのしやすさなども考慮しながら選ぶとよいでしょう。
なかには、マットレスの中のウレタンに砂を混ぜるなどして密度や重量の数値をごまかしている商品があります。そういった商品は耐久性が上がらないだけでなく、寝心地も悪くなってしまうので注意が必要です。
マットレスが重すぎると、移動や手入れが大変になったり、腰を痛めたりする可能性があります。ここでは、購入前に知っておきたいデメリットを紹介します。
重いマットレスは、一人で移動させることが難しいため、引っ越しや模様替えをする際の負担が大きくなります。セミダブル、ダブルなどの大きいサイズのマットレスは、二人で運ぶことも難しい場合があります。
転勤などで引っ越しを頻繁にする場合は、シングルベッドを二つ並べて使うのがおすすめです。シングルベッドを二つ並べるメリットや使用時のポイントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
重いマットレスは持ち上げることが難しいので、陰干しやローテーションなどのメンテナンスが疎かになることが考えられます。両面使用のマットレスは、定期的なローテーションによって長持ちさせることができますが、重いマットレスを持ち上げると腰を痛めてしまう可能性があります。
陰干しやローテーションなどのメンテナンスができない状況が続くと、マットレスの劣化を早めてしまうことになるので、メンテナンス性も考慮しながらマットレスを選びましょう。
マットレスに湿気がたまると、カビやダニが発生してしまい、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。加えて、マットレス内部のコイルを劣化させてしまう原因になるので、定期的に陰干しすることが重要です。
陰干しが難しい場合は、すのこベッドを使用して通気性を確保したり、マットレスプロテクターを使ったりするのがおすすめです。マットレスを清潔に保つためにも、メンテナンスのしやすさを重視しながらマットレスを選びましょう。
メンテナンス性や移動のしにくさなどのデメリットを踏まえると、重いマットレスを避けたいと考える人も多いでしょう。しかし、軽さだけを優先してマットレスを選ぶと、かえって身体に負担がかかる場合があります。
ここでは、マットレス選びで重さ以外に重視したいポイントを紹介します。
マットレスの硬さは、寝心地に影響する重要なポイントです。
マットレスの理想の硬さは、性別や体重、年齢、寝姿勢、好みによって異なります。例えば、横向きで寝る人は柔らかめのマットレスが適しており、仰向けで寝る人は硬めのマットレスが向いています。
理想的な硬さを選ぶためには、店舗で実際に寝てみて自分の好みの寝心地を探すのがおすすめです。
マットレスのサイズは、使用する人数や体型に合わせて選ぶことが大切です。
例えば、一人で使用する場合でも、シングルサイズで寝返りが打ちにくければ、セミダブルサイズを選ぶ方がよいケースもあります。ただし、サイズが大きくなるほど重さが増すので、メンテナンス性も考慮しながらマットレスを選びましょう。
マットレスを選ぶ際は、重さや寝心地、メンテナンス性に加えて、体圧分散性にも注目しましょう。体圧分散とは、身体にかかる圧力を均等に分散させることをいい、肩こりや腰痛を和らげるだけでなく、睡眠の質を向上させる効果も期待できます。
体圧分散性の高いマットレスを使うメリットやおすすめの商品は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
マットレスにカビが発生する主な原因は、寝汗と湿気です。人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくといわれているため、湿気をためにくい通気性のいいマットレスを選ぶことが重要です。
湿気が気になる方は、マットレス内部の湿気を逃しやすい構造となっているボンネルコイルマットレスや側面に通気孔が付いているタイプのマットレス、高反発ファイバータイプを選ぶとよいでしょう。
通気性のいいマットレスを選ぶポイントとおすすめの商品は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
重いマットレスは、引っ越しやメンテナンスをすることが難しいデメリットがあります。しかし、重さだけに注目してマットレスを選ぶと、耐久性が低かったり、寝心地が悪くなったりする可能性があります。
マットレスを購入する際は、硬さやサイズ、体圧分散性、通気性に注目したうえで自分に合ったマットレスを選びましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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