【タイプ別】ベッドフレームのおすすめ15選！選び方やマットレスなどについても併せてご紹介

ベッドの枠組み部分になるベッドフレームは、部屋のなかでもスペースをとる大きな家具です。さまざまな種類やデザインがあり、機能も異なるため、新しく購入する際はどれにすればいいのか悩む人は多いでしょう。ベッドフレームは機能面だけでなく、部屋づくりの重要なアイテムにもなるので納得のいくものを選びたいですよね。

本記事では、ベッド・マットレスの選び方、おすすめベッド通販サイトや有名マットレスメーカーなどを詳しく解説します。そのほか、タイプ別におすすめのベッドフレームも紹介しますので、ベッドフレームの購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

おすすめのベッドフレームの選び方

ベッドフレームは多くの種類があるため、どうやって選べばいいのか迷うものです。ここでは、おすすめの選び方を紹介します。6つポイントがあるので、それぞれ見ていきましょう。

ライフスタイルに合わせてサイズで選ぶ

住環境や使用人数などによって、ベッドフレームの適切なサイズが変わります。自分のライフスタイルに合ったベッドフレームのサイズを選ぶことが大切です。サイズは「シングル」「セミダブル」「ダブル」「クイーン」「キング」などがあります。1人で使う場合は、コンパクトに置けるシングルが向いています。大柄の人や寝相が悪い人などは、シングルよりもゆとりがあるセミダブルのほうが使いやすいでしょう。標準体型の大人2人で使う場合は、ダブルやクイーンがおすすめ。クイーンだと大人2人でも余裕のあるサイズです。キングサイズは、大人2人の使用でさらにゆったりと寝たい場合や大人2人と小さな子供1人の家族3人で使いたい場合に適しています。

自分の生活に合ったフレームの高さを選ぶ

ベッドフレームの種類には、以下のようなタイプがあります。

• 脚付きタイプ
• ロータイプ

掃除のしやすさを重視するなら脚付きがおすすめです。部屋を広く見せたい場合はロータイプが向いています。足腰が弱い人は、立ったり座ったりがしやすい高さのフレームを選ぶとよいでしょう。見た目や使い勝手などを考慮して、自分の生活に合ったフレームの高さを選びましょう。

機能性で選ぶ

ベッドフレームの機能性もチェックしておきたいポイントです。収納スペースがほしいなら収納付きベッドがおすすめです。布団を干したい人や部屋を広く使いたい人には、折り畳みタイプが向いています。

デザイン性で選ぶ

ベッドフレームには、ヘッドボードと呼ばれるベッドの頭側に板や棚が付いているデザインのものがあり、主に以下の3つのタイプが挙げられます。

• 棚付きタイプ：
  目覚まし時計やスマホなどの小物が置けるタイプ。コンセント付きならスマホを充電したり、ライトを置いたりできる。
• パネルタイプ：
  板が付いているだけのタイプ。枕やマットレスが落ちるのを防ぐ役割がある。
• クッションタイプ：
  レザーや布製などのクッション性があるタイプで、背もたれとしても利用できる。

フレームの素材で選ぶ

フレームの素材によって見た目や使い勝手が異なるため、こだわる人は素材にも注目するとよいでしょう。代表的な素材と特徴は以下のとおりです。

・木製

木材はよく使われている素材で、木特有のぬくもりを感じられるのが特徴。重量があるので移動がしにくい場合もあるが、丈夫なものが多い。

・スチール（金属製）

比較的安価で軽量なのが特徴。軽いため模様替えがしやすい。ただし、軋みやすいので寝返りのときに音が気になる人は注意が必要。

・ファブリック（布製）

布製なので汚れが落ちにくい面があるものの、肌触りがよく、柔らかい雰囲気を演出できるのが魅力。

・レザー（革製）

見た目に高級感がある。汚れがすぐに落とせるので掃除がしやすい。

マットレスとのセット商品を選ぶ

ベッドフレームとマットレスがセットになった商品も販売されているので、それぞれ単品で選ぶ手間を省きたい人におすすめです。ただし、セット商品は単品で購入する場合に比べて選択肢が少ないことも。自分好みのマットレスを選べないケースもあるので注意が必要です。とはいえ、別々で選ぶ手間が省けるため、すぐに購入したい人や引越しなどで時間がない人は選択肢の1つとして検討してみましょう。

ベッドフレームにはどんなメリットがある？

ベッドの枠組みの部分を指すベッドフレームには、多くのメリットがあります。まず、毎朝寝具を畳んで片付ける手間がかからず、目が覚めて立ち上がるまでの動作が楽なので身体の負担が少なくて済むメリットがあります。また、すのこ仕様のベッドフレームなら通気性に優れているため、マットレスに湿気が溜まりにくく、カビ予防につながるメリットも。さらに、布団を床に敷いたときよりも寝床が高い位置になるので、埃を吸い込みにくいのも魅力です。快適な睡眠環境を整えたい人には、ベッドフレームがおすすめです。

おすすめのベッド通販サイト3選！

さまざまなメーカーがベッドフレームを販売していますが、なかでもおすすめのネット通販サイトを3つ紹介します。それぞれ特徴があるので見ていきましょう。

ビーナスベッド

ビーナスベッドは、岡山県に国内最大級のショールームを構えるベッド・寝具専門店です。ビーナスベッドは品質への高いこだわりをもち、上質でコスパのよい商品を見つけられるのが特徴です。商品の送料はベッド・マットレス全品無料で、組み立てや設置、梱包材回収まで無料で対応。また、専門のアドバイザーにメールや電話で問い合わせできるため、気になることを相談したり、買い替えなどをスムーズに行えたりするメリットがあります。高品質でコスパのよいベッドがほしい人や組み立て・設置までお任せしたい人におすすめです。

neruco（ネルコ）

ベッドを扱う通販専門サイトのネルコは、豊富な品揃えが特徴です。商品は北欧風やヴィンテージ風などにカテゴリー分けされているので、自分の部屋の雰囲気に合わせてベッドを選べるのも魅力です。送料は商品ごとに設定されており、組み立て設置は対象商品であれば有料で対応してくれます。豊富なラインナップのなかから選びたい人に向いています。

RASIK（ラシク）

ラシクは、ベッドを中心に販売する実店舗や販売店舗を持たない通販限定のサイトです。ソファや収納家具なども取り扱っているので部屋のテイストを揃えたい場合にも利用しやすく、組み立て・設置は提携先の「ANYTIMES」に申し込むことで利用可能です。ラシクは商品を自社で開発して中間コストを省くことで、低価格・高品質を実現しています。送料は一部の地域を除き無料です。価格を重視したい人に向いています。

木製ベッドのおすすめ

収納付きベッドのおすすめ

パイプベッドのおすすめ

ロフトベッドのおすすめ

畳ベッドのおすすめ

ベッドはどこで買うのがいい？

ベッドを購入できるところは大きく分けて2つあり、「家具の量販店や専門店などの実店舗」または「ベッドを取り扱う通販サイト」になります。

実店舗の場合、実店舗に行く手間や交通費がかかるデメリットがありますが、実際に商品を確認したり、店員のサポートを受けられたりするメリットがあります。

一方、通販サイトは商品は試せませんが、ラインナップが豊富で簡単に購入でき、実店舗よりも比較的安く手に入るのが魅力です。

商品を試したり、睡眠に関する相談をしたりしたい人は、実店舗のある量販店や専門店が向いています。豊富なラインナップから選びたい人や実店舗に行く手間を省きたい人は、通販サイトの利用がおすすめです。それぞれメリット・デメリットが異なるので、自分に合う購入先を選ぶとよいでしょう。

種類別のマットレスの選び方

ベッドフレームにはマットレスが必要になりますが、マットレスの種類は大きく分けて「コイルマットレス」と「ノンコイルマットレス」の2つがあります。それぞれの違いと選び方を紹介します。

コイルマットレスで選ぶ

コイルマットレスとは、マットレスの中にスプリングコイル（バネ）が入っているタイプです。コイルマットレスには主に「ボンネルコイルマットレス」と「ポケットコイルマットレス」の2種類があります。

・ボンネルコイルマットレス

連結されたコイルを使用。面で体を支えるため横揺れしやすいが、寝返りが打ちやすい特徴がある。

・ポケットコイルマットレス

独立したコイルが使われていて、点で体を支える。体圧分散性に優れているので、横揺れによる振動が伝わりにくい。ボンネルコイルコイルマットレスよりも値段が高い傾向にある。

それぞれ寝心地が大きく変わるため、自分に合ったものを選びましょう。

ノンコイルマットレスで選ぶ

ノンコイルマットレスは、コイルが入っていないタイプで、内部のクッション層にコイル以外の素材を使っているものになります。使用されている主な素材としては、ウレタンやファイバーが挙げられます。また、少数派ですがラテックスやゲルなどもあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

・ウレタン

湿気や紫外線に弱く、経年劣化が早いが、衝撃吸収性に優れているので振動が伝わりにくい特徴がある。

・ファイバー

熱に弱い面があるが、空洞が多い素材のため通気性に優れている。商品によっては水洗いできる。

・ラテックス

素材が天然ゴムになるため、ゴムアレルギーの人は使えないので注意が必要。反発力が高く寝返りがしやすい特徴がある。

・ゲル

特殊な樹脂で作られた素材。体圧分散性に優れ、寝心地は柔らかい。

おすすめの有名マットレスメーカー5選

マットレスメーカーは数多くあるため、どれを選べばいいのか迷う人は多いでしょう。ここでは、おすすめの有名マットレスメーカーを5つ紹介します。

SIMMONS（シモンズ）

シモンズは、1870年に設立されたアメリカの老舗メーカーです。独自の技術により、世界で初めてポケットコイルの商業化に成功した実績があります。シモンズのマットレスは寝返りの振動が伝わりにくく、しっかりとした硬めの寝心地と高い耐久性が特長で、現在では一流ホテルや全国の宿泊施設に導入されています。上質な寝心地を追求したい人におすすめです。

Sealy（シーリー）

シーリーは、1881年にアメリカで生まれた歴史のある寝具メーカーです。科学的なアプローチで独自の快眠テクノロジーの開発にも力を入れ、心地よい眠りを追求しています。ほかのメーカーに比べてマットレスの詰め物が多い傾向があり、ふんわりとした寝心地が特長です。柔らかめのマットレスが好きな人に向いています。

Serta（サータ）

1931年に創業したサータは、アメリカの寝具メーカーで「より快適な眠り」と「健康の追求」の2つをコンセプトに掲げています。日本で販売されているマットレスは日本の契約工場で製造しており、より日本人の身体に合った寝心地に仕上げています。柔らかさと硬さを兼ね備えた寝心地が特徴で、快適な眠りと健康志向のある人におすすめです。

フランスベッド

フランスベッドは、1949年に創業した日本の寝具メーカーです。寝心地のよさやデザイン、耐久性などにこだわり、国内生産を徹底して日本の住環境と日本人の好みに合った商品を提供しています。日本製で高い品質を求める人におすすめです。

日本ベッド

1926年に創業した日本ベッドは、日本で初めてベッドを製造した老舗メーカーです。確かな品質と快適な寝心地で、国内の一流ホテルや迎賓館への豊富な納入実績があります。ポケットコイルには創業当時から力を入れて独自開発されており、日本製で仕立てのよさにこだわりたい人に適しています。

ベッドを購入する際に利用したいサービス

ベッドを購入する際に利用したいサービスが4つあるので、それぞれ紹介します。必要に応じて利用しましょう。

組み立て設置サービス

組み立て設置サービスとは、専門の業者が商品の組み立てや設置場所への移動、梱包材の回収まで行ってくれるサービスです。無料〜20,000円程度で依頼可能ですが、サービス内容や費用は購入先によって異なるため、依頼する際は事前に確認が必要です。ベッドは大きな家具なので、DIYに自信がある人以外は組み立て設置サービスを利用したほうがよいでしょう。

引き取りサービス

引き取りサービスとは、商品を購入する際に使っているベッドを引き取ってくれるサービスです。ベッドを粗大ゴミで処分する場合、解体してゴミ捨て場に持っていく必要があります。引き取りサービスを利用すれば、不要になったベッドを処分する手間が省けます。ベッドの買い替えをしたい人におすすめです引き取りサービスを行っていない店舗や有料で引き取りする店舗も多いため、あらかじめ確認しておくことが大切です。

スピード出荷

購入先によりますが、即日出荷で対応してくれるケースがあります。ただし、各購入先で最短の出荷日が異なり、即日対応してくれる場合もあれば、2週間ほどかかる場合もあるので事前に確認が必要です。今すぐベッドがほしい人は、スピード出荷に対応している購入先や商品を選びましょう。

無料トライアル（お試し期間）

一部のメーカーでは無料トライアル期間を設けている場合があります。ベッドフレームのトライアルは少ないですが、マットレスは割と多いです。寝心地や部屋に置いたときの状態を確かめられるので、ベッドやマットレス選びに不安がある人は利用してみるのも賢い方法です。使用日数などの条件はメーカーによって異なるので、利用の際はあらかじめ確認しておきましょう。

ベッドフレームを処分するときは？

ベッドフレームを新しく買った場合、古いものを処分する必要があります。処分方法としては、以下の3つが挙げられます。

• 買い替えの店舗に引き取りを依頼する
• 不用品回収業者などに買い取りを依頼する
• 粗大ゴミとして自治体に回収してもらう

買い替えの場合、購入先によっては無料で引き取ってくれることがあるので、購入時に確認しておくとよいでしょう。粗大ゴミの場合は各自治体によって処分方法が異なるため、あらかじめ確認が必要です。自分の状況に合った処分方法で正しく処分しましょう。

まとめ

大きな家具のベッドフレームは、部屋づくりの重要なアイテムです。さまざまなメーカーから数多くの商品が販売されているので迷ってしまいますが、自分のライフスタイルに合わせたサイズや機能性、デザイン性などで選ぶとよいでしょう。

ビーナスベッドでは、ベッドフレームやマットレス、寝具などを豊富に取り扱っています。日本最大級のベッドショールームを展開するほか、オンラインショップで商品の購入が可能です。納得のいくベッドフレームと快適な睡眠につながるマットレスを見つけてみてくださいね。