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枕に肩まで乗せるのは正しい寝方なの?枕の正しい使い方と選び方を紹介

公開日:2023.06.26

更新日:2023.07.06

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枕は睡眠の質に大きく関わる寝具です。さまざまなタイプがあり、頭から肩まで乗せるタイプの枕を使用している人もいるでしょう。そこで気になるのが、「肩まで乗せる枕の正しい寝方は?」「どんな枕を選べばいいの?」という点です。

本記事では、正しい寝方や枕の選び方、枕の使い方の注意点について詳しく解説します。使っている枕が合わないと感じている人や買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。


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枕は肩まで乗せて寝るのがいいの?

身体に適した寝方は体格や性別、年齢などによって異なるため、一概に枕に肩まで乗せて寝たほうがいいとはいえません。大切なのは、理想的な寝姿勢をキープできて身体に負担をかけない寝方をすることです。寝方のポイントについては、次の項目で詳しく紹介します。

身体に負担がかからない寝方のポイントとは

身体に負担がかからないように寝るにはどうすればいいのでしょうか。注意しておきたい寝方のポイントが2つあるので見ていきましょう。

マットレスと首の間に隙間がない

マットレスと首の間にできる隙間を枕で埋めると頭の重みが分散され、身体への負担が少なくなるでしょう。頭の重みが一箇所に集中してしまうと血流が悪くなり、凝りやしびれなどの身体の不調を引き起こす可能性があります。身体に負担をかけないためには、正しい寝方をすることが大切です。

フィットする枕

理想的な寝姿勢が楽にとれる

理想的な寝姿勢をとれると、人は快適に眠れるといわれています。理想的な寝姿勢とは、立っているときの姿勢をそのまま横になってキープできる状態のことです。寝姿勢は寝方によって異なり、仰向け寝の場合は背骨がゆるやかなS字カーブを描いている姿勢が理想とされ、横向き寝の場合は頭から背骨のラインがまっすぐになる状態がいいといわれています。

理想の寝姿勢

身体に合わない枕を使用するとどんな悪影響があるの?

枕が合わないと理想の寝姿勢を維持できず、身体に悪影響が及ぶ可能性があります。主に3つの症状があるので、それぞれ詳しく紹介します。

肩こり・首こり

枕の高さが適切でないと寝姿勢が崩れてしまい、首や肩に負担がかかり、肩こりや首こりなどを引き起こすケースがあるので注意が必要です。楽な姿勢を保てる枕を使うことが大切です。

頭痛

寝姿勢が崩れる枕を使っていると、寝起きに頭痛を感じることがあります。頭痛にはいろいろな種類がありますが、この場合は筋肉のこりが原因で起こる緊張型頭痛が考えられます。緊張型頭痛は頭が締めつけられるような痛みを伴うのが特徴です。枕が合わなくて頭痛がする場合は、枕の見直しを検討しましょう。

ストレートネック

高さの合わない枕を使っていると、ストレートネックがさらに悪化する可能性があります。ストレートネックとは、首のカーブが失われて真っ直ぐになってしまう状態のことです。主な原因は長時間のスマホ・パソコン操作による姿勢の崩れや、読書・料理でうつ向き姿勢になる生活習慣、加齢などにより起こるとされています。就寝中に悪化させないためには、正しい枕を使うことが大切です。

ストレートネック

正しい枕選びのポイントとは

枕を選ぶときはどんなところに注意したらいいのでしょうか。ポイントが5つあるので、自分に適した枕を選べるようにチェックしていきましょう。

高さ

枕は頭を乗せたときに理想的な寝姿勢を保つことのできる高さを選びましょう。枕が高すぎたり、低すぎたりすると、首が不自然な角度になったり、寝返りがスムーズに打てなかったりするため、肩こりや首こり、頭痛の原因になる可能性があります。理想の高さは性別や体格などによって異なりますが、男性や大柄の人は高めが合いやすく、女性や小柄な人、細身の人は低めがおすすめです。

硬さ

枕が硬すぎる場合、枕と首のカーブがフィットせず、隙間ができる可能性があります。逆に柔らかすぎると寝返りが打ちにくくなり、身体がこる原因になることも。適度な硬さの枕を選ぶことが大切です。枕は触るだけで決めず、枕に頭を乗せて確認しておくとよいでしょう。

サイズ

枕のサイズは、寝返りが十分に打てる横幅のあるものを選びましょう。小さいサイズだと枕から頭が落ちて寝姿勢が崩れてしまい、肩こりにつながる場合があります。一般的に、枕には以下の3つのサイズがあります。

  • 小さめ:約50×35cm
  • 標準:約63×43cm(Mサイズ)
  • 大きめ:約70×50cm(Lサイズ)

どれがいいか迷う場合は、標準サイズを選ぶとよいでしょう。

横幅のある枕

素材

枕に使われている素材は、低反発・高反発ウレタン、パイプ、羽毛などのさまざまな種類があります。同じ高さの枕でも素材によって寝心地が異なるので、試してみて好みの素材のものを選ぶとよいでしょう。また、人は寝ている間に汗をかくため、通気性・吸湿性・放熱性に優れている素材を選ぶことも大切です。洗濯可のものであれば、こまめに洗えるので衛生的です。枕の代表的な素材と特徴は、以下のとおりです。

素材特徴
低反発ウレタン頭や肩にフィットして優しく支える
高反発ウレタン適度な反発力とフィット感がある
パイプ通気性・耐久性が高く、水洗いできる
ポリエステルわた柔らかく、弾力性がある
ファイバー通気性が高く、水洗いできる
羽毛通気性・吸湿性・保温性に優れている
そばがら通気性・放熱性が高く、安定感がある

マットレスとのバランス

マットレスによって身体の沈み方が異なると、適切な枕の高さも変わるので要注意です。枕の高さはマットレスに合わせて調整するか、マットレスの見直しを検討することが大切です。枕を選ぶときは、マットレスとのバランスもチェックしておきましょう。


注意すべき枕の使い方とは

枕の使い方で注意すべきことはあるのでしょうか。ポイントが2つあるので紹介します。

頭が枕にしっかりと乗っていない

枕に軽く頭を乗せているだけの寝方だと、首が宙に浮いてしまう状態になるので肩こりや首こりなどが起こる可能性があります。寝るときは頭が枕にしっかりと乗るようにして、首をサポートできるとよいでしょう。

枕の向きを間違っている

高反発・低反発枕、ラテックス枕のような2つこぶがついている枕には、正しい向きがあります。枕のこぶが小さいほうを後頭部側に当て、こぶが大きいほうを首側にするのが正しい使い方です。首に枕が沿う形になるので自然なカーブを保ちやすくなります。誤った使い方をしている場合は、寝姿勢が悪くなって呼吸がスムーズにできなくなったり、首がこったりするリスクがあるため注意が必要です。

肩まで乗せられる大きな枕を紹介

肩まで乗せられる枕を使うことで首がしっかりとサポートされ、理想の寝姿勢を保ちやすくなります。主に2つのタイプの枕があるので紹介します。

頭から肩までを乗せるタイプ

頭から肩までを乗せられるタイプの枕です。上半身にかかる圧力を分散でき、フィット感があります。

肩まで乗せられる枕

頭から背中までを乗せるタイプ

頭から背中までを乗せられるタイプです。身体の広範囲を支えてくれ、仰向け寝がしやすい特徴があります。

背中まで乗せられる枕

肩まで乗せられる大きな枕のメリットとは

頭から肩まで枕に乗せられるので、上半身にかかる圧力が分散できて、理想の寝姿勢をキープしやすいメリットがあります。理想の寝姿勢がとれると、睡眠の質の向上にもつながるでしょう。

肩まで乗せられる大きな枕が向いている人

肩まで乗せられる大きな枕は、寝起きの肩こりや首こりに悩んでいる人におすすめです。頭と肩の隙間を枕で埋められるので、首や肩にかかる負担を減らせるでしょう。

肩まで乗せられる大きな枕の注意点とは

枕によっては寝返りがスムーズに打てないケースがあるので、横向き寝を好む人にはあまり向かないことも。また、通気性があまりよくないウレタン製が多いため、カビの発生にも注意が必要です。ただしカビに関しては、枕を陰干ししたり、こまめにカバーを洗濯したりして湿気がたまらないようにすれば対策できますので、過度に心配する必要はありません。

まとめ

正しい寝方は体格などによって異なるため、枕に肩まで乗せて寝たほうがいいかは、理想的な寝姿勢をキープできるかどうかで判断するとよいでしょう。肩まで乗せる枕の場合、マットレスと首の間にできる隙間が埋まって体圧分散できるため、上半身に負担がかかりにくいメリットがあります。枕は自分の身体に適した高さや硬さ、サイズなどに気をつけて選ぶことが大切です。

ビーナスベッドでは、さまざま種類の枕を取り扱っています。この機会に、睡眠の質の向上につながる自分の身体や好みに合った枕をぜひ見つけてみてください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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