公開日:2023.06.23
更新日:2023.11.28
目次
寒くなる時期は乾燥が気になります。しかし、どのように対策を行えばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。乾燥対策をする場合、加湿器の利用が一般的ですが、他にもさまざまな加湿方法があります。本記事では、加湿器なしでも加湿する方法や自作でできる加湿アイテムなどについて、詳しく解説します。部屋の乾燥が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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部屋が乾燥していると、粘膜の防御機能が低下し、細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなります。さまざまな体調不良を招くおそれがあるため、乾燥には注意が必要です。この場合、加湿器を使うことで対策できますが、持っていなかったり、電気代や手入れの面から利用を控えたりしているケースもあるでしょう。
実は、加湿器がなくても他のもので代用できます。自分の部屋はもちろん、ホテルの部屋などの加湿にも使えて便利です。
ここからは、加湿器なしでも加湿できる15の方法を紹介します。身の回りにあるもので簡単にできて効果が高いので、ぜひ自分に合った方法を試してみましょう。
洗濯物を部屋干しすると、加湿器を利用しているのと同様の状況になります。洗濯物が乾く際に水分が蒸発することで、部屋の湿度が上昇するからです。ただし、洗濯物が多い時などでは湿度が上がりすぎる可能性もあります。その場合は窓を開けて湿度を調整するとよいでしょう。
入浴後、お風呂の扉を開けたままにしておくと、蒸気が部屋に流れ込んで加湿されます。しかし、この方法は、風呂場が加湿したい部屋から遠いと効果が少ない点がデメリットです。一人暮らしのワンルームや風呂場と居室が近い場合などにおすすめします。
喉を保護するためにも、寝室の加湿は重要です。濡らしたタオルをハンガーにかけて吊るしておくだけでも加湿できるので、ぜひ試してみましょう。エアコンや扇風機を使っているなら、風が当たる位置にかけておくと水分が拡散され、さらに効果的です。生乾き臭の発生を防ぐためにも、タオルは必ず清潔なものを使用するのがポイントです。
鍋ややかん、電気ケトルなどでお湯を沸かすだけでも加湿 の効果があります。特に、キッチンに面した部屋の加湿に適した方法ですが、空焚きには注意が必要です。火にかけたまま放置しないようにしましょう。また、部屋で鍋料理をすることでも加湿されます。
コップに水を入れて置いておくだけでもよいです。この場合、コップだけでなく、ガラス瓶や花瓶などを利用するとインテリアにもなるのでおすすめです。部屋数が多い家や、会社のデスク周りにぴったりな方法だと言えます。
お湯や水を入れたお皿にスポンジを浸けておくのも簡単な加湿方法の一つです。スポンジがフィルターの役目をし、加湿器の代わりとなります。部屋の雰囲気に合わせた色やおしゃれなデザインのスポンジを選んでみましょう。
部屋に霧吹きをして水分をミスト状に拡散させる方法もおすすめです。カーテンやラグ、ソファーなどの布製品に吹き付けると効果的ですが、濡らしても問題ない生地かあらかじめ確認しておきましょう。また、霧吹きの水の中にアロマオイルを入れると、癒し効果や消臭効果も期待できます。
観葉植物を置くだけでも加湿効果があります。植物には、根から水分を吸い上げて外に放出する性質があり、それによって空気中の水分が増えるのです。観葉植物は、インテリアや鑑賞に用いるだけでなく、天然の加湿器としてもおすすめだと言えます。
美容スチーマーを肌にあてることで肌の乾燥が予防できるのはもちろん、加湿器代わりにもなります。スチーマーを使用している間は部屋に蒸気が漂い、加湿の効果も得られます。
エアコンを暖房として利用している方も多いでしょう。エアコンは風を吹き出し続けるため、使っていると部屋が乾燥してしまいます。この場合、エアコンの代わりに石油ヒーターを使用するとよいです。石油ヒーターは、燃焼時に水蒸気を発生させることから、部屋が乾燥しにくくなります。エアコンによる乾燥が気になるなら、検討をおすすめします。
部屋の床や窓を水拭きするのもよい方法です。掃除機でホコリを吸い取ってから水拭きすることで、部屋中の水分量が増え、加湿効果が期待できます。また、水拭きした場合の方が掃除機だけに比べて部屋の清潔が保てる点もメリットです。
熱帯魚などを飼育している場合、水槽の蓋を少し開けるだけでも部屋が加湿されます。ただし、蓋を開けている状態では水分が蒸発し、水槽の水量が減少してしまいます。そのため、定期的な水の補充を忘れないようにすることが大切です。
キッチンのシンクや洗面器にお湯を張るのもおすすめです。水よりもお湯の方が蒸発が早いため、即効性があります。特に、キッチンに面した部屋の加湿に高い効果があるでしょう。また、張ったお湯を流す際に配管の汚れも流れることから、気になるにおいやぬめり、詰まりの解消にも効果的です。
濡れタオルは干しておくだけでなく、部屋の中で大きく振り回しても加湿効果が高いです。濡れタオルから水分が部屋中に回ることで湿度が上がり、空気の循環にもなります。この場合、水が滴らないよう、しっかり絞った濡れタオルを使いましょう。
カーテンを洗ってそのまま干すことも加湿になります。乾かす手間が省け、部屋の空気も清潔になるといった点がメリットです。また、湿度が上がりすぎた場合は、窓の開閉で調節ができます。
加湿器の代わりとして洗濯物や濡れタオルなどを部屋干しする場合、加湿しすぎることがデメリットになります。湿度が上がりすぎると結露やカビが生える原因になるため、窓を開けて換気をしたり、いったん外に干したりするなどの工夫が必要です。また、室内に洗濯物や濡れタオルを干すことによって、生乾き臭が気になる場合があります。部屋干し用洗剤を使用したり、扇風機やサーキュレーターなどを活用して生乾きにならないように気をつけましょう。
他にも、干した洗濯物や濡れタオルに料理やたばこのにおいが付着することもあるので、部屋干しの時間や場所に気をつけることも重要です。
次に、加湿器の代わりになるアイテムを自作する方法を6つ紹介します。どれも、家にあるもので簡単に作ることができます。ぜひやってみてください。
コーヒーフィルターは加湿するのにおすすめのグッズです。2~3枚を好きな形にまとめ、水の入った容器にセットするだけで簡易加湿器が完成します。きれいな容器を使うことでインテリアにもなり、コーヒーフィルターはいつでも簡単に取り替えられます。
フェルト生地でも加湿器が作れます。コーヒーフィルターと同様、好きな形に切って水の入った容器に入れるだけで完成します。コーヒーフィルターとは異なり、好きな色が選べたり、縫い合わせたりすることができるため、オリジナルの簡易加湿器が作成可能です。
ペットボトルに水を入れ、小さめのタオルを押し込むことでできるアイテムもおすすめです。タオルがペットボトルの水を吸い上げて加湿器代わりとなります。ペットボトルとタオルだけで作れるという手軽さが魅力です。
キッチンペーパーをジャバラに折り畳み、水の入った容器に差しておくと加湿に最適なアイテムになります。差したキッチンペーパーを扇状に開くことで、蒸発の面積も広がります。
古紙を水が入った容器に差すだけでも加湿器代わりにすることができます。古紙の中でも特におすすめなのが「新聞紙」です。新聞紙には消臭効果もあるため、部屋のにおい消しにも役立ちます。
毛糸を編んでモチーフを作り、容器に入れた水に浸すのもよい方法です。その際、コットンやリネンの毛糸を使用すると、さらに吸水性が高まるでしょう。編み物が得意な方におすすめです。
ホテルや旅行先が乾燥していて、加湿したい場合もあるでしょう。そんな時におすすめなのが、バスタブにお湯を張って浴室の扉を開けておく方法です。また、入浴後に使用したタオルを部屋に干しておくのも効果的です。
加湿器や代わりになる方法・アイテムなどを使用しなくても、ふだんから乾燥対策を行うことが可能です。ここからは、日常に取り入れたい加湿方法を3つ紹介します。
マスクをすることで呼吸によってマスク内に湿気が保たれ、乾燥対策になります。鼻や喉の粘膜を守るため、風邪の予防にも効果的です。ただし、摩擦で肌荒れする場合もあるので、自分に合った素材や形を選ぶなど工夫するとよいでしょう。
乾燥は、肌トラブルの原因になります。そのため、スキンケアを念入りに行って予防することが大切です。乾燥する季節は、化粧水や乳液を多めに使い、クリームを塗って水分が逃げないようにするとよいです。
乾燥対策には、水分補給をして身体の中から潤すことが欠かせません。夏は気をつけていても、冬はあまり汗をかかないので水分の摂取量が少なめになりがちです。そのため、寒い時期は意識的に水分を摂る必要があります。
加湿しなければいけないほど部屋が乾燥する原因として挙げられるのは、「日本の気候」と「換気設備」です。日本は、夏に高温多湿となり、冬に低温低湿になる傾向があります。もともと冬は湿度が低い上、暖房の使用によって空気中の水蒸気量が減少するため、乾燥しやすいのです。また、気密性が高い住宅が多く、構造上加湿されにくい24時間換気設備が備わっている場合もあります。ちなみに乾燥しやすい地域は、日本海側より太平洋側に多いと言われます。該当する地域の方は、特に気をつけましょう。
それでは、乾燥した部屋をそのままにしておくと、どのようなことが引き起こされるのでしょうか。ここでは、5つ取り上げて解説します。
空気の乾燥は、皮膚の乾燥を招きます。皮膚の乾燥が進むと肌のバリア機能がなくなり、肌荒れしやすくなるのです。吹き出物やかゆみ、炎症といった肌トラブルに加え、シワの原因にもなります。基本のスキンケアはもちろん、クリームやジェルなども利用して十分に保湿をしておく必要があります。
部屋が乾燥していると、喉に違和感を覚えやすくなります。乾燥した環境にいて、息を吸う時にカラカラしたような感覚になったことがある方も多いのではないでしょうか。この状態が進行すると、声枯れや喉の痛みにつながるため、注意が必要です。
空気が乾燥している状態ではウイルスが活発化し、風邪のリスクが高まります。また、鼻や喉の粘膜が乾燥することで防御機能が低下し、風邪を引きやすくなります。
呼吸のたびに水分は失われています。そのため、空気が乾燥しやすい季節は脱水症状になることもあると言われています。また、夏に比べて水分を摂る頻度が低いことも、脱水症状を引き起こす原因の一つです。冬は積極的に水分を摂取することが大切です。
乾燥した空気中では火が燃えやすくなります。住宅や家具に使われている木材も乾燥するため、火がつくと大きく燃え広がるおそれがあります。また、冬場は火を扱う暖房器具などを利用する場合も多いでしょう。火災を招きやすいため、火の不始末には注意が必要です。
加湿にはさまざまなメリットがありますが、加湿をしすぎることでカビやダニの発生につながるケースもあります。カビ・ダニは湿度の高い場所を好んで活発化し、アレルゲン物質を撒き散らします。住環境や健康が損なわれるおそれがあるため、気をつけなくてはいけません。加湿の際、湿度は40〜60%以内に留めるようにするとよいでしょう。
「加湿器は電気代がかかるからあまり使いたくない」という方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、「自然気化熱式アイテム」です。自然気化熱式アイテムなら、電気代がかからず適切に加湿ができます。2つの商品を紹介します。
部屋の乾燥が気になる季節は、肌荒れや風邪などを予防するためにも加湿に力を入れることが重要です。加湿器はもちろん、代わりになる方法やアイテムも多いので、ぜひ今回の記事を参考にして自分や環境に合った加湿を行ってみることをおすすめします。ただし、加湿のしすぎには気をつけ、時々窓を開けて換気をするなどの工夫をしましょう。
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