公開日:2023.06.15
更新日:2023.07.06
目次
睡眠時に好きな音楽を聴いてリラックスすると、心地よい眠りにつながります。ただし、音楽の種類によっては睡眠に悪影響を与える場合もあるので、曲選びには注意が必要です。また、音楽を聴くイヤホンの接続方法や形状なども睡眠の質に影響を与えるポイントとなるので注目しておきましょう。
そこで本記事では、眠るときにおすすめの音楽やイヤホンを紹介します。睡眠の質を高めたい人や、寝る前に音楽でリラックスしたい人はぜひ参考にしてみてください。
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睡眠時に音楽を聴くと、心身をリラックスさせる効果が期待できます。ただし、音楽の選び方や聴き方によっては、睡眠の妨げになる場合があるので注意しなければなりません。睡眠の質を高めるためにも、どのような音楽が睡眠に適しているのかを確認しておくことが大切です。
睡眠時に心地よい音楽を聴くことには、心身をリラックスさせて疲れを癒す効果があります。
人はリラックスしているとき、脳からα波と呼ばれる脳波が発生するといわれており、α波が出ることで自然な眠気を感じられるようになります。α波にはストレスを解消する効果も期待できるので、寝る前にα波を誘発してくれる音楽を聴けば、リラックスした状態で入眠できるでしょう。
脳波は、大脳皮質から出ている微弱な電気信号です。人の身体がリラックスしているときの指標として、以下の5つに分けられます。
脳波の種類 | 状態 |
γ波(ガンマ波) | 興奮、不安を感じている |
β波(ベータ波) | 警戒、イライラしている |
α波(アルファ波) | リラックスしている |
θ波(シータ波) | 起きる直前などの浅い眠り |
δ波(デルタ波) | 最も深い眠り |
睡眠の質を高めるには、リラックス状態に出現するα波と、眠りが深まっている証拠となるδ波が出ている状態が望ましいといえるでしょう。
寝付きをよくするためには、睡眠の妨げとなる音楽を避け、以下のようなリラックス効果がある音楽を聴くことが大切です。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
睡眠時には、歌詞の入っていない音楽がおすすめです。歌詞が入っていると、歌詞の意味を考えて脳が覚醒してしまったり、無意識に歌詞を追ったりする可能性があるので、眠りを妨げてしまいます。スムーズに入眠するためにも、歌詞の入っていない音楽を選んで、脳を休めることを意識しましょう。
心地よく眠るためには、高周波音のある音楽も効果的です。高周波音は、周波数の高い音のことを指し、脳幹や視床下部の血管を拡張させる効果が期待できます。血管が拡張することによって血流が増え、自律神経が安定することで眠りにつきやすくなるのです。特に4,000ヘルツ以上の高周波音のある音楽が効果的といわれており、単調でゆったりしたメロディを選ぶとリラックス効果が高まるでしょう。
寝る前には、ゆっくりとした曲調のクラシック音楽を聴いて、リラックスするのもおすすめです。特にモーツァルトの音楽には、高周波音が含まれている曲が多く、心地よいメロディで脳と身体を癒してくれます。スムーズに入眠するためにも、クラシック音楽を聴きながら読書をするようなリラックスできる時間をつくるとよいでしょう。
自然音とは、川のせせらぎや鳥のさえずりなどが含まれている音楽です。ヒーリングミュージックとも呼ばれ、α波を誘発する効果が期待できます。自然音には、人の心を落ち着かせる「1/f(エフ分のいち)ゆらぎ」と呼ばれるリズムがあります。自然の音に含まれる「1/fゆらぎ」のリズムを聴くことで、心身ともにリラックスした状態になるでしょう。
寝る前に睡眠を妨げる音楽を聴くと、睡眠の質を下げてしまう可能性があります。ここでは、睡眠時に注意すべき音楽を紹介します。
歌詞がある音楽を聴いていると、無意識に歌ったり、感情が高ぶったりする可能性があるので、睡眠時には避けるのが望ましいです。歌詞を追うことで脳が休まらず、覚醒してしまうことがあります。好みの曲を寝る前に聴きたい人は、オルゴールやピアノバージョンを探してみるのがよいでしょう。
ロックやラップなどの激しい音楽は気分が高揚し、寝付きを悪くしてしまう可能性があります。脳が興奮している状態で入眠しても、睡眠が浅くなってしまいます。激しい曲調の音楽は、やる気を高めたりストレスを発散したりしたいときに聴くのがおすすめです。
寝ている間に大音量で音楽を聴き続けると、難聴になる恐れがあります。眠っているときは、イヤホンを外したり音楽を止めたりできないので、タイマーで自動的に音楽が切れるイヤホンを選ぶとよいでしょう。
また、耳がイヤホンに圧迫されて痛みを感じることもあります。イヤーチップが柔らかい製品を選ぶなど、睡眠時に使用しやすい設計となっているイヤホンを選びましょう。
睡眠時に適したイヤホンを選ぶことで、睡眠の質を高め、心地よい眠りにつくことができます。ここでは、イヤホンを選ぶポイントを3つ紹介します。
イヤホンの接続方法には、有線タイプとBluetooth(無線)タイプがあります。
有線タイプはバッテリー切れなどの心配がないので、音楽を長時間楽しめます。ただし、首にコードが絡まる場合があるので、寝づらさを感じることもあるでしょう。
一方、Bluetoothタイプはワイヤレスで使えるため、寝ているときに絡まる心配がありません。耳に装着したまま眠りたいのであれば、ストレスを感じにくいBluetoothタイプを選びましょう。ただし、途中でバッテリーが切れてしまう可能性があるので、連続使用時間などをあらかじめ確認しておきましょう。
ハウジングとは、イヤホンの外側を覆っている部分のことを指します。
ハウジングが大きいと、横向き寝になったときに耳にイヤホンがあたって痛みを感じやすくなります。イヤホンを選ぶ際は、ハウジングが小さく、耳から出っ張る部分が少ないタイプを選ぶとよいでしょう。耳にフィットするサイズであれば、就寝中に寝返りを打って押し潰してしまうリスクも軽減できます。
イヤホンの形を大別すると、カナル型とインナーイヤー型の2種類があります。
睡眠中に使用する場合は、寝返りを打っても取れにくく、着用時の違和感が少ないカナル型がおすすめです。カナル型のイヤホンは、耳栓のように装着するため、遮音性が高いのが特長です。耳が塞がれることで圧迫感を感じることもありますが、ノイズや音漏れが気になる方に適しているでしょう。
睡眠時に使用するイヤホンは、耳に違和感を覚えることなく、心地よく眠れる製品を選びましょう。ここでは、睡眠時におすすめのイヤホンを4つ紹介します。
1MOREのComfoBuds Zは、本体がとても小さく、片耳のイヤホンの重さはわずか2.7gと軽量かつ柔らかいシリコン製です。イヤホン本体が薄くなっているので、横向き寝をしたり寝返りを打ったりしても邪魔になりません。フル充電しておけば2.5〜3.5時間使用できるので、寝る前の読書やストレッチするときに音楽を聴きたい人にもおすすめです。
BOSE SLEEPBUDS IIは、睡眠用に作られたワイヤレス仕様のイヤープラグで、快適な装着感が特長です。寝返りを打っても、耳から外れにくい設計になっているので、睡眠を邪魔することはほとんどありません。
専用のアプリを使用すれば、リラックス効果のある音楽を再生できるので、朝までぐっすり眠れます。遮音性も高いため、周りの音が気になって眠れない人にもおすすめです。
FSCの寝ながらイヤホンは、横向き寝で使用しても耳が痛くなりにくい、有線タイプのイヤホンです。マイク付きなので、寝ながらハンズフリー通話もできます。カナル型を採用しているため遮音性が高く、睡眠に集中したい人におすすめです。イヤーパッドが小さめなので、子どもや女性といった耳の小さい人に向いているでしょう。
Maxrockの寝ホンは、イヤープラグが軽量で柔らかく、付け心地のよいイヤホンです。耳にぴったりフィットして寝るときに装着しても違和感や圧迫感を感じにくいのが特徴です。周りの騒音やノイズが遮断され、睡眠の質を向上させてくれます。睡眠時以外にも勉強や仕事、電車移動などで使用するのもおすすめです。
睡眠時に音楽を聴くことは、心身をリラックスする効果があるため、睡眠の質を高められる可能性があります。特にクラシックや自然音など、歌詞のない音楽を聴くと、より心地よく眠る効果が期待できるでしょう。
睡眠時にストレスを感じないためには、横向き寝をしたり寝返りを打ったりしたときに痛みを感じにくいイヤホンを選ぶことが大切です。長く使い続けられるイヤホンを選び、快適な睡眠を手に入れましょう。
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