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低反発枕のメリット・デメリットとは|素材ごとの特徴や枕の選び方なども併せて解説

公開日:2023.04.27

更新日:2023.11.10

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睡眠の質を上げるために、低反発枕の購入を考えている方もいるのではないでしょうか。低反発枕を購入する際は、判断基準としてメリットとデメリットを把握しておくことが重要です。

そこで今回は、低反発枕のメリットやデメリット、高反発枕との違いを紹介します。低反発枕が合う人の特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。


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低反発枕ってなに?

低反発枕とは、ウレタンフォームやウレタンチップ、マイクロビーズなど反発力の低い素材を用いて作られた枕のことです。頭を乗せるとゆっくり沈み、力がかからなくなると元の形にゆっくり戻るのが特徴です。

就寝時の姿勢に合わせて形状が変わるため、頭部のフィット感が高く、睡眠時の首や肩への負担を減らす効果があります。寝心地の良さから、睡眠の質を高める効果も期待できます。

低反発枕とは、ウレタンフォームやウレタンチップなど反発力の低い素材をで作られた枕のことです。

低反発枕のメリットとデメリット

低反発枕を購入する際は、どのような特徴があるのかを押さえておくことが大切です。ここでは、メリットやデメリットを詳しく紹介します。

低反発枕のメリット

低反発枕の代表的なメリットには、頭を包み込むようなフィット感が挙げられます。枕が自分の頭に合わせて沈み込むため、仰向けや横向き寝といった寝姿勢でも頭の形にフィットします。自分の頭にぴったりの形に変化することで、頭を支えられている安心感があるでしょう。

頭の重さや首、肩にかかる圧力が分散されるので、肩こりを改善できる枕もあります。

自分の頭にぴったりの形に変化することで、頭を支えられている安心感があるでしょう。

低反発枕のデメリット

低反発枕には通気性の低さというデメリットがあります。特に汗をかきやすくなる夏場は、蒸れによって寝苦しさを感じる可能性があります。カビやダニの発生を防ぐための手入れが欠かせませんが、低反発枕は水や洗剤を使うと劣化の原因となる場合が多いため、水洗いができません。そのため、頻繁に陰干しをしなければならなくなってしまうでしょう。

さらに気温による影響を受けやすいので、冬は硬くなり、夏は柔らかくなる傾向があります。寝心地が季節によって変わるので、寝づらさを感じることもあるでしょう。


低反発枕の素材ごとのメリットとデメリット

さまざまな種類がある低反発枕は、自分に合った素材を選ぶことが大切です。ここでは、素材ごとのメリットとデメリットを詳しく紹介します。

低反発ウレタンフォーム

メリットデメリット
・頭全体が支えられているフィット感がある・柔らかい素材で肌触りがいい・通気性が悪く蒸れやすい・水洗いできないものが多い・気温に影響されやすい

低反発ウレタンフォームは、頭全体が支えられている寝心地のよさが特長です。低反発枕に最も多く使われている素材であり、頭部の圧力を分散し、負荷を均一にしてくれます。ただし、気温が低いと硬くなりやすく、使い心地が変わってしまう注意点があります。

低反発ウレタンフォーム

低反発ウレタンチップ

メリットデメリット
・通気性がよく蒸れにくい・高さを調整しやすい・寝返りが打ちにくい・耐久性が低い

低反発ウレタンチップは、細かく砕いたチップ状の低反発ウレタンです。低反発ウレタンフォームと比較すると通気性がよく蒸れにくいメリットがあります。しかし、空気を多く含むので沈み込みやすく、寝返りが打ちにくくなる点には注意しましょう。

低反発ウレタンチップ

テンピュール

メリットデメリット
・耐久性が高い・頭部の圧力を均一に分散する・水洗いができない・熱がこもりやすい

テンピュールは、吸収した圧力を均一に分散する性質があるため、寝ているときに肩や首に負担がかかりにくいのが特長です。NASAの発明に基づいて開発された新素材で、他の素材と比較して耐久性が優れており、へたりにくいメリットもあります。

テンピュール低反発枕

ウレタンジェル

メリットデメリット
・頭が沈み込みにくい・頭部の熱を吸収してくれる・価格が高い・重量が重い

ウレタンジェルは、頭が沈み込みにくく、寝返りを打つたびに頭や首になめらかにフィットするのが特長です。衝撃吸収材として地震の転倒防止シートとしても使用される素材で、枕の位置がずれにくいのも嬉しいポイントです。

ウレタンジェル枕

低反発枕と高反発枕はなにが違うの?

低反発枕と高反発枕には、反発力や耐久性などの違いがあります。それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。


メリットデメリット
低反発枕・頭を包み込むフィット感がある・首や肩に負担がかかりにくい・通気性が低く、湿気がたまりやすい(ウレタンフォームの場合)・水洗いできないものが多い・気温によって寝心地が変わる
高反発枕・寝返りが打ちやすい・耐久性が高い・頭を包み込むような寝心地がない・価格が高い

低反発枕は反発力が低く、ゆっくり沈み込み頭や首にフィットします。一方、高反発枕は反発力が高く、首をしっかり支えてスムーズに寝返りが打てるようにサポートしてくれます。


低反発枕が合う人の特徴

低反発枕は、寝心地を重視したい人や枕の圧迫感が気になる人におすすめです。仰向けや横向きなど、どのような寝姿勢でもサポートしてくれるため、睡眠の質を高める効果が期待できます。

低反発枕は、頭の重みで沈み込みすぎてしまうケースがありますが、小柄で体重が軽い人であれば大きなデメリットにはならないでしょう。ただし、これらの特徴には個人差があるため、低反発枕を使ってみて合わないと感じたら使用し続けないことが大切です。

低反発枕が合わない人の特徴

頭が沈み込みやすい低反発枕は、寝返りをしにくくなるため、睡眠に悩みを抱えている人にはおすすめできません。寝返りが打てなければ、睡眠の質が下がるだけでなく、布団の中に熱がこもりやすくなり、あせもや脱水症状を引き起こす原因になります。特に高齢者や汗かきの人は、風邪を引いたり症状が重くなったりするケースがあるので注意しましょう。

低反発枕を選ぶときのポイント

低反発枕は、自分に合った高さや大きさを選ぶことで、睡眠の質を高める効果が期待できます。それぞれの選び方を詳しく紹介します。

高さ

自分に合った高さの枕を選ぶことは、身体の不調を防ぐことにつながります。高さが合わない枕を使い続けると、頭痛や寝違え、肩こりを引き起こす原因になります。

仰向け寝では背骨が緩やかなS字カーブを描く高さ、横向き寝では頭から背骨がまっすぐになる高さのものを選ぶとよいでしょう。ただし、沈み込みが大きい低反発枕は、枕単体の高さではなく、実際に頭を乗せたときの高さで確認することが大切です。頭を乗せていない状態の高さを見て購入すると、枕が低すぎてしまうケースがあります。

高さが合っている枕
高すぎる枕
低すぎる枕

大きさ

枕が小さすぎると、寝返りで頭が落ちてしまう場合があります。寝返りの度に頭が落ちると、首や肩に負担がかかったり、睡眠の質が低下したりする原因となります。寝返りを打った際に頭が落ちないよう、頭3つ分の横幅がある枕を選びましょう。

枕のサイズを選ぶ際のポイントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

おすすめの低反発枕

GOKUMIN プレミアム低反発枕

GOKUMIN プレミアム低反発枕は、ストレートネックや寝起きの肩こりにお悩みの方におすすめの枕です。独自開発の低反発素材と人間工学に基づく特殊形状で、自然なカーブに沿って首や頚椎をしっかり支えます。

中材には消臭・抗菌・調湿効果のある竹炭を配合、穴あけ加工によりさらに熱がこもりにくく快適です。さらに、表地も通気性に優れ肌触りのよい新開発の高級生地を採用しています。

厚み2cmの高さ調整シートを出し入れして行う高さ調整機能や底面の滑り止め加工による枕のズレ防止機能があるのも嬉しいポイントです。

POINT

  1. 4段階(4cm・6cm・9cm・11cm)に高さ調整が可能
  2. 独自の低反発素材が頭部にフィットして肩や首の負担を軽減
  3. 中材だけでなく表地にもこだわった、極上の肌触り
  4. 安心の低ホルムアルデヒド仕様
  5. 選べる2カラー(ホワイト・ブラック)
Luxesleep SLEEP+PILLOW低反発ピローの商品ページはこちら

Luxesleep SLEEP+PILLOW 低反発ピロー

頭・首・背中まで上半身を包み込み、横向き寝、仰向き寝と様々な寝姿勢に対応。上半身全体を枕が支えることで、首や肩に集中しがちな負担を軽減します。3分割に分かれた厚み約1cmの高さ調整シートが計8枚付属しており、セミオーダー感覚でご自身に合った枕へ。 ※高反発タイプもあります。

低反発枕を手入れするときは?

低反発枕の主な素材として使用されているウレタンフォームは、水に触れると劣化する特性があるため、水洗いでのお手入れはできません。そのため、ダニやカビの繁殖を抑えるには、定期的な陰干しが必要となります。

ウレタン素材は紫外線に弱いため、天日干しではなく室内もしくは直射日光の当たらない風通しのいい場所で干しましょう。枕本体の手入れの頻度を少なくしたい場合は、防水カバーや吸水性の高いカバーを枕にかけて使用すると、カバーのみの洗濯で済みます。

良質な睡眠のためにはマットレス選びも大切

身体に合った枕を使っていても、マットレスが硬すぎたり沈み込みすぎたりすると睡眠の質が低下してしまいます。マットレスを選ぶ際には、体圧分散性や寝返りの打ちやすさに注目してみましょう。

体圧分散性に優れたマットレスを選ぶと、肩や背中、腰にかかる圧力が分散されるため、睡眠の質を高める効果が期待できます。寝返りが打ちやすいマットレスは、寝具にこもった空気を入れ替えて快適な睡眠環境を保つことができるでしょう。マットレスには、ウレタンやファイバー、スプリングなどの種類があるので、それぞれの特徴を押さえたうえで自分に合ったものを選ぶことが大切です

マットレスの選び方とおすすめのマットレスは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

低反発枕は、頭を包み込むようなフィット感があり、どのような寝姿勢でも頭を支えてくれる安心感があります。頭や首、肩にかかる圧力が分散されるため、肩こり解消や睡眠の質が向上する効果が期待できます。

ただし、寝返りが打ちにくかったり、蒸れやすかったりするなどのデメリットもあるので、自分に合った枕を選ぶことが大切です。低反発枕を選ぶ際は、実際に使用したうえで寝心地を確認してみるとよいでしょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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