公開日:2023.02.08
更新日:2023.03.16
頭痛が起きやすい方のなかには、入浴すると症状が和らぐ方と、痛みがひどくなる方がいます。これは頭痛の症状によって入浴による影響が異なるためです。症状に合わせた入浴方法を取り入れることで、頭痛が改善するケースもあります。
この記事では、頭痛と入浴の関係性を症状ごとに詳しく説明しています。頭痛を防止する入浴方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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頭痛を大きく分けると、緊張型頭痛と片頭痛の2種類に分類されます。緊張型頭痛は症状が和らぐ傾向にありますが、片頭痛は症状が悪化するといわれています。
緊張型頭痛は血流がよくなると改善されるため、入浴すると症状が和らぐ傾向があります。緊張型頭痛の症状があるときは、夜にゆっくりとお風呂に浸かり、心身をリラックスさせましょう。
一方で、片頭痛は入浴によって症状が悪化する可能性があります。片頭痛は、血流がよくなると痛みが生じることがあります。入浴で血流がよくなることで症状が悪化しやすくなるので、片頭痛の症状があるときは入浴を避けましょう。
頭痛があるときは症状に合わせた入浴方法を取り入れることが大切です。それぞれの頭痛の症状や原因、頭痛を和らげる入浴方法を見ていきましょう。
緊張型頭痛とは、頭蓋を包んでいる筋肉が持続的に収縮するために起こる頭痛です。痛みの度合いはさまざまであり、30分ほどで治ることもあれば、症状が数日間続くこともあります。
緊張型頭痛は、交感神経が活性化することで血液を収縮させ、血流が悪化することが原因です。肩や首のこり、ストレスも大きく関係しているともいわれています。
緊張型頭痛は血管が収縮して起こる頭痛であるため、入浴により血流を改善して、肩や首のこりを解消することで改善します。
血流をよくするには、40度くらいのお湯に10分ほど浸かる全身浴がおすすめです。また、入浴中や入浴前後にマッサージやストレッチを取り入れることも効果的です。
片頭痛(偏頭痛)は、血管が拡張することでズキズキとした痛みが生じるものです。こめかみから目にかけての痛みが片側に起きることが多いですが、両側が痛むこともあります。
片頭痛が起きるメカニズムは解明されていませんが、ストレスや自律神経の乱れが主な原因といわれています。また、冷え性の人が片頭痛の悩みを抱えているケースが多いため、冷え性が原因であるとも考えられています。
片頭痛は入浴により症状が悪化すると説明しましたが、頭痛発作がなく落ち着いているときは入浴して基本的に問題ありません。片頭痛は冷え性が原因の可能性があるため、39〜40℃で15分の全身浴、もしくは20〜30分の半身浴で全身に血流を拡散させることがおすすめです。
身体に負担を感じる場合は、3回に分けて短時間の入浴をすることも効果的です。なお、入浴中に頭痛の症状が現れた場合は、すぐにお風呂から上がりましょう。
緊張型頭痛と片頭痛が同時に起こる、あるいはどちらかわからない症状を混合型頭痛といいます。
緊張型頭痛と片頭痛の原因はそれぞれ異なりますが、どちらも血行不良と自律神経の乱れ、ストレスが関係している点では共通しています。
混合型頭痛を和らげるには、リラックス効果を高め、自律神経を整えることが大切です。例えば、お気に入りの入浴剤やアロマを活用するなど、ご自身がリラックスできる方法を試してみてください。
自律神経の乱れを治す入浴方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
頭痛の症状によっては、入浴を避けて、医療機関を受診した方がいいケースがあります。
これまで経験したことがないような強い頭や、ハンマーで叩かれるような痛みは、くも膜下出血などの大きな病気が疑われます。
この場合は、入浴することよりも病院へ行くことが優先です。痛みが強ければ救急車を呼び、医療機関で受診しましょう。
片頭痛発作が治まっているときは入浴しても基本的に問題がありませんが、痛みを感じているときは症状を悪化させる恐れがあります。特に、強い痛みがあるときの入浴は避けるべきです。
また、普段より強い痛みや、痛みが何日も続くようであれば医療機関に相談しましょう。
緊張型頭痛や偏頭痛が起きやすい方ではなくても、入浴が原因で頭痛が起きることがあります。その場合、以下の原因が考えられます。
ヒートショックとは、寒暖差による急激な温度変化で血圧が大きく変動する現象です。ヒートショックは、目まいや失神などの症状の他、頭痛を引き起こす原因になります。
ヒートショックを防止するには、脱衣所を温めておいたり、浴槽のふたを開けておいたりなど、なるべく寒暖差を小さくする対策が必要です。
お風呂上がりにふらっとする「のぼせ」により、頭痛が生じることがあります。これは入浴後に手足に向かって血液が一気に流れていくため脳に流れる血液が減ってしまうことが原因です。長時間の入浴や、熱いお湯に入っているときに起きやすくなります。
のぼせは脱水症状になりやすい状態であるため、ふらっとして頭痛が生じたら、身体を休めて水分補給を行いましょう。
湯あたりとは、温泉に浸かった2〜3日後、1週間前後に起こる不快症状のことです。主な症状には、倦怠感や吐き気、嘔吐、食欲不振がありますが、頭痛が起きることもあります。
湯あたりを防ぐには、水分補給時に糖分を含まないビタミン飲料などでビタミンCを摂ることがおすすめです。
頭痛はストレスや自律神経の乱れによって引き起こされることが多いです。ここでは、頭痛の原因となる自律神経の乱れを整えるための入浴方法を紹介します。
脱水症状になると頭痛が生じることも考えられます。特に冬場は空気が乾燥しているため脱水症状を起こしやすくなります。喉が渇いていなくても、入浴前後にはコップ一杯の水を飲むことを心掛けましょう。
40度以下のぬるめのお湯で20分程度の半身浴をすると、副交感神経が優位になりリラックス効果を得られます。身体に負担を感じる場合は3回に分けて短時間入浴する分割浴もおすすめです。
香りや色によるリラックス効果がある入浴剤はバスソルトは、自律神経を整える効果の他に、血行を促進する効果が期待できます。なかには、入浴後の保温効果やスキンケア効果が見込める入浴剤もあるので、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。
足裏の人差し指と中指の間、足の指を内側に曲げた時にへこむ位置に湧泉(ゆうせん)という、自律神経を整えるツボがあります。入浴中のマッサージは、ストレス解消に効果的です。
入浴中にできるマッサージ方法やタイミングは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
緊張型頭痛や片頭痛は、大きな心配はいらないことが多いですが、頭痛が慢性化することがストレスとなり、症状が悪化することも考えられます。なかには、大きな病気が隠れている場合もあるので、症状が重いときや、長続きするようであれば、無理をせず医療機関を受診しましょう。
頭痛の種類によっては入浴で症状が和らぐこともあれば、症状が悪化することもあります。どの症状であっても頭痛発作がないときは、入浴しても基本的に問題ありません。
入浴することで自律神経の乱れを改善し、頭痛が起きにくくなる可能性があります。今回紹介した入浴方法を取り入れて、自分にあった入浴方法を見つけていきましょう。
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