公開日:2020.03.16
更新日:2024.07.30
目次
ベッドシーツにはマットレスが寝汗などで汚れるのを防ぐ役割があります。そんなベッドシーツですが、さまざまな種類があるので選ぶときに迷う人も多いのではないでしょうか。心地よく眠るためには、自分のマットレスに合うサイズを選ぶのはもちろん、シーツの肌触りや機能性などのポイントも押さえておくことが大切です。
本記事では、ベッドシーツの選び方や素材、お手入れの仕方などを詳しく解説します。さらにおすすめの商品も紹介しているので、ベッドシーツを新しく購入しようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
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ベッドシーツはさまざまなサイズや素材のものがあり、カラーも豊富に展開されています。快適な睡眠のためには寝ている間もずれにくく、肌触りがよいシーツを選ぶのがおすすめです。ベッドシーツの詳しい選び方はのちほど詳しく解説します。
ベッドシーツには主に、「フラットシーツ」と「ボックスシーツ」の2種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
フラットシーツとは、1枚の平らな布状のベッドシーツのことを指します。ホテルなどでもよく使用されている種類で、平らな布なので洗濯やアイロンがけがしやすく、コンパクトに折りたためるメリットがあります。ベッドメイキングではシーツの四隅をマットレスの下に折り込む作業が発生しますが、慣れればスムーズに行えるでしょう。フラットシーツはホテルのベッドのような清潔感と高級感のある雰囲気に仕上げたい人におすすめです。
ボックスシーツとはシーツの端にゴムが入っていて、マットレスの上にかぶせて使用するシーツのことを指し、現在はベッドシーツの主流タイプとなっています。シーツのゴムが伸びてきたら買い替えを検討する必要がありますが、立体的な仕様なのでフラットシーツよりもベッドメイキングが簡単で、寝返りを打った際にもずれにくいメリットがあります。ベッドメイキングにかかる負担を減らしたい人におすすめです。
ここからは、ベッドシーツの選び方を紹介します。自分に合ったものが選べるようチェックしておきましょう。
ベッドシーツはマットレスのサイズに合わせて選ぶことが大切です。例えば、同じシングルサイズでも、メーカーによってサイズ表記が若干異なる場合があります。
また、マットレスに対してシーツが大きすぎると寝返りのときにずれやすくなり、小さすぎるときちんと装着できなかったり外れやすくなったりしてしまいます。実際のマットレスの縦・横・厚みを確認して、最適な大きさのシーツを選びましょう。次の項目ではシーツの種類ごとの具体的なサイズ選びの目安について紹介します。
フラットシーツのサイズの目安は、「マットレスのサイズ+厚み×2+折り込む分(20cm以上)×2」になります。つまり、マットレスの縦・横の長さに加えて、マットレスの厚みとシーツをマットレスの下に折り込む分も含めて余裕を持って計算しておく必要があります。
ボックスシーツの場合、縦と横のサイズは「マットレスと同じサイズ」か「±3〜5cm」が目安になります。さらに、ボックスシーツのサイズは「厚み」ではなく「マチ」の長さが表記されているので注意が必要です。マチの長さにはマットレスの厚みに加えて、シーツを折り込む分も含まれています。例えば、マットレスの厚さが35cm程度の場合、ボックスシーツのマチは40cmが目安になります。
サイズが決まったら、次はシーツのカラーやデザインを選びましょう。安眠したい人は、副交感神経を優位にする効果が期待できる青系のシーツがおすすめです。そのほか、シーツの汚れが気になる人は汚れが目立ちにくい生成り系のアイボリーやライトベージュ、ナチュラル、クリーム、ベージュなどの色を選ぶのがポイントです。
また、シーツなどの寝具と寝室全体のカラーを3色程度でまとめると、空間に統一感が出やすくなるので取り入れてみましょう。
ベッドシーツの素材にはコットンやリネン、ポリエステルなどさまざまあり、素材によってそれぞれ特徴が異なります。自分の好みに合った肌触りや季節に応じた質感をポイントにして、素材を選ぶとよいでしょう。素材選びについては、次の項目で詳しく紹介します。
自分に合ったベッドシーツの素材を選べるように、それぞれの特徴を見ていきましょう。
コットンはベッドシーツでよく使われる天然素材です。吸水性・通気性に優れているので、一年中使用できるメリットがあります。丈夫で熱に強いのも魅力です。
ただし、コットン100%の素材の場合、洗濯するとシワになりやすいので注意が必要です。干すときはシワを伸ばすよう心がけましょう。コットンのシーツは、寝汗が気になる人や一年中使いたい人におすすめです。
タオル・パイル地はふわふわとした肌触りで、シワが目立ちにくい特徴があります。吸水性に優れているので、夏・冬どちらの季節でも使えるおすすめの素材です。コットン100%のものやポリエステルと混紡のものもあり、混紡のものは柔らかい風合いになっています。タオルの肌触りが好きな人は、タオル・パイル地のベッドシーツを選ぶとよいでしょう。
化学繊維のポリエステルは速乾性や耐久性に優れているので、洗濯しやすいメリットがあります。また、繊維を改良することで吸水性の高さも実現しています。
ただし、ポリエステル100%のものは吸湿性が低く蒸れやすい傾向にあるため、吸湿性が高い綿と混紡のものを選ぶのがおすすめです。そのほか、ポリエステルのシーツは価格が安いものが多いのも魅力です。扱いやすく、手軽に購入できるものをお探しの人に適しています。
リネンは通気性・吸水性・吸放湿性に優れている素材です。汗をかいても肌に張り付きにくく、さらっとした感触があります。夏に涼しく使えるシーツがほしい人やナチュラルな見た目のシーツが好きな人に最適です。
ただし、リネンは繊維が短いので、摩擦によって毛羽立ちやホコリが発生しやすい素材でもあります。特に使い始めはホコリが出やすい傾向があるため、ホコリが溜まる前にこまめに洗濯するようにしましょう。
シルクはつるつるした肌触りと光沢感のある見た目が特徴の素材です。水や摩擦に弱い面があるので、手洗いまたは陰干しが必要になります。お手入れには手間がかかる場合もありますが、吸放湿性・保温性に優れているので一年中使用できます。
さらに、シルクは人の肌にとても近い成分でできていることから、肌への刺激が少ないといわれています。シルク特有の肌触りが好きな人、肌や髪へのダメージを抑えたい人におすすめです。
ベッドシーツには抗菌防臭や防ダニ、乾燥機対応などのさまざまな特殊加工が施されているものもあるので、チェックしてみるとよいでしょう。特殊加工されているベッドシーツを選ぶことで、清潔さをキープしやすくなり、お手入れの負担軽減にもつながります。また、夏の暑い時期に使うベッドシーツを選ぶなら、接触冷感機能付きがおすすめです。
寝るときはベッドシーツ以外に、「ベッドパッド」も使うようにしましょう。ベッドパッドとは、マットレスとシーツの間に敷いて使うパッド状の寝具のことです。マットレスの上に直接シーツを敷いただけでは、寝汗がマットレスに染みて汚れてしまう可能性があります。ベッドパッドを敷くことで寝汗や汚れからマットレスを守るだけでなく、マットレスの劣化防止にもつながります。
また、快適な睡眠環境を整えるためには、吸放湿性に優れたベッドパッドを選ぶことも大切です。そのほか、シーツと一体化したパッド一体型ボックスシーツを選べば、ベッドパッドとシーツがずれにくく、洗濯もまとめてできてお手入れが楽になるでしょう。
ベッドシーツの清潔さをキープするためには、お手入れの仕方も押さえておきましょう。
ベッドシーツの洗濯方法は、以下のとおりです。
洗濯する際に柔軟剤を多く使用すると吸水性が落ちてしまうので注意しましょう。
ベッドシーツの清潔さをキープするためには、1週間に1回程度を目安に洗濯するのがおすすめです。人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。寝汗や皮脂でシーツが汚れたままになっていると、ダニやカビの繁殖リスクが高まります。快適な睡眠環境を整えるためにも1週間に1回程度を目安に洗濯するようにしましょう。
ここでは、ボックスシーツの畳み方を紹介します。ボックスシーツは仕様上、マチやゴムがあるため、畳むにはコツが必要です。次の畳み方を参考に実践してみてくださいね。
ベッドシーツを買い替えるタイミングは、「傷んできたとき」や「生地が薄くなってきたとき」です。ベッドシーツの耐用年数は素材や使用状況などによって異なりますが、きちんとお手入れしていれば、一般的に4〜5年程度は使用できます。
ただし汚れを長い間放置してしまったり、誤った方法で洗濯してしまったりすると、生地の劣化を早めてしまう可能性があります。洗濯は適切な頻度と方法で行うようにし、シーツの劣化が見られたら買い替えを検討しましょう。
ベッドシーツは洗い替えを含めると、2枚以上あると安心です。また、季節ごとに適した素材のシーツを用意するのもおすすめです。必要に応じて、夏はひんやりした肌触りの接触冷感素材やリネン素材のシーツ、冬は温かな風合いのマイクロファイバー素材のシーツなど、それぞれ使い分けするとよいでしょう。
ホテル寝具のようなサラッ、パリッとした肌触りが心地よい、綿100%の国産寝具です。爽やかな青、シックな黒・茶色など12色の幅広いカラーバリエーションも特徴の一つで、好みや気分、季節などに合わせて自由に寝室をコーディネートをすることができます。
シルクと見紛うほどの独特の光沢と風合いが特徴の国産寝具です。しっとりとした優しい肌触りはずっと触れていたくなる心地よさで、長時間肌に触れる寝具にぴったりです。
日本最大のタオル産地、愛媛県今治市産のタオル生地寝具「イデアゾラ」は、優しい肌当たりで使い心地が抜群です。タオル生地なので、季節を問わず一年中お使いいただけますし、肌の弱い方にもおすすめです。
国内の工場で丁寧に仕上げられたずっと触れていたい優しい肌触り、コトルは汗かきの方におすすめ。寝室を彩る7色カラーバリエーション!
[ 枕カバー/掛け布団カバー/ボックスシーツ ]
フランス産の上質なリネン生地を使い、ふんわりとやわらかな肌触りに仕上げました。優れた吸水性と発散性で年中快適、使い込むほどにふっくら柔らかと肌に馴染みます。
[ 枕カバー/掛け布団カバー/ボックスシーツ/敷きパッド ]
素肌に優しい上質リネンを贅沢に使用した「ラ・シック」。清涼感のあるさらりとした感触が心地よく、夏も快適に過ごせます。使い込むたびに柔らかくしなやかになる独特な風合いとどんな寝室にも合わせやすい落ち着いた4色カラーが美しい、初めてリネンを使う方にもおすすめの国産寝具です。
[ 枕カバー/ 掛け布団カバー/ボックスシーツ ]
細い番手のリネン糸を使用した、やや透け感のある上質なファブリックです。しなやかながら、シャリ感とハリのある肌触り、上品な光沢が特徴で、ナチュラルでとても丈夫な麻100%寝具です。
毎日のようにお洗濯しても大丈夫、毛玉にもなりにくくいのでサラリと快適。生地の密度が高いので、ダニ・ホコリなどが通る隙間がなく、防虫剤を使うことなく防ダニ効果を発揮します。
[ 枕カバー/ 掛け布団カバー/ボックスシーツ ]
ビヨーンと伸びてぴったりフィット!アイロンかけなしでも綺麗な仕上がり。Tシャツのようなニット生地なので、肌ざわりも自然で心地よく、吸水性にも優れています。また、競泳用の水着などにも使われる丈夫なスパンデックス糸を綿の生地に入れているので、伸縮性がありながらとても丈夫。サイズは2種類から、カラーは優しい色合いの3色から選べます。
サテン織りのなめらかな肌ざわりとソフトな光沢。ドレープ感のあるストライプが上質な眠りと安らぎを生み出す、ホテルライクなスマートベッドメイキングシーツ。着脱の手間が半分になるだけでなく、ご家庭で簡単にお洗濯できるタイプなので、汗ばむ季節でも清潔に使えます。
マイクロファイバーは髪の毛の1/100以下の細さの超極細繊維を使用しているので、とってもなめらか~な肌触り。秋冬の新定番マイクロファイバー素材の、ふんわりやわらかなスマートベッドメイキングシーツ!
ここからは、ベッドシーツを選ぶときにチェックしたいおすすめのショップを4つ紹介します。
「ニトリ」は家具・インテリア用品などの製造販売を行っているメーカーです。豊富な品揃えとお手頃なお値段が魅力で、寝具も積極的に取り扱っています。コスパと機能性に優れたベッドシーツをお探しの人におすすめです。
「無印」は家具や家電、生活雑貨、衣料品などのさまざまな商品を扱うブランドで、どんな部屋にも合うシンプルなデザインが特徴です。ナチュラルな雰囲気のベッドシーツがほしい人に向いています。
「西川株式会社」は1566年創業の老舗の寝具メーカーです。多くのブランドを手がけており、培ってきたノウハウをもとに質の高い寝具を提供しています。ベッドシーツは豊富なバリエーションがあるので、好みの肌触りや機能性で探したい人に適しています。
「VENUS BED(ビーナスベッド)」は、50年以上の歴史があるベッド・寝具の専門店です。快適な寝心地にこだわり、さまざまなデザイン・機能のベッドやマットレス、枕、寝具などを数多く取り扱っています。
国内最大級のショールームでは商品を見ながら専門アドバイザーに相談できるほか、ネットショップでは専門スタッフのサポートを電話やメールで受けられます。快眠につながる上質なベッドシーツをお求めの人や自分に合うものを相談したい人におすすめです。
ベッドシーツはメーカーによってサイズ表記が若干異なる場合があるため、実際のマットレスの大きさを確認することが大切です。そのほか、シーツの肌触りやカラー・デザイン、機能性なども重視して選ぶのがおすすめです。今回紹介したベッドシーツの選び方やおすすめ商品を参考にして、質のよい眠りにつながる自分に合ったシーツを見つけましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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