公開日:2023.02.01
更新日:2024.07.19
寒い時期に眠くなる経験がある方は多いのではないでしょうか。冬の眠気は冬季うつの可能性もあると言われています。そのため、眠い原因を把握して適切に対処することが重要です。本記事では、冬に眠い理由と眠気対策の方法などについて詳しく解説します。冬だけ眠くなるのが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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なぜ、冬になると眠くなるのでしょうか。ここでは主な原因を2つ取り上げて解説します。
冬に眠くなる原因の一つとして、他の季節に比べて少ない日照時間が挙げられます。日の光を浴びる時間が短いと、覚醒を促進したり感情を調整したりする神経伝達物質「セロトニン」が減少します。そのため、睡眠の質の低下や気分の落ち込みといった症状が現れやすくなります。また、セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となることから、減少するとメラトニンの分泌量にも影響します。睡眠を調節する働きを持つメラトニンの分泌量が変化すると、体内時計が乱れるため、眠気を感じやすくなるのです。
自律神経が冬の眠気に影響する場合もあります。寒い冬は暖房が効いた暖かい部屋にいることが多くなります。このような心地良い環境では、リラックスした状態で優位になる「副交感神経」が活発化するため、眠くなりやすくなるのです。また、昼夜や場所の寒暖差が大きいことから自律神経全体の乱れを引き起こし、眠気を誘発するケースもあるでしょう。
朝、なかなか起きられなくなることも冬の特徴かもしれません。ここでは、冬になると朝起きられないのはなぜか、その理由を解説します。
冬は、夏より太陽光が弱めで日照時間が短いです。そのため、脳内のセロトニンが減少しますが、セロトニンはメラトニンの生成に必要となることから、セロトニンの減少はメラトニンの減少にもつながります。覚醒を促進するメラトニンが減少することで脳の機能低下が起き、目覚めが悪くなるのです。
冷え性など、身体が冷えていると眠りの質が低下しやすいと言われます。なぜなら、人間は寝ている間に体温を下げて深い睡眠を誘いますが、眠る前から体温が低下している場合、体温調整がうまくいかず眠りが浅くなってしまうからです。ふだん通常の体温でも冬場は低下しがちなので、睡眠前は特に気をつける必要があるでしょう。
冬になった時だけ眠くなる場合、「冬季うつ」の可能性も高いです。ここからは冬季うつについて詳しく解説していきます。
冬季うつとは、季節性感情障害に分類される季節性うつ病の一種です。秋から冬にかけて症状が現れ、3月頃になると自然に回復していきますが、一度発症すると毎年繰り返すと言われています。医学的に冬季うつという言葉は使われないものの、アメリカの診断基準「DSM-5」では、うつ病の「季節型」タイプとして分類されており、「季節性の特徴を伴う反復性うつ病」として診断されるケースが多いです。日照不足が原因とされていることから高緯度地方に在住の人に多く、男性より女性、20代前半の若い人に発症しやすいことがわかっています。
冬季うつを発症すると、うつ病と同様の「病的なエネルギーの低下」が見られます。ただし、典型的なうつ病の症状とは異なる点に注意が必要です。冬季うつの主な症状として、下記のようなものが挙げられます。
特に、「過食」、「過眠」、「体重増加」の3つは冬季うつに多い症状ですが、一般的なうつ病には見られません。睡眠と食欲に関しては、正反対の症状が出やすいと言えるでしょう。
冬季うつの代表的な治療法は、「高照度光療法」です。この治療法では、人工的に2500〜10000ルクスの光を浴びてメラトニンの分泌を調整し、症状を改善させます。この光は太陽光に似ていますが、紫外線は含まれておらず肌などに影響がありません。高照度光療法は大変効果が高く、副作用もほとんどないと言われますが、無効だったり行うことが難しかったりする場合は、薬物療法も有効です。
「もしかして冬季うつかもしれない」と気になる方も多いのではないでしょうか。ここで、簡単なセルフチェックをしてみましょう。
3つ以上当てはまったら冬季うつ予備軍の可能性が高いです。
冬に寝すぎることが増えた場合、寝すぎによって何か病気が引き起こされるのではと不安になりがちです。寝すぎることですぐに病気になるわけではありませんが、寝すぎが続くと健康上のリスクが高まるため、注意する必要があるでしょう。
がん対策研究所が行った「多目的コホート研究」によると、睡眠時間が7時間のグループと10時間のグループで比較した結果、10時間以上では死亡全体のリスクが男性で1.8倍、女性で1.7倍高くなっています。また、循環器疾患での死亡リスクは、男性の9時間以上睡眠グループが高いという結果が示されました。ですが、睡眠時間とがん死亡リスクとの明確な関連は見られていません。
冬の眠気で日常生活に影響が出ているようなら、対策として睡眠の質を上げることをおすすめします。ぜひ、試して欲しい方法を5つ紹介します。
まずは、心地良く眠れる就寝環境を整えることが大切です。冬場の室温は22度〜23度で、湿度は50%〜60%がベストです。エアコンなどで室内が乾燥する時は、加湿器や濡れタオルで湿度を調整すると良いでしょう。寝具は保温性の高いものを選び、就寝前に温めておくと快適に眠れます。例えば、湯たんぽや電気毛布、布団乾燥機を利用する方法がおすすめです。
入浴することで体温を上げ、体温が下がるタイミングで就寝すればスムーズな入眠が可能です。就寝前は湯船にじっくり浸かって身体を温めましょう。ぬるめのお湯38度前後で30分程度浸かるのが最もおすすめの入浴法です。また、入浴後すぐは脳が覚醒していることから、就寝90~120分前までに済ませておくことが重要になります。
太陽光には体内リズムを整える効果があります。朝に太陽光をしっかり浴びることで、朝すっきり目覚めて夜に眠くなるという規則正しい生活につながるでしょう。ただし、冬は日の出の時間が遅かったり、どうしても起きられなかったりする場合も多いため、部屋の照明をつけて明かりを浴びても良いです。タイマー付きの照明を使っているなら、起床予定の30分前から照度を上げていくと起きやすくなります。
食生活も睡眠の質に大きく関わっています。朝昼晩の3食をしっかり食べることで生活リズムが整い、睡眠の質が高まるでしょう。また、睡眠ホルモンのセロトニンを生成できる食品を摂取することも大切です。セロトニンは、食事から摂取する必須アミノ酸の一種、「トリプトファン」から生成されます。よって、トリプトファンを多く含む肉や魚、大豆などのたんぱく質を中心としたバランスのよい食事がおすすめです。
日中に適度な運動を行うと、身体が疲労して入眠しやすくなります。そのため、毎日の運動習慣をつけると睡眠の質が向上するでしょう。運動と言っても本格的なものでなく、30分程度の軽い運動で十分です。散歩を続けるだけでも効果が高く、外出することで太陽光を浴びられるといったメリットもあります。できる範囲で日常に運動を取り込むことが重要です。
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寒い冬になると眠くなる原因として、日照時間や自律神経の影響が考えられます。また、セロトニンの減少や体温の低下によって朝起きられなくなることが多いのです。自然現象とも言えることから大きな症状がなければ特に問題ありませんが、冬季うつの可能性もあるため注意が必要です。
睡眠の質を上げることが冬の眠気対策になるので、今回紹介した方法を試してみてください。
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