公開日:2023.01.30
更新日:2023.03.16
目次
一日中眠くなる原因は人によってさまざまです。「しっかり睡眠時間をとったはずなのに」「寝ても疲れが残っている」などの経験はないでしょうか。実は日常的な原因の他に、睡眠に関わる病気が隠れている場合もあります。本記事では考えられる原因や日常生活でできる予防法などについて詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
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日中から眠気に襲われてしまう原因はどこにあるのでしょうか。まずは、一日中眠い原因について詳しく見ていきましょう。
日本人の平均的な睡眠時間は6時間から7時間未満とされています。睡眠時間は年齢や季節、個人差によって異なりますが、本来必要な時間は6時間から8時間が妥当と言われています。しかし、現代人は多忙なため思うように睡眠時間が確保できていないことから、睡眠不足となってしまうのです。
生活習慣の乱れは睡眠の質を低下させる可能性があります。たとえば、帰宅時間が遅く、帰宅後にスマホやゲームの利用で脳を活性化させていたり、アルコールやカフェインなどの摂取により脳を刺激して睡眠が浅くなっていることも考えられます。毎日決まった時間に就寝して起床するといった睡眠リズムが大切ですが、生活習慣が乱れるとそれができずに睡眠の質の低下につながるのです。なるべく規則正しい生活を心がけて、睡眠リズムを調整してみましょう。
睡眠時間を十分に取れていても、睡眠環境が適切でないと睡眠の質を低下させる可能性があります。寝室の温度や湿度が高すぎたり低すぎる場合や、照明が白っぽい色味で明るすぎたりすると眠りが浅くなる原因となります。また、寝具や着る服の素材を麻や綿にするなど、心地よいものにすることで睡眠の質を高めることに期待ができるため、睡眠環境を見直してみてもよいでしょう。
スマホなどを手放せず、就寝直前まで使用している場合、脳が情報過多になるため十分に休めず、睡眠の質が低下している可能性があります。また、ブルーライトの光は覚醒作用があり睡眠リズムを崩す原因とも言われています。就寝直前はスマホを見ないようにするのはもちろん、パソコン画面やテレビを見ることも控えて、睡眠の質を高めましょう。
身体的ストレスや精神的ストレスの蓄積は日中の眠気につながります。ストレスは自律神経である交感神経の働きを活発にするため、脳や身体が興奮した状態のまま眠りについても脳の疲労が回復されず浅い眠りになり、日中も眠気に襲われてしまうのです。
服用中の薬の副作用で、日中に眠気を感じることがあります。風邪薬などで処方される抗ヒスタミン成分の影響により、眠気を引き起こす作用があるのです。多くの場合、眠気の副作用は、薬に慣れるにつれ生じづらくなりますが、長く続く場合には医師に相談するようにしましょう。
PMS(月経前症候群)は、月経前の3〜10日の間に不調を感じる女性特有の症状です。排卵後により女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンの増加により、普段よりも基礎体温が高くなります。そのため、1日の体温リズムにメリハリがなくなり、夜寝付きが悪かったり、日中に眠気が生じる原因と考えられています。
十分な睡眠をとっているにも関わらず、一日中眠いと感じる場合は病気が隠れている可能性もあります。ここでは、眠いと感じる原因として考えられる病気の一例を紹介します。
日中に眠い原因として多いと考えられているのが睡眠時無呼吸症候群で、睡眠時に何度も呼吸が止まってしまう病気です。睡眠中の症状であり、自分で気づくことはなかなか難しいですが、潜在患者数は300万人と推計されています。治療法が確立されていますので、気になる方は医療機関に相談することもひとつの手です。
ナルコレプシーとは、突発的に耐え難い眠気が日に数回も襲ってくる病気です。食事中などの普段眠らないような状況でも居眠りをしてしまい、日常生活に支障をきたす場合があります。また、特発性過眠症は日中に眠気と居眠りを繰り返す病気で、ナルコレプシーよりも眠気の強さが軽いとされますが、眠ると目覚めるまで1時間以上の長時間を要することが特徴です。目覚めてもスッキリ感がなく、目覚めることも困難な場合もあります。
反復性過眠症とは、1年を通して1回以上3日から5週間程度の強い眠気を起こし、1日の大半を眠り続けてしまう病気です。10代での発症が多く報告されており、女性よりも男性の方に発症率が高いと言われています。治療法が確立されておらず、症状が出ないように薬物療法を行うか、規則正しい生活を送ることが予防につながります。
うつ病は気分障害の一つで、1日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないなどの状態が続き、日常生活や仕事に向き合えなくなってしまう病気です。精神的な症状のほかに、眠れない、食欲がない、倦怠感があるなどの身体的な症状も現れます。治療には個人差があり、長期間かかる場合もあるので専門の医療機関で治療を受けることがおすすめです。
日中の眠気は仕事のミスや作業効率の低下につながりかねません。ここでは、眠気に一時的に対処する方法について解説していきます。
カフェインには覚醒作用があるため、一時的な眠気を覚ますのには効果的です。コーヒーやココア、エナジードリンクなどもよいでしょう。ただし、カフェインの摂取は一時的に眠気を覚ますのに有効ですが、過剰摂取は体調不良を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
日中に眠気が生じたときは、昼寝をするのもひとつです。20分程度の短時間の昼寝は作業効率アップにつながるでしょう。また、カフェインを摂取してから昼寝をすることで目覚めがすっきりするのでおすすめです。ただし、夕方以降は夜の睡眠を妨げる可能性があるので、遅くても15時前までにとるようにしましょう。
そもそも日中の眠気に襲われないためには、睡眠の質を高めることが効果的です。ここでは、睡眠の質を高める方法について解説していきます。
照明や室温、寝具やマットレスなどの睡眠環境を自分に適した空間にすることは、睡眠の質を高めることにつながります。光には覚醒作用があるため、夜の照明は白っぽい光ではなく暖色系の柔らかい光が理想的です。また、寝る前に好きな音楽を聴くことや、アロマなどをたいてお気に入りの香りに包まれて過ごすなど、リラックスタイムを設けるのもよいでしょう。
起きる時間を一定にすると、体内時計が整えられます。体内時計は24時間よりも少し長いことがわかっているため、放置すると少しづつずれていきます。このずれは朝日を浴びることでリセットされるのです。就寝時間にかかわらず、朝はできるだけ起きる時間を一定にして睡眠リズムを作り、睡眠の質を上げるようにしましょう。寝不足を補うのであれば、どれだけ眠くても1時間から2時間までとしましょう。睡眠に偏りがあると体内時計が乱れてしまうことにつながります。
就寝前のアルコールを控えることは、睡眠の質を高めることに効果的です。アルコールは寝つきを良くするものの、睡眠の質を低下させる可能性があります。就寝前の少量の飲酒でも夜中に目覚めてしまい、その後眠れなくなることも。過度なアルコールは生活習慣病の発症にもつながるため、健康のためにも控えましょう。
適度な運動やストレッチの習慣は、深い眠りが得られるようになります。散歩や軽いジョギングでも毎日続けることで寝つきが良くなるでしょう。ただし、あまり遅い時間に運動を行うと、良質な睡眠を妨げることになりかねません。睡眠の質を高めるためには、寝る2時間から3時間くらい前に運動するのが良いでしょう。また、軽めのストレッチも筋肉の緊張を解き、リラックス効果が得られるため睡眠の質が高まることに期待ができます。
入浴は一時的でも深部を温める効果があるため、眠りにつきやすくなります。深部の体温を高めるためには、ぬるめのお湯に浸かるのがベストです。ぬるめのお湯は身体の負担も少なく、副交感神経を優位にしてくれる作用があります。寝る前にリラックスすることは、睡眠の質を高めることにつながりますので、ぜひ試してみてください。
睡眠時間を確保していても疲労が回復しない場合は、エネルギー不足の可能性も考えられます。疲労回復のためには、バランスのいい食生活を心がけることが大切です。特に三大栄養素である、糖質、脂質、タンパク質とこれらをエネルギーに変えるビタミンB群は意識的に摂取するようにしましょう。
多忙で昼寝ができない場合や睡眠の質の改善が難しい場合は、漢方を取り入れるのもおすすめです。ここでは、眠気予防のために3つの漢方をご紹介します。
補中益気湯はだるくて疲れが取れない人におすすめです。胃腸の働きを高めて食欲を出すことで「気」を巡らせることで、元気を補ってくれる漢方です。
柴胡加竜骨牡蛎湯は抑うつ傾向やイライラがあり寝つきが悪い人などにおすすめです。仕事の疲労や人付き合いなどでのストレスを鎮めて、リラックスさせてくれる働きがある漢方です。
酸棗仁湯は心身が疲労して眠れない人におすすめです。血液を補い、神経の高ぶりを鎮めて熟睡を促してくれる漢方です。
漢方薬を選ぶときは、自分の体質に合ったものを選ぶことです。合わないものを服用すると、効果が見込めないことや副作用が起こることがあるため、服用する前は薬剤師や医師に相談するようにしましょう。
寝ても寝た感じがしない、睡眠時間を確保したのに日中に眠くなるなど、眠気が続くことにはさまざまな原因が考えられます。特に過眠症やうつ病などは注意が必要で、医療機関での検査や治療が必要な場合もあります。いろいろな対策を講じても改善されない場合は、医師に相談することをおすすめします。
一日中眠い原因にはさまざまな理由があり、生活習慣を改善すれば予防できる場合もあります。まずは、日中に眠気が生じないためには睡眠の質を高める習慣をつけることが大切です。しかし、眠気のなかにも病気が隠れている可能性があるため、長く続く場合は医療機関に相談することも視野に入れてみてください。夜間の睡眠の質を高めて、充実した日々を送れるようにしましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
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まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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