公開日:2022.12.12
更新日:2024.09.05
目次
「ストレートネックを治したい」「ストレートネックにタオル枕は危険?」など、ストレートネックに関して悩んでいる人も多いでしょう。日本人のストレートネック予備軍は8〜9割いると言われており、スマホ・PCの使いすぎや日々の生活習慣によって悪化している可能性が高いです。
今回は、ストレートネックにタオル枕は危険と言われる理由や、タオル枕のメリット・デメリットを紹介します。ストレートネックの人が身体に合わない枕を使用し続けると、睡眠の質が低くなってしまうこともあります。本記事を参考にぜひ枕を見直してみてください。
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タオル枕とは、バスタオルなどを筒状に巻いて作る簡易的な枕のことです。ストレートネック改善のために使われることもありますが、一時的に効果はあってもタオル枕でストレートネックを完全に改善するのは難しいでしょう。また、タオル枕によってストレートネックの症状が悪化する可能性もあります。
通常、人の首の骨(頸椎)は横から見たときにS字状にゆるやかなカーブを描いている状態です。しかし、何かしらが原因で首の骨が真っ直ぐになっている状態のことをストレートネックと言います。ここではストレートネックになる原因や、ストレートネックによって引き起こされる病気、ストレートネックかどうかのチェックポイントなどを解説します。
ストレートネックになる主な原因として、スマホやPCの見すぎが挙げられます。スマホやPCを見るときは前のめりになりやすく、下向きの状態が長時間続くことでストレートネックにつながります。また枕が合っていない場合もストレートネックになりやすいため、心当たりがある場合は姿勢や寝具の改善が必要かもしれません。
ストレートネックになると、以下のような症状が発生する恐れがあります。見た目の変化だけではなく、全身に悪影響が出る可能性があるため注意しましょう。
「自分はストレートネックかもしれない」と思ったときは、以下の項目に当てはまるかチェックしてみましょう。もし当てはまる項目が多い場合は、ストレートネックの可能性があるかもしれません。
タオル枕でストレートネックを根本的に改善するのは難しいですが、タオル枕を使用するメリットもあります。ここでは、タオル枕のメリットを紹介します。
タオル枕は自分好みの高さに簡単に調整できます。ホテルなどの外出先で枕の高さが合わなかった場合も、その場にあるタオルで自分に合った枕を作れるでしょう。タオルの大きさや枚数を変えれば、自由に形を作ることも可能です。
タオル枕は、高さだけではなく硬さの調整もできます。キツく巻けば硬く、ゆるく巻けば柔らかくなり微調節も簡単です。その日の体調や気分で硬さを変えられるのは、普通の枕にはないメリットです。
タオル枕は畳んで持ち運べるため、移動中に仮眠を取りたいときにも使えて便利です。また、ホテルや友人宅でも簡単に作れるため「枕の高さが合わなくて眠れない」という場合に役立つでしょう。
タオル枕は丸洗いできるため洗濯も簡単です。清潔さを保ちやすく衛生面も安心でしょう。タオルなので寝ている間の寝汗を吸収してくれるのも嬉しいポイントです。
タオル枕にはメリットがある一方でデメリットもあります。デメリットを知り、タオル枕を使用するかどうかしっかり考えましょう。
タオル枕は簡単に形を作れますが、その分形状をキープするのが難しいです。巻き方によっては、寝返りを打つと寝ている間に形が崩れてしまうかもしれません。
タオル枕はキツく巻いても、一般的に硬めとされる枕のような硬さにはなりません。そもそも硬めの枕が好みの人には、タオル枕は合わないかもしれません。
タオル枕は形状をキープできないため、寝るたびに高さや硬さを調整しなければなりません。調整するのは簡単とは言えども、毎回自分好みに整えるのは手間に感じるかもしれません。
通常の枕には、寝返りや寝姿勢をサポートする機能があります。しかしタオル枕にはそのようなサポート力はなく、身体に負担がかかる場合があります。また、横向きの寝姿勢に合う形を作るのは難しいため、横向き派の人にはタオル枕は向かないと言えるでしょう。
ストレートネック対策にタオル枕を作りたいと思っている人もいるでしょう。ここでは、自分に合うタオル枕の作り方を紹介します。
まずは一般的なバスタオルを用意します。60cm×120cmサイズのものが3〜4枚あるとよいでしょう。タオルの厚みや素材感などは自分好みのものを選ぶのがおすすめです。
バスタオルが用意できたら、バスタオルの長い辺を三つ折りや四つ折りにします。その後、短い辺をくるくると丸めて形を整えましょう。
タオル枕の形が整ったら、丸めた部分を首に当てながら仰向けになって高さが合うかチェックしましょう。喉に圧迫感はないか、肩や肩甲骨がマットレスや敷き布団に触れているかがポイントです。呼吸がしづらかったり違和感があったりした場合は、タオル追加するなどで再調整しましょう。
ストレートネック対策でタオル枕を使う際には、気を付けるべき注意点があります。以下で紹介するポイントに気を付けて、タオル枕を使いましょう。
タオル枕はストレートネックに効果があると言われていますが、タオル枕だけでストレートネックを完全に治すことは難しいでしょう。タオル枕はあくまでも一つの方法として取り入れ、マッサージやストレッチ、生活習慣の改善なども一緒に行いましょう。また、根本的にストレートネックを改善するためには、医療機関を受診して医師からアドバイスをもらうことをおすすめします。
タオル枕は形状をキープするのが難しく、寝ている間に形が崩れてしまうことも多いです。寝ている間に形が崩れると、寝姿勢が不自然になり、首の筋や肩を痛めてしまう可能性もあるでしょう。ロール部分はクリップやゴムで留めるなどして、形が崩れないように工夫するのがおすすめです。
普段使っている枕が合わないと感じている場合は、タオル枕で代用するのではなく、新しいものに買い替えるのがおすすめです。ここでは、自分に合った枕を選ぶためのポイントを紹介します。
枕の高さが合っていないと身体の不調につながることがあります。仰向けの状態でマットレス・敷き布団と首の角度が5度程度になる高さが理想的な枕の高さです。横向きで寝たい人は肩幅を考えて、仰向けで寝る人よりも少し高い枕を選ぶとよいでしょう。
枕に使用されている素材によっても寝心地や機能が異なります。素材がストレートネックの改善に影響することは少ないですが、枕選びの重要なポイントとして素材ごとの特徴を覚えておきましょう。
素材 | 特徴 |
ポリエステル・わた | 弾力性がある・洗えるものが多い |
低反発ウレタン | 柔らかめ・頭や肩にフィットする |
高反発ウレタン | 硬め・ホールド感がある |
ファイバー | やや硬め・丸洗いできる |
羽毛・羽根 | 柔らかい・保温性に優れている |
極小ビーズ | 頭の形にフィットする・洗えるものが多い |
ポリエチレン・パイプ | 硬め・通気性が優れている |
そばがら | 通気性・吸湿性に優れている |
枕の高さや素材が身体に合っていても、硬さが合っていなければ寝返りが打ちにくかったり、寝姿勢が崩れたりする可能性があります。ほどよい硬さで頭や肩をしっかり支えてくれる高反発ウレタンやファイバーなど、理想の寝姿勢をキープできるものを選びましょう。実際に枕に頭を乗せてへこみ具合をチェックするのもポイントです。
枕が小さすぎると、寝返りの際に頭が落ちてしまいます。人間は一晩に20〜30回の寝返りを打つと言われています。頭3つ分の幅を目安に、寝返りを打ってもしっかり頭がホールドされる幅の枕を選びましょう。
枕選びが不安な場合は、オーダーメイドで枕を作るのもおすすめです。オーダーメイド枕は自分の身体を測って枕を作るため、自分に合った素材や硬さの枕を作れます。
タオル枕は自宅にタオルがあれば簡単に作れるというメリットがありますが、寝心地が少し微妙だと感じることもあるかもしれません。そんな方には、タオル枕として販売されている商品を選ぶことをおすすめします。
市販のタオル枕には、芯材にポールのようなものが使用されていたり、中綿が入ってふかふかの寝心地になっているものがあり、タオルの心地よさはそのままにさらに快適に眠れるような工夫が施されています。
ここではおすすめのタオル枕をいくつか紹介していきます。
愛媛県今治市産のタオル生地を使用した、ふかふかで気持ちのよい肌触りのタオル枕です。
自由に折りたたんだり丸めたりすることができるので、自分好みの形・高さに調整可能となっています。
さらりとしたタオル生地を使用しているため吸湿性が良く、年中使えてデスクワークやアウトドアにもおすすめです。
ダブル枕は、2種類の枕を適切に組み合わせて首・肩のケアを徹底追求した枕です。
首を支える「サポートピロー」と頭を支える「ヘッドピロー」の2種類の枕が別々のアプローチで首と肩の負担を最小限にして快眠へ導いてくれます。
アメリカや韓国などでヒットした同形状の枕を、日本人の身体に合うように研究し綿密に再設計された商品なので、様々な性別・体格の人にフィットしやすく、ギフトにもおすすめです。
「ダブル枕」の特長
「モットン枕」は日本人の首の形や体型を徹底して研究し、睡眠時の首への負担を減らすことにこだわって開発された高反発枕です。
モットン枕に採用している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」には「自然な寝返りをサポートする反発力」「体圧を効率よく分散する」「高い通気性」という特長があり、さらに2way設計×高さ調整シートで最大50通りもの高さ調整が可能です。
90日交換・返品保証期間が設けられているので枕の寝心地が合うか心配な方も安心して気軽に試すことが出来るのも嬉しいポイントです。
こんな方におすすめ!
ストレートネック対策にはストレッチを習慣的にすることをおすすめします。最後に、首周りのストレッチ方法について詳しく解説していきます。
ゆっくり首を上下に動かし、首の前後の筋肉が伸びてる感覚を覚えましょう。呼吸も忘れずに行いましょう。
ゆっくり首を左右に動かし、左右の首の筋肉が伸びる感覚を覚えましょう。斜め下を向きながら行うことで背中側も伸ばすことができます。これも呼吸は忘れずに行いましょう。
引き上げたときに、首を後ろへ、タオルを斜め上へ引っ張り合うようにすると負荷がかかります。 無理しない程度に負荷をかけながら、行いましょう。
ストレートネックとは、本来あるべき首の緩やかなカーブが真っ直ぐになっている状態のことです。スマホやPCの見すぎ、枕が合っていないことが原因のケースが多く、首や肩の痛みだけではなく全身に影響が出る可能性があります。
ストレートネックの改善のためにタオル枕を使っても症状が完全に改善することはありませんが、一時的な対策としては有効でしょう。高さや硬さの調整が簡単なため、旅行先でも手軽に作れるのがメリットです。反対に、寝ている間に形状が崩れやすい、調整に手間がかかるといったデメリットもあります。
自分に合った枕を選ぶためには、高さ、素材、硬さ、サイズなどに気を付けましょう。枕選びに自信がない場合は、オーダーメイドで枕を作るのもおすすめです。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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