公開日:2022.11.26
更新日:2023.03.20
目次
休日になるとずっと寝てしまう、という悩みを抱えていませんか。夜の睡眠時間を確保できていても、正午近くまで寝てしまうと「病気が原因なのでは?」と心配になるかもしれません。
本記事では、休日に寝すぎてしまう原因と考えられる病気、対策方法について詳しく紹介します。休日にずっと寝てしまうことで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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休日にずっと寝てしまうのは、何らかの病気の可能性もありますが、病気以外が原因であることも考えられます。寝過ぎてしまう病気である「過眠症」は、何らかの病気の症状のひとつとして現れている可能性が高いです。次の章で詳しく説明します。
休日にずっと寝てしまうときは、以下の原因が考えられます。
夜更かしや交代勤務などで不規則な生活が続くと、生活習慣が乱れ、体内時計が乱れやすくなります。体内時計が乱れると、日中に強い眠気を感じるだけでなく、頭痛や倦怠感などの不調も現れます。
仕事や育児に追われていると、慢性的な睡眠不足になっている可能性があります。睡眠不足の状態が長期間続くと、病気につながる恐れがあります。夜間に質のよい睡眠をとれるように、就寝前の行動や睡眠環境を整える対策が必要です。
充分な睡眠時間を確保していても、睡眠の質が低ければ、日中に眠気が生じてしまいます。たとえば、寝る前にパソコンやスマートフォンを見たり、カフェインを取ったりすると、脳が覚醒してしまい、充分な睡眠を取れていない寝不足の状態になります。
就寝時、身体に合わない枕やマットレスを使っていると、疲労感が回復しにくくなります。使っている寝具が身体に合っていないと感じるのであれば、睡眠の質を低下させる原因になっている可能性が高いです。
寝る前にアルコールやカフェインなどを摂取すると、眠りが浅くなり、寝起きがすっきりしない原因になります。薬による影響が考えられる場合は、主治医に相談してみましょう。
夜間に充分な睡眠時間を確保していても、朝眠くて起きられない場合は、睡眠障害などの病気の可能性もあります。考えられる病気について、次の章で詳しく説明します。
充分な睡眠時間を取っていても眠くて起きられない、休日にずっと寝てしまう症状が続くのであれば、以下の病気が起因している可能性があります。当てはまる症状があれば、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
過眠症とは、日中の活動に支障をきたすほどの眠気を感じる状態のことです。たくさん寝ているはずなのに、仕事や勉強に集中できないほどの眠気を感じる状態が続くと、過眠症が疑われます。あるいは「ナルコレプシー」や「特発性過眠症」により過眠症の症状が出ていることも考えられます。
ナルコレプシーとは、睡眠リズムをつかさどる中枢の機能不全による過眠症で、日中に突然眠り込んでしまう症状が特徴の睡眠障害です。勤務中や食事中に強烈な眠気に襲われ、通常では考えられない状況で寝てしまう場合にナルコプシーが疑われます。
ナルコレプシーの症状のなかには、びっくりしたり大笑いしたりすると、身体の力が抜けてしまう「情動脱力発作(カタプレキシー)」などもあります。
ほかにも、入眠時の金縛りや幻覚などの症状が見られるケースもあります。
特発性過眠症もナルコレプシーと同じく、中枢の機能不全による過眠症です。
特発性過眠症は、居眠りの時間が長いうえに、目覚めがすっきりしないのが特徴です。夜の睡眠時間が10時間以上でも疲れが取れず、頭痛や目まいなどの不調が現れることもあります。
日中に強い眠気が生じる点ではナルコレプシーと同じですが、ある程度耐えられる眠気であるのが特徴です。特発性過眠症では、ナルコレプシーのように突然力が抜けて眠ってしまうようなことはありません。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に大きないびきとともに一時的に呼吸が止まってしまう病気です。上気道が狭くなることで一時的に呼吸が止まり、睡眠中に何度か目が覚めてしまうため、睡眠の質が低下します。
暴飲暴食、運動不足、肥満傾向がある方などは、睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向があります。さまざまな病気のリスクがあるため、症状に心当たりがある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
むずむず脚症候群とは、足がむずむずしたり、チクチクしたりする不快感が原因で、睡眠の質が低下する症状で、レストレスレッグス症候群とも呼ばれます。足を動かすと症状が治まり、入眠時にじっとしていると症状が出ることが特徴です。人によっては、背中や腰、腕、手などに症状が現れることもあります。
貧血や糖尿病の方、妊娠している方は、むずむず脚症候群になりやすい傾向があります。
睡眠中に起こる身体機能の異常を睡眠時随伴症といいます。歯ぎしり、悪夢、いびきなどのほか、睡眠時に歩いたり叫んだりといった異常行動も当てはまります。
高齢者に多い症状であり、生活環境の変化によるストレスや疲労がたまっているときになりやすい傾向があります。
睡眠相後退症候群は、真夜中にならないと眠れない、あるいは正午をすぎないと眠れないことが慢性的に続く状態です。睡眠相後退症候群になると、大切な用事があるときでも起きられないほどの症状になることも特徴です。午前中は眠気や頭痛、疲労感などの不調により、仕事や勉強をすることが困難になります。
生活環境や睡眠時間などの生活リズムに変化があった人がなりやすい傾向があります。
うつ病を抱えている人のなかには、不眠や過眠に悩んでいる人が多い傾向があります。うつ病になり「その場から立ち去りたい」という欲求にかられると、逃避行動のひとつとして「眠る」ことがあります。うつ病では、睡眠に関する症状のほか、頭痛や身体の痛みなどの身体症状、意欲の低下など、さまざまな症状が見られます。
PMSは、月経前3〜10日の間に精神的あるいは身体的症状が発症し、月経開始とともに軽快ないし消失するもので、この期間は眠気がおきやすくなります。
黄体期(排卵後から生理直前)は、眠気を強くするプロゲステロンの分泌が盛んになります。黄体期は通常よりも体温が高い状態が続くため、眠くなりやすいのです。
PMSによる眠気対策は、質のよい睡眠を取ることや、昼食に血糖値が上がりやすいメニューを避けるなどが挙げられます。
ここまで紹介した病気が疑われる場合は、まずはセルフチェックをして、当てはまる項目が多ければ病院で受診することを検討しましょう。
以下は過眠症のチェックポイントです。自分に当てはまる項目があるか見てみましょう。
当てはまる項目が多いほど、過眠症の疑いが強くなります。
セルフチェックで当てはまる項目が多く、過眠症が疑われる場合は、可能な限り早めの受診をおすすめします。精神科・脳神経内科・呼吸器内科のどこで受診するのが適切かわからないときは、内科での受診を検討しましょう。うつ病などの精神疾患が疑われる場合は、早めに精神科や心療内科で専門医に相談すると早期治療が行えます。
PMSに関しては、婦人科で相談すると、薬や漢方薬の処方などの治療が受けられます。
休日にずっと寝てしまうときには、睡眠の質を高め、生活リズムを改善するために以下の対策を行いましょう。
睡眠の質を向上させるためには、寝具の見直しが欠かせません。
枕やマットレスが自分の身体に合っていないと感じるのであれば、寝具の見直しを検討しましょう。マットレスは体圧分散性や厚みなどをチェックし、枕はマットレスと首との隙間が埋まる高さを選ぶのがおすすめです。
体圧分散性に優れたマットレスを選ぶメリットや選び方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
寝室の明るさや寝室を自分が心地よく眠れるように調整し、リラックスできる環境づくりを心がけましょう。心身がリラックスすると、副交感神経が優位になり自然に眠りやすくなります。睡眠を促すヒーリングミュージックやアロマオイルを活用することも効果的です。
質のよい睡眠をとるには、休日・平日に関わらず、生活リズムを統一することが大切です。休日と平日で睡眠時間が異なると、体内時計が乱れてしまい、さまざまな不調が現れる原因になります。できるだけ毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることを心がけましょう。
休日に予定がないと、寝過ぎてしまったり、ダラダラ過ごしてしまったりする原因になります。なるべく休日にも予定を入れて活発に活動することで、夜になると自然に入眠できるでしょう。
平日の睡眠不足を解消するために、休日に寝だめしようと考える人もいるでしょう。しかし、休日に寝だめをしても、疲れが取れるどころか、逆効果になる可能性があります。寝だめをするのではなく、睡眠の質を高める対策をした方が、心身の疲労回復に効果的です。
休日に普段より遅い時間まで寝ていると、体内時計が狂う原因になります。体内時計が狂い生活リズムが乱れると、体力が回復せずに、逆に体調不良になる恐れがあります。体内時計を整えるためにも、毎日同じ時間に起きることが大切です。
朝遅くまで寝て日光を浴びる時間が遅くなると、夜に眠れなくなり、寝不足や集中力低下の原因になります。週明けの仕事に影響を与えてしまうので、寝だめはせずに、夜にしっかり眠ることを心がけましょう。
休日にずっと寝てしまうのは何らかの病気であることも考えられます。セルフチェックで多くの項目に当てはまったり、体調不調が長期間続いたりする場合は、無理をせずに病院で診察を受けるようにしましょう。
また、平日の疲労を回復するために休日に寝だめしようとしても、逆効果になることがほとんどです。体内時計を整えるためにも、毎日同じ時間に起きて、質のよい睡眠をとり、心身の疲労回復に努めましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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