公開日:2022.10.30
更新日:2023.03.16
目次
「寝室のエアコンはどこが良いのか」「ベッドの頭上にエアコンがあっても問題ないのか」といった悩みをお持ちの方は少なくありません。この記事では快適な睡眠環境とエアコンの位置関係を知りたい人に向けて、最適なエアコンの位置や涼しく眠れるコツを解説します。夏場の睡眠環境のポイントを押さえ、家族全員がよく眠れる寝室づくりのヒントにしてください。
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寝室のエアコンは、就寝時に頭上にならないよう設置しましょう。理由を5つの観点から解説します。
エアコンが頭上にあると、吹き出し口が人の方向を向きます。冷気が直接当たると身体の表面を冷やしてしまいます。就寝中に肌掛け布団を外してしまいやすい夏場は、自覚なく身体が冷え過ぎているケースもあります。
身体の冷えは自律神経を乱し、さまざまな不調を引き起こします。エアコンは頭の上を避けるのがベストです。
エアコンから吹き出す空気は、乾燥しています。ベッドの上にエアコンがあると、湿度を必要以上に下げた乾燥した空気がベッド周辺に溜まりやすくなります。湿度が低すぎる空気は喉やお肌の乾燥、室内のウイルス増殖の原因となり、身体にも良くありません。
なお、就寝中にエアコンを使う際は加湿器を併用し、湿度にも配慮するのがおすすめです。
エアコンを使うと、吹き出し口から出た風が室内を周り、エアコン下部の吸入口から再び取り込まれるという空気の循環が起きています。風とともにホコリも移動していますが、風に乗り切れなかったホコリはエアコンの下部に溜まります。
エアコンの下にベッドがあると、ベッドの下にホコリがどんどん溜まってしまうのです。
冷房使用時、エアコン内部では結露が起きています。結露で生まれた水分は、「ドレンホース」と呼ばれるホースから室外へ排出されます。ところが何らかの原因でホースが詰まると水分が排出できず、エアコン内部から室内に水が漏れてしまいます。
頭の上にエアコンがあると、万一の水漏れ時に顔に落ちてくる可能性があります。
ドレンホースの先端は室外機そばの地面に近い場所に置かれることが多いため、害虫がホースを伝って侵入する場合があります。ホースから入った害虫はエアコン内部を通って、頭上に落ちてくるかもしれません。
一般的には、エアコンは専用器具で壁に強く固定されており、落下はあまり考えられません。しかし老朽化や経年劣化などの原因で、落下事故が起きる場合もあります。また大地震の際に壁と一緒に落ちる危険性もゼロではありません。
エアコンは1基20~30㎏の重量があります。万一、就寝中に頭上に落ちてきたら大怪我をしてしまうでしょう。万一の場合でも安全を確保できるよう、寝室のエアコンは頭の上を避けて配置するのがおすすめです。
風水の面から見ても、寝室のエアコンが頭上にあるのはおすすめできません。寝室の風水を良くするポイントを解説します。
風水では「気」の流れ、つまり新鮮な空気の循環が重視されます。ホコリや汚れ、空気のよどみは「気が滞る」とされ、風水が悪くなるといわれます。
ベッドの真上にエアコンがあると、室内のホコリがベッドの下に溜まり、就寝中の身体が良くない気に覆われます。気の流れを整え、運気を上昇させるためにも、頭上のエアコンは避けましょう。
良い風水を招く寝室づくりでは、以下のポイントに気をつけましょう。
風水では、北枕は健康運・金運に良いとされます。またカーテンとベッドカバーのどちらかを無地にすると、陰陽バランスが整います。枕元の木製インテリアは、自然のエネルギーを取り入れるのに効果的です。
「頭上がNGなら、エアコンはどこに設置するべきか」と悩む方もいるかもしれません。ここからは寝室のエアコンを置く場所を解説します。
寝室にある程度の広さがある、あるいは家具が少なくレイアウトの工夫が可能な場合は、エアコンの風が当たらない場所にベッドを置きましょう。エアコンから離れた、風の流れと平行になる場所がおすすめです。
また壁とベッドを少し離すと、ベッド下の空気の滞留を防げます。出入口との位置関係も見ながら、ベストな場所を探しましょう。
レイアウトの都合で、ベッドをエアコンの下にしか置けない場合は、風向きを調整し、風が身体に直接当たらないようにします。身体が冷風にさらされないだけでも、自律神経の不調を防げます。
「おやすみモード」など、就寝時向けの機能を活用するのもおすすめです。就寝時のエアコン活用法は次の項目で解説します。
エアコンの設定温度や使用時間、風向きを工夫するだけで、就寝環境が改善できます。ここでは快適睡眠を手に入れるエアコンの使い方を解説します。
日中、エアコンが稼働していない寝室は、壁やクローゼット内部、家具などにまで熱が貯め込まれています。夜間、エアコンのタイマーが切れると同時に室内が暑くなるのは、溜め込まれた熱が原因です。
壁やクローゼット内部の熱を取り除くのが、室温を下げるコツです。扇風機やサーキュレーターで空気を一気に循環させ、室内の温度を下げましょう。
就寝と同時にエアコンをつけても、暑くて寝つきが悪くなります。エアコンは、就寝時間の1時間~30分程度前にはスイッチを入れ、快適な就寝環境を整えはじめましょう。
室温を下げるのが目的のため、設定温度はやや低めの24~25度程度にします。サーキュレーターなども併用すると冷房効率が上がります。
就寝時はエアコンを26度に設定します。低すぎるのでは?と思われるかもしれませんが、エアコンの設定温度がイコール室温とは限りません。室内に残った熱や寝具の影響で28度では暑さを感じる場合もあるため、26度に設定し調整してみてください。
また風は上向きにすると、身体に直接当たるのを防げます。
エアコンが苦手、また光熱費が気になるなどの場合は、就寝後4時間で切れるようタイマーを設定しましょう。入眠後4時間ほど経つと身体の深部体温が安定し、室温が変化しても安眠を阻害されにくくなります。
また深夜から明け方にかけては外気温も下がるため、エアコンを切っても室温が上がりにくくなり、寝苦しさを感じることも少ないでしょう。
猛暑続きの近年は、就寝時に使える涼感グッズも充実してきています。快適な睡眠を手に入れられるおすすめグッズを紹介します。
ひんやりした感触が気持ち良い涼感素材を使った枕カバーは、気軽に取り入れられるおすすめグッズです。首筋の太い血管から後頭部にかけて冷やせるため、上半身の熱を効率良く放出させ、体温を下げてくれます。
人の身体は、深部体温が下がると、眠くなるようにできています。身体で最もエネルギーを使う頭部を冷やすのは、安眠効果が高い方法です。
触れた瞬間にひんやり気持ちいい接触冷感値は最高級の「Q-MAX0.5」。素材が体熱を素早く拡散するため、ベタつかず一晩中快適。洗濯機で丸洗い可能な乾きやすい素材、お手軽に洗えるのも魅力の夏におすすめの接触冷感枕パッドです。 Mサイズのみ、2枚組。
涼感素材のベッドパッドを使うと、ベッドに入った瞬間にひんやりとした心地良さに包まれます。吸湿吸汗素材のベッドパッドなら、寝たときに蒸れ感がなく、体温の上昇も防げます。
ベッドパッドにはさまざまな種類があり、素材を選べるのも嬉しいポイント。夏にぴったりの麻やコットン、洗いやすく清潔に保てるポリエステル素材など、好みの1枚を探してみてください。
さらっとクールな肌触りのサラフクールパッド。表面は肌に触れる面積を極力減らしたメッシュ編みで、肌離れが良いと同時にクッション性や滑らかさも追求。夏の睡眠を快適に保つ、優しい冷感と高通気性を兼ね備えた立体構造の敷きパッドです。
業界トップクラスの「Q-MAX値0.5」という高い接触冷感性を誇る素材を使用しており、触れた瞬間ひんやり気持ちいい。敷パッドの裏面はメッシュ構造で、通気性・速乾性抜群!4隅にズレ防止のゴムバンド付き。お手軽に洗えるのも魅力です。
ふんわり・もっちりした感触が特長の夏におすすめの新感覚寝具。ひんやり気持ちのいい接触冷感と、肌に優しい綿100%の両面仕様の敷パッドです。 触れた瞬間のひんやり感とあわせて、やみつきになるその感触をお楽しみください。
寝室のエアコンは、身体の不調予防のためにも、また安全や風水の面からも頭の上を避けて設置しましょう。ベッドの位置は、エアコンの風が当たらない場所に置くのがベストです。またエアコンの使い方を工夫すると、夏場でも朝まで熟睡できる環境をつくれます。
夏場にはひんやり感が心地よい涼感グッズも活用しましょう。寝具専門店である「ビーナスベッド」には、睡眠の質を上げるグッズも豊富に揃っています。また、睡眠に関する専門アドバイザーが最適な睡眠環境をご提案します。ビーナスベッドで好みにあった吸汗・涼感ベッドパッドを探してみてはいかがでしょうか。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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