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寝室が寒いときの対策一覧|寒さの原因や最適な温度・湿度、健康リスクについても解説

公開日:2022.10.18

更新日:2023.03.20

寝室 8,700 views

寝室が寒いとお悩みの人はいませんか?とくに肌寒い季節は、寝室の寒さ対策に頭を悩ませる人が多いことでしょう。寝室が寒いと寝つきが悪くなり、睡眠の質の低下にもつながってしまいます。

そこでこの記事では、寝室が寒くなる主な原因や、寝室の寒さ対策について解説します。寝室を効率的に温めて、睡眠の質を向上させましょう。


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寝室が寒い原因

まずは、寝室が寒くなる原因を解説します。寝室が冷えてしまう原因は、主に以下の5つです。

窓からの冷気や隙間風

窓は、家の中でもっとも熱の出入りが大きい場所です。窓は外気に直接触れるため、たとえ閉め切った状態でも室内に冷気が伝わってしまいます。窓の断熱性が低いと室温が上がりにくく、暖房をつけてもなかなか温まりません。

また、経年劣化によって建物にゆがみが生じると、窓の隙間から風が入り込んで室温を下げてしまう場合もあります。

結露した窓

足元に溜まった冷気

温められた空気が冷やされ、足元に溜まる現象を「コールドドラフト」といいます。「空気は温かい、足元だけが冷える」という場合は、このコールドドラフトが発生している可能性があるでしょう。

また、合板のフローリングは断熱性が低いため、さらに冷たさが伝わりやすくなってしまいます。

壁の断熱材の劣化

冷気は窓だけでなく、壁からも伝わります。窓からの冷気や隙間風を対策しているにも関わらず寝室が寒い場合は、壁の断熱材の劣化が原因の場合もあるでしょう。とくに古い物件は経年劣化により、断熱材が劣化している可能性が高くなります

湿度の低下

寒さ対策は温度だけでなく、湿度も重要なポイントです。温度が同じなら、湿度が低い方が体感温度が低くなることがわかっています。エアコンの温度をいくら上げても寒さが解消されない場合は、寝室の湿度にも注目してみましょう。

寝具の種類や使い方

就寝中の体感温度は、使っている寝具の種類によっても異なります。たとえば、すのこベッドのように通気性のよいベッドは熱が逃げやすく、冬は寒さを感じやすい傾向があるでしょう。また、布団を直接床に敷いている場合は、床からの冷気が直に伝わってしまいます。

布団と首元に隙間をつくらないようにしたりと、寝具の使い方に気を付けることも大切です。

寝室が寒いことによる健康リスク

寝室が寒いと、さまざまな健康リスクを引き起こす可能性があります。

ヒートショックによる血圧上昇

寝室と布団の中の温度差が大きいと、急激な温度変化によって血圧が上昇し、最悪の場合は心筋梗塞や脳卒中などの重篤な疾患につながる可能性があります。この現象を「ヒートショック」といい、夜中にトイレに起きたり、喉が渇いたりしたり、温かい布団の中から出たときに起こりやすいとされています。

寝室が冷えているとヒートショックのリスクが高まるため、高齢者や基礎疾患のある人などはとくに注意が必要です。

免疫力の低下

体温は、免疫力と密接な関わりがあります。体温が低下すると血行が悪くなり、血液中の免疫細胞が全身へ巡りにくくなるためです。寒い寝室で眠っていると就寝中に体温が下がり、免疫力の低下につながってしまいます。

睡眠の質の低下

寒いと寝つきが悪くなり、睡眠の質の低下にもつながります。寝室の寒さ対策は、身体と頭をしっかり休めるためにも重要です。ただし、寒いからといって布団を重ねすぎると、身体が圧迫されてかえって睡眠の質が低下してしまう可能性もあります。

不眠 寝付けない女性

寝室の温度・湿度の目安

次に、寝室の最適な温度・湿度について解説します。以下の数値を目安に、自分や家族が快適に過ごせる温度・湿度を見つけてみてください。

寝室の温度は20℃前後がベスト

人が気持ちよく眠れる室温は、おおよそ20℃前後といわれています。とくに冬場は温度が下がりやすく、室内でも10℃を下回る地域も少なくありません。20℃を大幅に下回ることがないよう、暖房器具などを上手に活用しましょう。

また、室温だけでなく、布団内部の空気を温めることも大切です。

寝室の湿度は40~60%に保つ

人が快適に過ごせる湿度は、40~60%といわれています。とくに冬場は空気が乾燥するため、加湿器などを活用して湿度を一定に保ちましょう。ただし、室温が低いままで加湿器をつけると、床や壁がべたつくことがあるため注意が必要です。

空気清浄機 加湿器

寝室が寒いときの対策1:窓からの冷気や隙間風を防ぐ

寝室が寒いときは、まず窓の対策を行いましょう。窓からの冷気や、隙間風を防ぐ方法を解説します。

隙間テープを貼る

隙間テープは、窓からの隙間風対策に効果的なアイテムです。伸縮性のあるスポンジテープで隙間を塞ぎ、窓からの冷気を防ぐことができます。築年数が経過した住宅に住んでいる場合は、窓枠のパッキンが劣化していないかチェックしてみましょう。

カーテンを買い替える

薄手のカーテンを使用している場合は、厚手のカーテンへ買い替えを検討しましょう。また、カーテンの厚みはもちろん、長さも重要です。窓をすっぽりと隠す大きさのカーテンを選ぶと、冷気の侵入を防いでくれます。さらに寒さ対策を強化したい場合は、防熱効果があるタイプもおすすめです。

カーテン 厚手

窓に断熱シートを貼る

窓に断熱シートを貼ると空気の層ができ、外からの冷気を通しにくく、室内の温かい空気が逃げにくくなります。また、冬場の寒さだけでなく、夏場の暑さ対策にも効果を期待できるでしょう。


寝室が寒いときの対策2:壁の断熱性を高める

外からの冷気は、壁を通して伝わることもあります。窓の防寒対策が完了したら、壁の断熱性を高めましょう。

壁に断熱シートを貼る

壁に断熱シートを貼ることで、空気の層が冷気の侵入を防いでくれます。断熱シートが手に入らない場合や、費用を抑えたい場合は、緩衝材(プチプチ)でも代用可能です。

家具との間にダンボールを入れる

壁の防寒対策としては、壁と家具の隙間にダンボールを入れるという方法も効果的です。断熱シートと同じように空気の層ができ、壁からの冷気を防ぐことができます。断熱シートと比べて、手軽に寒さ対策ができる点もメリットです。

寝室が寒いときの対策3:床の敷物を見直す

冷たい空気は下の方に溜まりやすい性質があるため、足が床に直接触れないようにすることが大切です。

厚手のラグやマットを敷く

寝室の床がフローリングの場合は、厚手のラグやマットを敷きましょう。フローリングは畳と比べて冷気が伝わりやすいため、厚手のラグやマットを敷くことで空気の層をつくることが大切です。冷気が直接伝わらなくなり、寒さを感じにくくなります。

ラグ

ホットカーペットを敷く

ホットカーペットを使用すれば、冷えやすい足元を直接温めることができます。ただし、ホットカーペットはあくまで足元のみを温めるものなので、身体全体を温めるためにもエアコンとの併用がベストです。

ラグやマットの下にアルミシートを敷く

アルミシートは保温性に優れており、毛布の5~6倍もの保温性があるとされています。ラグやマットの下にアルミシートを敷けば、より高い防寒効果を発揮できるでしょう。いま使っている敷物と組み合わせればよいため、気軽に寒さ対策ができます。

ジョイントマットを敷く

厚みのあるジョイントマットは防音対策だけでなく、防寒対策にも効果的です。足を滑らせる心配がないため、小さな子どもや高齢者がいるご家庭にも向いています。温かさを求める場合は、コルク素材のマットがおすすめです。

寝室が寒いときの対策4:温度・湿度設定や寝具を見直す

寝室が寒いと感じるときは、室内の温度・湿度設定を見直したり、寝具に気を配ることも大切です。

暖房器具と加湿器を併用する

温度が同じ場合、湿度が低いほうが寒さを感じやすくなります。冬場はただでさえ湿度が低い上、暖房器具をつけることでさらに空気が乾燥しがちです。加湿器を上手に活用して、快適な湿度を保つようにしましょう。

サーキュレーターを使用する

エアコンは室温にムラができやすく、ベッドや布団の位置によってはあまり温かさを感じられないこともあります。そこで、サーキュレーターを併用しましょう。サーキュレーターで空気を循環させることで、寝室を隅々まで効率的に温めることができます。

サーキュレーター

ベッドや布団の位置を変える

ベッドや布団を置く位置に気を配ることも大切です。とくに窓際は冷気を感じやすいため、あまりおすすめできません。また、床に近い位置は冷気が伝わりやすいため、ローベッドや敷布団は極力避けるようにしましょう。

保温性に優れた寝具を選ぶ

布団に入っていても寒さを感じる場合は、寝具を買い替えるのもひとつの手です。その際は羽毛布団など、保温性に優れた寝具を選ぶようにしましょう。また、羽毛布団の場合、毛布は上からかけた方が防寒効果が高まります

羽毛布団 寝具

保温性に優れたおすすめあったか寝具をご紹介

あったか羽毛布団

暁 -AKATSUKI- 羽毛布団

暁 -AKATSUKI- 羽毛布団

あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。

側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。

厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。

POINT

※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。

あったか毛布・ブランケット

とろけるタッチ

とろけるタッチの布団を包める毛布

春や秋の冷え込む日には毛布として、冬は布団カバーとして仕えてあったかぬくぬく使用に。寒くなる季節に1枚あれば重宝すること間違いない、なめらかで極上の肌触りの冬寝具です。
サイズ展開:S/SD/D

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー 毛布

極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の毛布です。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。

ウールのなかでも特に品質が高いメリノウールを使用し、日本の職人が丁寧に織りあげた極暖メリノウール毛布をご紹介

極暖メリノウール毛布

ウールのなかでも特に品質が高いと評されるメリノウールを使用し、日本の職人が丁寧に織りあげた毛布です。保温性が高く、真冬でも体をしっかり温めてくれます。表面と裏面の色が異なるリバーシブルになっているところもおしゃれです。

あったか敷きパッド・カバーリング

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー 敷パッド

極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の敷パッドです。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。

fuwari(ふわり) マイクロファイバー カバーリングの商品ページはこちら

fuwari(ふわり) マイクロファイバー カバーリング

きめ細かな超極細繊維マイクロファイバーが、ふわふわで優しい肌触りのカバーリングです。電気を通しやすい素材なので静電気も起こりにくく、繊維の間に暖かい空気の層ができて、寒い時期でも快適な温度でお休みいただけます。
【枕カバー/掛け布団カバー/ボックスシーツ】

メリノウールパッドシーツ

メリノウール パッドシーツ

天然の調湿機能を持つウールは、温度、湿度ともに素早く快適な環境に整え、まさに「天然のエアコン」。 背中側の敷きものにウール素材を使うことで、暖かいだけでなく体圧を分散し快適に眠る事ができます。 マットレスはロングサイズでも使用可能。マットレス、敷布団どちらでもお使いいただけます。

秋冬におすすめ!マイクロファイバー パッド一体型ボックスシーツの商品ページはこちら

【秋冬におすすめ】マイクロファイバー パッド一体型ボックスシーツ

マイクロファイバーは髪の毛の1/100以下の細さの超極細繊維を使用しているので、とってもなめらか~な肌触り。秋冬の新定番マイクロファイバー素材の、ふんわりやわらかなスマートベッドメイキングシーツ!

あったか着る毛布・防寒グッズ

とろけるタッチの着る毛布

とろけるタッチの着る毛布

高密度の極細繊維を使用しており、とろけるような触り心地が魅力の着る毛布です。空気をたっぷりと含むため保温性が高く、程よい弾力とボリューム感があります。素材独自の光沢や、深みのある上品でなめらかな色合いが高級感を演出します。丈は膝~ふくらはぎの中ほどのため、動きやすいことも特徴です。

着る羽毛布団 プレミアムダウンベストの商品ページはこちら

着る羽毛布団 プレミアムダウンベスト

背中の丈夫から方繰りにかけての冷えやすい部分を良質ダウンの自然な温もりでふんわりとやさしく保温してくれる安眠ベストです。体を締め付けないゆったり設計なので、安眠の邪魔をしません。肌着のように、地肌に直接着ても快適です。汚れてもご家庭でお洗濯可能です。

履く羽毛布団 プレミアムダウンソックス

おやすみ専用のプレミアムダウンソックスはサテン綿100%とフランス産グースダウンを95%使用。厳選された中わたの良質なダウンが保温力を高めて、足元の体温がすぐに上がり、ポカポカ。通気性、吸湿性、発散性に優れ、日干しや水洗いが可能で、汚れてもご家庭でお洗濯可能です。

まとめ

寝室が寒いと感じるのは、主に窓や壁などから冷気が伝わることによるものです。窓や壁からの冷気を防げば、寝室の寒さを軽減することができます。また、ベッドの位置や布団の種類に気を配ることも大切です。寝具を買い替える場合は、羽毛布団のように保温性が高いタイプを選びましょう。

羽毛布団や掛け布団を購入するなら、創業50年の歴史と、日本最大級のベッドショールームを持つ「ビーナスベッド」がおすすめです。睡眠の質を高めるマットレスや枕、寝具を豊富に取り揃え、専門アドバイザーがあなたにぴったりの寝具を提案してくれます。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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