公開日:2022.08.04
更新日:2024.04.16
目次
マットレスが睡眠の質を左右するといっても過言ではありません。ただ、高反発・低反発マットレスのどちらが自分に合っているのか分からない方も多いでしょう。そもそもどういった特長があるのか、どんな違いがあるのか知らない方がほとんどのはず。
今回は高反発・低反発マットレスそれぞれの特徴や違い、自分に合ったマットレスの選び方をお伝えします。おすすめの高反発・低反発マットレスも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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高反発・低反発マットレスの違いを知るには、まずはそれぞれの特徴を理解する必要があります。
高反発マットレスと聞くと、硬くて寝づらい、疲れそうといったイメージを持つ方がいるかもしれません。実際は身体が沈み込まずに、跳ね返す力が強いものが高反発マットレスなのです。
高反発マットレスの特徴をお伝えします。
高反発マットレスは強い反発力と高い弾力性があります。そのため、身体の沈み込むが少なく、フラットな寝姿勢を保つことができるでしょう。しっかり身体を支え、心地良い寝心地を実感できます。
ただ、低反発マットレスに慣れている方が高反発マットレスを使うと反発力が強い分、身体が沈み込まないため、寝苦しさを感じる可能性があります。
体圧はマットレスや敷布団の上に寝たときに、頭や腰、太ももなど体重がかかる部分、出っ張った部分にかかる圧力をいいます。それら体圧の負担が一部に集中するのを分散する力を体圧分散と呼びます。睡眠中に起こりうる体への痛みや不快感を解消するためにも、体圧分散性は重要です。
高反発マットレスは寝返りしやすく腰や肩、頭などに負担が集中しないため、体圧分散性にも優れているのです。
人は一晩に10〜30回ほどの寝返りをするといわれています。反発力が強い高反発マットレスは寝たときに身体が沈み込まないので、寝返りも打ちやすいでしょう。
高反発マットレスの中でも高反発ファイバー素材は通気性に優れているといわれ、汗をかいても蒸れることがありません。
一方、高反発ウレタン素材はファイバー素材やポケットコイルマットレスに比べると、通気性が若干劣ります。しかし最近は、ウレタンに溝をつけたり多層構造にすることで、従来のウレタンマットレスより通気性の良い商品も販売されています。
ふかふかのマットレスでぐっすり寝たいときもありますよね。低反発マットレスを指で押すと深く沈み込み、ゆっくり時間をかけて元に戻ります。低反発マットレスの特徴を紹介します。
姿勢や体格に合わせてじんわりと沈み込む低反発マットレス。身体が包まれるような感覚があり、寝心地の良さを実感できるでしょう。
弾力性があり、復元力にも優れている低反発マットレスは、身体を沈み込ませることで体圧を分散させます。
ただ、柔らかすぎるマットレスは腰や背中が沈んでしまうため身体に負担がかかり、腰痛や肩こりが生じることも。特に身体が大きい方や体重が重い方は身体への負担が集中したり、寝返りを阻害される可能性があります。
身体を包み込むように沈む一方、寝返りしにくい特徴があります。寝ている間に姿勢を変えにくく、身体を痛めることもあるでしょう。特に肩こり、腰痛に悩んでいる方には柔らかすぎる低反発マットレスは不向きです。
低反発マットレスは高反発マットレスより通気性が劣るといわれています。身体にフィットするため、特に夏場は暑く感じたり、蒸れやすくなったりするでしょう。
ただ、最近では通気性に優れた低反発マットレスも販売されています。身体にフィットし、包み込まれるような感覚を味わいたい方は通気性に優れた低反発マットレスを選ぶのをおすすめします。
高反発・低反発マットレスのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
高反発マットレスのメリットは以下の通りです。
理想的な寝姿勢とは、背骨がなだらかなS字カーブをしていることです。高反発マットレスは反発力があり体圧分散性にも優れているため、無理することなく理想的な寝姿勢を保つことができます。さらに高反発マットレスは寝返りを打ちやすく、肩や腰など身体の一カ所に負担が集中するのを防ぎます。肩こり、腰痛に悩んでいる方は高反発マットレスがおすすめです。
高反発ファイバー素材のマットレスは通気性に優れ蒸れにくいため、夏場や汗っかきの方でも快適な睡眠を得られます。品質や使い方、素材によってバラつきはあるものの、5〜10年と高反発マットレスの寿命は長いのも魅力といえます。
高反発マットレスのデメリットは以下の通りです。
跳ね返す力が強く体が沈み込まないため、低反発マットレスに慣れている方は硬く感じたり寝苦しかったりするかもしれません。また通気性に優れているため、冬場は寒く感じる可能性も。毛布や布団でしっかり防寒対策することが大切です。
高反発マットレスは低反発マットレスに比べると商品のバリエーションが少なく、値段も少し高くなる傾向にあります。ただ、一般的な高反発マットレスの寿命は5〜10年ほどなので、購入時は高額に感じても長期的に見るとコスパが良いといえます。
低反発マットレスのメリットは以下の通りです。
低反発マットレスの魅力といえば、なんといっても柔らかく身体を包み込んでくれる安心感でしょう。弾力性・復元力に優れている低反発マットレスは身体の曲線に合わせて沈み込み、どんな体型の方でも気持ち良い寝心地を実感できます。反発力が弱いため、薄型のマットレスであれば簡単に折りたたむことが可能なのも魅力です。収納スペースがない・持ち運びしたい方に低反発マットレスはおすすめです。
また跳ね返す力が弱く身体の位置が安定しやすいため、寝返りの多さが原因でぐっすり眠れない方は、寝返りの回数を抑えることができます。
低反発マットレスのデメリットは以下の通りです。
低反発マットレスは身体が沈み込むため寝返りしにくく、同じ姿勢が続きやすいので人によっては寝起きに肩や腰が痛くなる可能性があります。またフィット感がある分、通気性が悪く蒸れやすくなってしまいます。寝汗が多い方が低反発マットレスを使うと、不快感を抱くかもしれません。マットレスを立てかけて湿気を発散させるなど、定期的なお手入れが必須です。
身体が沈み込む低反発マットレスは特に頭や腰の部分がへたりやすいため、2〜3年程度で寿命を迎えることが多いでしょう。ただ、定期的にマットレスの上下や裏表を入れ替えてローテーションをすることで、寿命を延ばすことが可能です。
一般的には高反発マットレスのほうが耐久性に優れています。商品や使い方によって大きく異なるものの、低反発マットレスだと2〜3年程度、高反発マットレスだと5〜10年程度で買い替えるタイミングがやってきます。
マットレスがへたってきた、へこんだまま戻らなくなったら寿命と考えたほうが良いでしょう。特に腰の部分がへこんできたら、健康のためにも買い替えを検討してください。
マットレスの硬さ・反発力は「N(ニュートン)」という単位で表されます。ニュートンの値が大きくなるほどマットレスは硬く、反発力があるということです。
消費者庁のホームページでは以下の通り定義しています。
・75N未満は柔らかめ
・75N以上110N未満はふつう
・110N以上は硬め
一般的には100N未満だと低反発マットレス、110N以上が高反発マットレスです。ただし、マットレスの厚みや密度、使用している素材によって硬さは異なります。
高反発・低反発マットレスそれぞれの特徴やメリット・デメリットを知っても、どちらが自分に向いているのかが分からない方もいるでしょう。
体格や体質、寝る時の姿勢によって、自分に合ったマットレスを選ぶことが可能です。
寝返りしにくいマットレスで寝ると、腰痛や肩こりにつながることも。寝返りは身体の歪みを整える役割がありますが、スムーズに寝返りできないと腰や肩などに負担が集中してしまいます。
腰痛持ち、肩こりで悩んでいる方は高反発マットレスがおすすめです。高反発マットレスは反発力があるため寝返りを打ちやすく、体圧分散性にも優れています。理想的な寝姿勢を保てるため、腰痛・肩こりを軽減できるでしょう。
沈み込みの深い低反発マットレスは寝返りが打ちにくいため腰痛持ちの方にはあまりおすすめできませんが、最近では多層構造にすることで沈み込みを抑えるようなマットレスもあるので、腰痛持ちで包み込まれるような寝心地が好きな方はこういったタイプのマットレスを検討してみてください。
仰向け寝は背中全体に重さが集中するため、身体への疲労を和らげようと寝返りの回数が多くなるといわれています。
仰向けで寝ることが多い方は、寝返りしやすい高反発マットレスを選びましょう。体圧を分散するため疲れを軽減でき、睡眠の質も向上されます。
寝返りの回数が少ない横向き寝は、身体の片側のみに負担が集中します。特に肩や腰への負担は大きくなるため、高反発マットレスを使うと窮屈を感じる可能性があります。
横向きで寝ることが多い方は、低反発マットレスがおすすめです。 腰と肩がマットレスに沈み込むことで、身体への負担を軽減できるでしょう。
小学生以上の子どもと一緒に寝ている場合は、高反発・低反発マットレスどちらでも問題ありません。
ただ、赤ちゃんと一緒に寝ている場合は高反発マットレスをおすすめします。低反発マットレスで寝ると身体が沈み込むため、赤ちゃんが窒息してしまう危険性があります。
暑がりな方・夏場にエアコンを使わない方は通気性に優れ、蒸れにくい高反発マットレスがおすすめです。
低反発マットレスは身体を包み込む特徴があり、寝苦しさを感じる可能性があります。高反発マットレスより通気性に劣るため、マットレスに汗と湿気が溜まりがちです。
高反発マットレス「モットン」は日本人の体形に合わせて研究開発されたマットレスで、 「腰が重く寝不足が続く」「夜に何度も目が覚める」「寝返りをうてない」といった方におすすめです。
自然な寝返りをサポートする反発力と優れた体圧分散性が特長で、通気性が良く蒸れにくいので快適な寝心地を実現しています。また、3タイプの硬さが用意されているので、自分の体重や好みに合わせて硬さを選べるのも嬉しいポイントです。
返金保証期間内であれば修理保証がついているので、通常使用の範囲内での故障については修理代金がかからず、 90日間のお試し期間もあるので、安心して購入できます。
区分 | ウレタンマットレス |
---|---|
サイズ | シングル:97×195cm セミダブル:120×195cm ダブル:140×195cm |
価格 | シングル:39,800円 セミダブル:49,800円 ダブル:59,800円 |
厚み | 10cm |
硬さ | ソフト/レギュラー/ハード |
お試し期間 | 90日間 |
保証期間 | 90日間 |
モットンの特長
くじらマットレスは「睡眠にこだわり始めた方」「良い寝具に挑戦したい方」「自分に合うマットレスを見つけたい方」におすすめな新提案のウレタンマットレスです。
最大の特長は、硬さの異なる6枚のパーツの組み合わせを変えることで60パターンの中から寝心地を追求できる硬さ調整機能。腰や肩の沈み具合を実際に寝ながら調節できるので、寝姿勢を整え、寝返りがしやすくなります。
また、三つ折りできるため、持ち運び・収納・お手入れもらくらく。しっかりとした厚みがあり1枚でも底つき感なく、ベッドや敷き布団と重ねてもOKなので、生活スタイルが変わっても長く使うことができます。
くじらマットレスの特長
IWONU(イウォーヌ)は 創業1953年の老舗寝具メーカー北沢株式会社が立ち上げた新しいブランドで、IWONUマットレスは、素材や製法を丁寧に吟味しこだわり抜いて作られた高機能なウレタンマットレスです。
IWONUマットレスは、3つに分割できる3層構造。上半身・腰・足それぞれの部分の中のマットレス材の裏表を変えることで自分に適した硬さを選べて 、簡単に寝心地をカスタマイズすることが 出来ます。
中材には空気が通りやすい「オープンセル構造」のウレタンを使用しているので、通気性がよく、湿気を吸収・発散。 3分割された中材は1つ1つが軽量なため女性でも出し入れしやすく、気軽に干してカビなどの原因となる湿気ごもりを解消できます。
IWONUマットレスには120日間トライアル期間があるため、安心して本当に自分の身体に合うマットレスかどうか試せます。
POINT
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2024年2月16日 (金) 0:00 ~ 3月31日 (日)23:59
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高反発・低反発マットレスの特徴や違い、選び方、おすすめのマットレスをお伝えしました。高反発マットレスは理想的な寝姿勢を保つことができ、寝返りを打ちやすい性質があります。肩こりや腰痛に悩んでいる方には高反発マットレスがおすすめです。
低反発マットレスは柔らかく身体が沈み込み、包まれるような感覚を味わうことができます。特に横向きで寝る方には低反発マットレスがおすすめ。ただ寝返りしにくいので、肩こりや腰痛で悩んでいる方には不向きです。また、高反発マットレスより通気性に劣るため、暑がりの方は避けたほうが良いでしょう。
高反発・低反発マットレスの硬さはN(ニュートン)で表し、一般的には100N未満だと低反発マットレス、110N以上だと高反発マットレスとされています。硬さの目安をもとに体格や体質なども考慮して、自分に合ったマットレスを選びましょう。
2013年杏林大学医学部卒業。日本整形外科学会専門医。杏林大学医学部整形外科教室入局を経て、現職。アルテミ・スターズ チームドクターも兼務している。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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