公開日:2022.07.13
更新日:2024.04.16
朝起きたらよだれが枕カバーについていた!そんな経験、一度はありませんか?
気づかないうちによだれが出ていると、心情的にも気持ち悪いですし、衛生的にもよくありませんよね。毎日のように枕カバーを洗うのは大変ですし、かといって洗わないのもちょっと……。
寝ている時によだれが出るのを改善したいなら、元の原因からなくしてしまいましょう。
寝ている時によだれが出る原因は口呼吸になっているからなのです。しかも、そのよだれの原因の口呼吸を放置しておくと様々なリスクが潜んでいます。
この記事では、寝ている時によだれが出る原因や寝ている時に口呼吸になる理由、寝ている時の口呼吸の危険性について解説します。寝ている時の口呼吸を改善する方法も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
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よだれという言葉を聞くと汚いイメージがあるかと思いますが、実は抗菌作用があり、口の健康に欠かせない存在なのです。例えば、よだれには以下のような役割があります。
また、健康面以外でも「食べものを柔らかくして食べやすくする」「食べ物の消化を助ける」「味覚を感じやすくする」など、様々な役割を持っています。
では、どうして寝ているときによだれが出てしまうのでしょうか。それは「寝ているときに口呼吸になっている」もしくは「枕の高さが合っていない」のいずれかだといわれています。それぞれ詳しく解説します。
一番の原因は鼻呼吸がうまくできずに、口で呼吸をしてしまい、寝ているときに口が開き、よだれが垂れてしまうことです。口呼吸になると空気が口の中に必要以上に入るため、口内が乾燥します。乾燥することで脳が口内環境がよくないと判断し、必要以上によだれが分泌されてしまい、口から溢れてしまうのです。
これにより引き起こされるのは口のねばつきです。朝起きた時の口のねばつきは細菌のせいであり、口呼吸によりよだれによる殺菌がうまくいかなかったことで発生します。
また、よだれがこぼれる以外にも、この状態では「深い睡眠ができずに疲れが取れない」「すぐに眠くなるなど」の日常生活にも支障をきたしたり、口が開くことで舌が喉の軌道を塞ぎ「いびきが出やすい」「睡眠時無呼吸症候群」などの、最悪の場合、命にもかかわるような弊害が出てしまう可能性があります。
寝ているときに使っている枕も影響します。特に男性は「かさの高い枕じゃないと眠れない」という方が多いと思いますが、枕が高くなるとあごが引けて喉を圧迫し、気道が狭くなって正常な呼吸ができず口呼吸になり、口が開いてよだれが出てしまいます。
また、狭い軌道に勢いよく空気が通るため、喉の粘膜が振動していびきも大きくなってしまうというデメリットもあります。
寝ている時に口呼吸になる理由は以下のとおりです。それぞれ解説します。
口呼吸になってしまう理由として一番多いのは、ハウスダストや花粉によるアレルギー性鼻炎や、蓄膿症により鼻が通常よりも詰まっているケースです。
これらの場合は自分で制御しようとしても鼻呼吸だけでは十分な空気を確保できないため、耳鼻科などに早めに行き、治療することが重要です。
食事にかかる時間が短い人は、あまり噛まずに飲み込んでいるということも多いのではないでしょうか。この場合、アゴを使う機会が少なく、口周りの筋肉が衰えている可能性があります。
口周りの筋肉が衰えると、口を閉じるために普通の人よりも力や意識が必要となるため、口が開きやすくなってしまいます。
例えば、リラックスしているときや何かに集中している時、口が開いている事はないでしょうか。この場合は、知らず知らずのうちに口呼吸をしているケースも多いです。
口呼吸が癖になっていると、寝ているときはさらに口が大きく開いてしまうでしょう。特に現代では、コロナ禍によりマスク着用が義務付けられていて、誰もが外出時マスクを付けている状態です。マスクを付けていると息苦しく、酸素を求めて口がついつい開いてしまう人が増えているといわれています。
他人事ではなく、口呼吸は誰でもなる可能性があると思ってよいでしょう。
では、寝ているときの口呼吸は、私たちの生活にどのような影響を引き起こすのでしょうか。実は、口呼吸は健康上のリスクが高く、デメリットばかりなのです。それぞれ解説します。
1番の悪影響は睡眠の質が低下することです。睡眠の質が下がると、疲れが十分に取れず、ボーっとしてしまったり、日中の眠気がひどくなってしまいます。
また、睡眠の質が下がるということは脳がしっかりと休まっていないため、普段よりも思考力が低下したり、仕事などの作業にも多大な影響を及ぼしかねません。規則正しい生活をすることも大切ですが、口呼吸による睡眠の質低下を改善することも大切といえるでしょう。
睡眠の質が下がることで、途中で覚醒状態になりやすく、体の免疫力も低下します。免疫力が下がると、病気にかかりやすくなり、風邪やインフルエンザ・感染症などといったものになるリスクもおのずと上がっていきます。
手洗いうがいも大切ですが、睡眠時の口呼吸を改善することも風邪予防や感染症対策につながります。
口呼吸をすることで舌が下がり、空気が通る軌道を狭くしてしまいます。そうなると、粘膜が震えやすくなり、いびきをかきやすくなります。
いびきはうるさいだけでなく、空気を吸い込む量が少ない状態です。これでは脳に十分な酸素を届けることができないため、睡眠の質が低くなってしまいます。
口が開いていることで口は必要以上に乾燥してしまいます。唾液は保湿殺菌の作用があるため、虫歯や歯周病の抑制に役立ちますが、その恩恵を受けることができません。
そのため、いくら寝る前に丁寧な歯磨きをしていても、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。
口呼吸は、顔のバランスを崩し、歪ませてしまう危険もあります。鼻腔(びこう)と喉の間にある咽頭扁桃(いんとうへんとう)が肥大してしまいます。この咽頭扁桃がアデノイドと呼ばれており、これが原因で顔つきに変化が出ることをアデノイド顔貌(がんぼう)と言います。
特徴として以下の現象があげられます。
唾液は臭いの抑制や、臭いの原因となる食べかすなどを流す効果があります。ですが、口呼吸だと常に口に空気が触れているため、口内の唾液が乾き、口臭の原因になってしまいます。
「歯を磨いているし、歯医者に行ってるのに、なぜか口臭は消えない……」という悩みは、もしかしたら口呼吸が原因かもしれません。
ここまで口呼吸による影響について解説しました。口呼吸のまま生活していくデメリットは想像以上に多いと感じた方もいるのではないでしょうか。
「このままではまずいので、口呼吸を直したい」と思った方のために、口呼吸を改善する方法を紹介します。気軽に試せるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
食事の際にはよく噛んで食べることで、口周りの筋肉が刺激されやすくなり、筋肉が鍛えられて口を閉じやすくなります。目安としては、1口に30回以上、しっかりと噛み、ゆっくりと飲み込むことを心がけましょう。するめのような中々噛み切れないものや、硬いものを食べるのも良い方法です。
また、舌の動きを活発にすることで舌が上がりやすくなり、寝ているときの軌道確保にもつながり、息苦しさを低減することで、鼻呼吸をしやすくなるでしょう。
寝ているときに口が開くのは、口の周りにある筋肉が発達しておらず、閉じる力が弱いからです。その対策として、口の裏に合わせて舌をゆっくりと力を入れて這わせるトレーニングなどを続けて筋肉を鍛えましょう。
この他にも口角を上げて笑うのも効果的です。
日常的に口がついつい開いてしまうという方は、起きている間に意識して、鼻呼吸をしてみましょう。口を閉じること自体はそれほど難しくありませんし、それを普段からできるようにすることで癖がつき、寝るときにもちゃんと口を閉じることができるようになります。
一時的にではなく、日常的に意識付けをすることで改善されるので、常に口を閉じる意識を持ちましょう。
寝る前から、唇に口が開くのを防止するテープを貼り、鼻呼吸へ矯正する方法です。かなり安価で試すことができるのでおすすめです。マスキングテープやセロハンテープでも代用は可能ではありますが、唇や皮膚がかぶれるなどの症状が出る可能性があり、本来の用途ではないため、やめておいたほうが無難です。
また、テープ以外にも唇で挟んで口を閉じる筋肉を鍛える「マウスピース」や、頭に巻き、アゴを固定して口を閉じるように矯正する「サポーター」、アゴを支えて口をふさぎ、鼻呼吸を誘発する「マスク」などの商品があるので、自分にあった商品がないか探してみてください。
「蓄膿症でどうしても鼻呼吸だけでは息が苦しい」「鼻炎だからそもそも鼻がずっと詰まっている」という方は、口呼吸を何とかしようとするよりも、まずは鼻づまりに関する病気を治療するために、医療機関を受診することが大事です。
鼻呼吸をするには、前提として鼻が詰まっていないのが必須です。もし、鼻で息が難しい状態で、口呼吸防止のテープを使った場合、寝ている最中にはがしてしまったり、本当に息ができなくなってしまう恐れがあります。最悪のケースを避けるためにも、口呼吸の対策をする前にしっかりと病気を治療しましょう。
口呼吸をしてしまう原因として、枕があっていない可能性もあります。
枕の高さが合っていないと、喉が圧迫されて気道が狭くなってしまったり、頭が下がって口が開くことで、口呼吸を誘発します。枕の高さは首の部分が高すぎても低すぎてもよくないので、自分に合った高さの枕を使いましょう。
「モットン枕」は日本人の首の形や体型を徹底して研究し、睡眠時の首への負担を減らすことにこだわって開発された高反発枕です。
モットン枕に採用している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」には「自然な寝返りをサポートする反発力」「体圧を効率よく分散する」「高い通気性」という特長があり、さらに2way設計×高さ調整シートで最大50通りもの高さ調整が可能です。
90日交換・返品保証期間が設けられているので枕の寝心地が合うか心配な方も安心して気軽に試すことが出来るのも嬉しいポイントです。
こんな方におすすめ!
頭・首・背中まで上半身を包み込み、横向き寝、仰向き寝と様々な寝姿勢に対応。上半身全体を枕が支えることで、首や肩に集中しがちな負担を軽減します。3分割に分かれた厚み約1cmの高さ調整シートが計8枚付属しており、セミオーダー感覚でご自身に合った枕へ。 ※高反発タイプもあります。
睡眠でお困りの方のお悩みを受けて理想の枕を開発したいというコンセプトのもと、愛媛大学と愛媛の企業が開発したスリープメディカルピロー。素材(パイプ・わた)の違いにより硬め、柔らかめをお選びいただけます。身体に合わせて自在に高さを調節でき、カスタマイズする喜びとともに快適な睡眠を手にしてください。
後頭部にフィットしやすい中央凹型内部形状、肩口にはアーチ型形状を採用。両サイドをマチ付にすることで横向き寝時に安定します。臭いの元の菌も抑える防臭効果もあり、いつも清潔にご使用いただける制菌加工の洗える枕です。
「ジムナストプラス」は、眠りを考えた6つの構造からなる枕です。パイプ素材、コルマビーズ素材、クリア―パイプ素材、ポリエステルわた素材を、部分に合わせて使用。6つに分けられた部分それぞれの高さ、硬さ、素材の種類を調整し、理想的な曲線を作り出すことにより、首と頭をバランスよくサポートできる枕に仕上げました。
寝ているときによだれが出る原因である口呼吸について解説しました。枕の高さが口呼吸に大きな影響を及ぼしていたというのは意外な事実だったのではないでしょうか。
口呼吸による健康被害が起きないように、ぜひこの機会に枕を新調してみてはいかがでしょうか。
2013年杏林大学医学部卒業。日本整形外科学会専門医。杏林大学医学部整形外科教室入局を経て、現職。アルテミ・スターズ チームドクターも兼務している。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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