寝室に置きたい観葉植物とは？選び方や効果、注意点などを解説

観葉植物にはさまざまな効果が期待できるため、寝室に置きたい人もいるでしょう。観葉植物はリラックス効果が期待できるだけではなくインテリアとして、さらには風水にも良いとされています。

この記事では寝室に観葉植物を置きたい人に向けて、効果や選び方、設置する際の注意点などを紹介します。また、おすすめの観葉植物も取り上げました。寝室をアレンジしたい人は、ぜひ参考にしてください。

観葉植物の効果

はじめに、観葉植物の効果を紹介します。何気なく置かれている観葉植物ですが、以下のように多くの効果が期待できます。

リラックス効果が期待できる

森林浴をするとリラックスできるように、観葉植物に触れるとストレスに関するホルモンの減少が期待できます。また、リラックスすると活発になる副交感神経が機能するなどの効果も考えられます。

また、観葉植物の緑色が目の疲れを和らげる効果もあるので、寝室に観葉植物を置く利点は大きいです。

寝室のインテリアになる

寝室に観葉植物を置くと、インテリアに馴染んでおしゃれな空間を演出できます。植物の緑色はどのようなインテリアとも調和するので配置しやすいでしょう。観葉植物の種類により、葉の形や大きさが異なるため、自分の好みの植物を探すことも楽しめます。また、電気の配線などがある場合は、観葉植物を置けば目隠しにもなるでしょう。

加湿と空気清浄作用がある

植物が光合成を行うため、寝室に観葉植物を置くと室内の酸素の量が増えます。酸素が増えると自然に空気清浄が行われて、寝室の空気を清潔に保ちやすいです。また、植物には根から吸い上げた水分を放出する働き（蒸散）があるため、乾燥した室内の加湿効果も期待できます。加湿効果を求めるときは、できるだけ葉が大きい観葉植物を選んでみてください。

観葉植物が成長する喜びを味わえる

観葉植物は、ほかの植物と同様に水をあげたり受け皿の手入れをしたりする必要があります。観葉植物の手入れを毎日のように行えば植物への愛情も深まり、成長を楽しむことも癒しにつながるでしょう。観葉植物は、比較的手入れがしやすいため長く楽しめます。

風水的にもよい効果が期待できる

観葉植物を寝室に置くと、風水的にもよい効果が期待できます。観葉植物には悪い気を吸い取って良い気を吐き出すという考え方があり、風水的によいとされています。

また、風水で寝室は寝ている間に良い気を取り込んで、気を充填する場所です。観葉植物を置くことで、良い気を体内に取り込む意味でも効果が期待できます。

寝室の観葉植物の選び方

ここからは寝室に置く観葉植物の選び方を紹介します。観葉植物を選ぶときは以下の2点に着目してください。

乾燥に強い種類を選ぶ

夏場に寝室でエアコンを使うと、乾燥しやすい空間になってしまいます。そのため、乾燥に弱い観葉植物を選ぶと枯れやすくなってしまうでしょう。エアコンを付ける習慣のある場合は、できるだけ乾燥に強い観葉植物を選んでみてください。

耐陰性にも強い種類を選ぶ

一般的に、植物は光合成などの理由から日当たりのよい場所に置くことが望ましいですが、寝室は薄暗くなりがちです。寝室の日当たりが良くない場合は、日が当たらなくても育つ「耐陰性」の強い植物を選ぶとよいでしょう。耐陰性のある観葉植物は少ない日光でも合成ができるのです。

どうしても耐陰性が劣る観葉植物を選びたい場合は、置くスペースをできるだけ窓際にするなど工夫してみましょう。

寝室におすすめの観葉植物10選

観葉植物の種類は多岐にわたります。そのなかでも、寝室におすすめの観葉植物を10種類厳選しました。観葉植物を選ぶ際の参考にしてください。

幸福の木

幸福の木は葉の色のタイプが豊富であり、見た目が可愛らしい観葉植物です。1日の半分くらい日が当たる「半日陰」を好む種類で、照明の光でも十分に成長します。見た目で癒し効果が得られることから、人気の観葉植物です。

サンスベリア

サンスベリアは、マイナスイオン効果と空気清浄効果が期待できる種類です。手入れが簡単で半日陰を好む種類のため寝室に向いています。ただし、1日中暗い寝室のときは、時々、日光浴をさせるなど長持ちするように工夫しましょう。

ミリオンバンブー

ミリオンバンブーは開運竹などと呼ばれ、縁起が良い観葉植物です。「金運や開運を呼ぶ」といわれていることから、運気を上げたい人に向いているでしょう。暑さや乾燥に強い特長がありますが、耐陰性が低いため定期的な日光浴が必要です。

ユッカ

「青年の木」と呼ばれるユッカは、まっすぐに伸びていく姿が印象的な観葉植物です。葉が上向きになっているため、金運や仕事運を重視したい人は飾ってみるとよいでしょう。また、成長しやすい種類でもあるので、育てる喜びを感じたい人にも向いています。

フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータはハート型の葉が特徴的で、インテリアに向いています。「永遠の幸せ」という花言葉があることから、恋愛運をアップしたい人におすすめです。葉が大きくホコリが付きやすいため、定期的な手入れをしましょう。

ベンジャミン

ベンジャミンは華奢な幹に数多くの葉が付く種類で、寝室内を柔らかな雰囲気にしてくれます。日が当たる場所を好むため、窓際に置いておきましょう。1日中暗い寝室には向いていないため、注意が必要です。

ガジュマル

ガジュマルは幹の太さが特徴的な種類のため、生命力や力強さを感じやすいでしょう。風水で寝室は「気」を補充する場です。ガジュマルは気をためる寝室向きの種類といえます。「多幸の木」と呼ばれるため、縁起が良くて開運を期待したい人におすすめします。

ポトス

ポトスは、つる性多年草と呼ばれている植物です。天井から吊るしたり支柱に這わせたりして楽しめます。花言葉が「永遠の富」ということから、金運アップを目指したい人におすすめします。

モンステラ

モンステラは葉が切り込みの入ったハート型をしている可愛らしい観葉植物です。半日陰を好む種類であるため、室内照明の光でも育てられます。大きな葉は南国リゾートの情緒を感じさせるので癒し効果があり人気の種類です。

アンスリウム

アンスリウムは、黄色の突起のような花とハート型の鮮やかな赤い葉が特徴的です。観葉植物として人気があります。日光を好む種類であり耐陰性もあるため、寝室に向いています。魔除け、厄除け、恋愛運などが期待できる種類です。

寝室に観葉植物を置くときの注意点

観葉植物を寝室に置くときは、以下の4点に注意してください。それぞれについて解説します。

水やりのタイミングに気を付ける

観葉植物への水やりは、頻繁に行えばよいというわけではありません。水やりのタイミングは、土の表面が白っぽく乾燥してからです。また、水をあげるときは鉢の底から流れ出るくらいまでにしてください。水をあげた後は受け皿の水を捨てて、植物の根腐れを防ぎましょう。葉は霧吹きで水を与えると、みずみずしさが保てます。

定期的に日光浴をさせる

耐陰性に優れた種類であっても、まったく日光に当たらないと弱ってしまいます。朝はカーテンを開けたり観葉植物を窓際に移動させたりして、日光が当たるように工夫しましょう。日中は寝室ではなく日当たりのいい部屋やスペースに置くことも考えてみてください。できるだけ長く置きたいときは、部屋の照明でも育つ種類に入れ替えるのも方法のひとつです。

葉の手入れも忘れずに

寝室は寝具や家具などがあり、ホコリがたまりやすい場所といえます。観葉植物にもホコリが付きやすい環境であるため、葉の手入れにも注意したいところです。葉にホコリがたまると、弱りやすくなるからです。また、ホコリは運気を下げるともいわれています。水やりをするときに葉のホコリも払っておきましょう。

カビの発生に注意する

寝室は風通しが悪くなりがちであり、観葉植物の鉢の中に湿気がたまることがあります。湿気がたまると白カビが発生する可能性もあります。定期的な換気はもちろん、観葉植物を風通しのいい場所に置くなどの配慮が必要です。なお、水のあげすぎも白カビが発生する原因になるため注意しましょう。

まとめ

観葉植物はインテリアのひとつとしても使えますが、寝室に配置することで多くの利点があります。風水でも効果が期待できるため、さまざまな種類から好みのものを選んでみてください。

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