公開日:2022.06.24
更新日:2023.03.20
北東向きの部屋を寝室にする場合、どのようなことが想定されるでしょう。この記事では、北東にある寝室の日当たりや気温などの特徴をわかりやすく解説します。また、風水の観点から北東の寝室の良い点、悪い点も紹介しています。寝室を北東に置くことでどのような影響があるのかを正しく理解し、良い気を呼び込むのに利用してください。
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北東にある部屋の特徴は、どのようなものでしょうか。ここでは、日当たりや日照時間などに注目しながら、北東にある部屋の特徴をわかりやすく解説します。
北東にある部屋の大きな特徴は、夏場は早朝から朝日が差し込むことです。北東の寝室で眠ると、朝一番に日差しを浴びることになるため、健康的な生活を送りやすくなるでしょう。正しい生活リズムをつくりあげるのにもおすすめです。
その一方で、1日の日照時間は短めです。日照時間についての詳細は、次の項目で解説します。
北東にある部屋は、日差しがあまり入りません。そのため、夏場でもさほど暑くならないのが特長です。日差しが強く、夏場の電気代が高くなりがちな南向き部屋に比べると、北東にある部屋は、夏場の電気代を抑えることができます。
ただし、冬場は寒さを感じる可能性があります。特に、コンクリートうちっぱなしの部屋の場合は、エアコンをつけていても温かくなりにくいでしょう。厚めのカーテンを用いるなどの寒さ対策が必要です。
日照時間は南向きの部屋が最も長く、北向きの部屋が最も短くなります。このため、北東にある寝室の日照時間も短くなってしまいます。
具体的な日照時間は、夏場が約6時間30分、冬場が約1時間30分、春秋が約4時間です。早く太陽が沈む冬場は日照時間が短く、日が差す時間がかなり短いことを理解しておきましょう。
北東にある寝室は、朝日が早くから差し込み、日照時間はさほど長くありません。夜勤などがあり日中に眠りたい人や、寝室で多くの時間を過ごす人にとっては不向きですが、朝早くから行動を起こす人や日中は寝室にいないという人にとってはさほど大きな問題にならないでしょう。
室内干しをするのにおすすめとはいえませんが、寝室であれば室内干しをするようなことも少ないはずです。夏場が涼しい分、冬場の寒さが厳しいため、冷え性の人や寒さに弱い人が寝室として使う場合は対策が必要です。保温性が高い布団や湯たんぽ、電気毛布などを利用すると、寒さをしのぎやすくなります。
風水から見て、北東の寝室にはどのような意味があるのでしょうか。ここでは、風水的にどのような作用が働き、住んでいる人にどのような影響を与えるのかをわかりやすく解説します。
風水の観点では、寝室がどの方位にあるかが運気に影響を及ぼすとされています。方位は全部で8つあり、どの方位でどう過ごしているかに応じて、良い影響を受けるか、悪い影響を受けるかが分かれます。
8つの方位のうち、北東は鬼門にあたる方位です。鬼門は陰陽が切り替わり変化が起きやすい場所として、「安心できない出来事が起こる」との認識があります。不吉な場所とも考えられてきましたが、その一方で、事業や商売が成功したり、大きなチャンスを掴んだりなどの大きな成功をおさめる可能性がある場所でもあります。
寝室には、家の中にある良い気を逃がさず、悪い気を放出する働きがあるとされてきました。しかし、北東に大きな窓がある場合、風水の考えでは鬼門の影響を受けやすくなり、悪い気が窓から入ってくるともいわれています。悩みやすくなったり、気持ちがもやもやしたり、落ち着かなくなるといった可能性があります。
悪い気を防ぐために大切なのは、窓にカーテンを取り付けることです。眠るときは必ずカーテンを閉め、悪い運気が入らないよう注意しておきましょう。
北東にある寝室の運気を上げるためには、インテリアを考える際にどのような点に注意しておくべきでしょうか。ここでは、北東にある寝室におすすめの風水インテリアを紹介します。
北東にある寝室は鬼門の方位にあり、良い影響も悪い影響も極端に受けやすいのが大きな特徴です。インテリアを考える際は、余計な影響を受けないよう、シンプルなものを心がけるのが基本です。余計なものは置かず、安眠できる環境づくりに専念してください。
派手な色を避け、白や黄色を中心に据えたカラーコーディネートを心がけましょう。カーテンやカーペット、ファブリックなどは、白ベースや淡い色がおすすめです。枕はできるだけ大きいものを選び、東枕にしてください。
収納家具などは置かないのがベストです。タンスなどを置く必要がある場合は、西もしくは北に配置しましょう。テレビなども西に置くのがおすすめです。
北東にある寝室では、余計なものをゴチャゴチャ置くのは避けてください。タンスなど収納用の家具をたくさん置いたり、収納空間の中が散乱していたりすると、悪い影響を受けやすくなってしまいます。
また、北東にある寝室に黒やグレーを使ったカラーコーディネートは望ましくありません。寝室に限らず、北東の方位に黒やグレーのインテリアは避けましょう。白や淡い黄色といった色合いがおすすめです。
寝室は、リラックスして1日の疲れを取り、元気をチャージする場所です。風水の効果を引き出すためには、陰陽のバランスを取ることを心がけてください。リラックス効果の高い陰の気を多めに取り入れつつ、陽のパワーをチャージできる環境を整えることが大切です。
ここでは、寝室でぜひ知っておきたい風水のポイントを紹介します。
寝室は運を吸収するための場所ですが、カーテンが1枚しかない状態では、せっかくの良い運が逃げてしまいます。カーテンはもともと、外から光を遮る役割を果たす陰のアイテムです。
カーテンを二重にすることで、良い気を逃さず、リラックス効果が高い陰のエネルギーを寝室に広げられるようになりますので、ぜひお試しください。
風水において重要なのは、部屋の入口(ドア)に頭を向けないことです。部屋のつくりなどの関係で、ベッドの位置を変えにくい場合は、ドアと頭との間についたてを置くなどの工夫をしてください。
また、寝室のドアをあけて真正面の位置にベッドを置くと、ドアから入ってきた気がベッドに直接ぶつかってしまいます。できるだけドアの正面の位置にベッドを置かないようにしましょう。
朝起きると、すぐにカーテンと窓を開け、朝の空気を取り込むようにしましょう。換気することで、寝ている間に部屋にたまった悪い気が抜け、新鮮な空気と良い気を取り込むことができます。朝起きたらまずカーテンと窓を開けて、換気を心がけましょう。寒い日や雨の日もありますが、これを朝のルーティンにすることが大切です。
家具の配置やファブリックの色などに気を配り、風水的に望ましいインテリアを整えたとしても、汚れていると邪気や悪い気がたまってしまいます。眠っている間に邪気や悪い気を取り込まないよう、日々こまめに掃除し、整理整頓することが大切です。
また、寝室を清潔に保てば、身体の疲れや厄が落ちやすくなります。外で起きた嫌なことや、1日の汚れを綺麗に落とせる空間になり、朝ポジティブな気持ちで目覚められるでしょう。
シーツや枕カバー、パジャマといったアイテムは、こまめに洗濯してください。洗濯して日に当てることで、陽のエネルギーをためやすくなるためです。陰の気をもつ睡眠とのバランスがとれるため、良い影響を受けやすくなります。布団も、できるだけこまめに日に当てるようにしましょう。
風水的に、良い影響・悪い影響のどちらも大きく受けやすい北東の寝室では、風水的なインテリアや掃除に気を配りつつ、寝具の状態を整えるのが大きなポイントです。また、日照時間の短さや冬場の寒さをカバーするため、温かい寝具を揃えておくことも大切でしょう。
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