公開日:2022.05.30
更新日:2023.03.20
「寝室の環境をよりよいものにして睡眠の質を押し上げたい」「寝室をより居心地のよいものにしたい」という人には、照明の見直しをおすすめします。寝室向きで、よりおしゃれな照明を選べば、寝室の環境が改善します。
この記事では、寝室向きの照明や照明器具、おしゃれな演出法についてわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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ひとことで「光」といってもさまざまなものがあります。睡眠のための部屋(寝室)向きの光と、向いていない光があることをご存じでしょうか。ここでは、寝室にどのような照明を選べばよいのか、照明を選ぶ際の基準、体内時計を整えるためのポイントなどを解説します。
寝室は、脳と身体を休める空間です。脳と身体が受ける刺激をできるだけ減らす必要があります。そのために重要なポイントが、刺激の強い蛍光色を控えることです。
まぶしい光や色温度の高い光、照度が高い光は、睡眠の妨げとなることがあります。睡眠の質を上げるためには、暖かい色温度を選びましょう。
色温度とは、温度により光色が変わる関係を数値で表したもので、単位は絶対温度K(ケルビン)です。朝日や夕日の色温度はおおむね 2,000Kほどで、普通の太陽光線は 5,000~6,000Kほどになります。
屋内照明として広く利用されるLEDは主に「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」に分類され、順に約3,000、3,500、4,200、5,000、6,500Kとなっています。 寝室の照明なら、2,000~3,000Kほどで充分 です。読書などをするときは、読書灯やテーブルスタンドといった補助照明を用いるようにしましょう。
体内時計は、1日が24時間11分になっているため、11分のずれを朝の光でリセットする必要があります。
メラトニンは、睡眠ホルモンとも呼ばれるホルモンで、脳内の松果体で生合成され、分泌されるホルモンです。季節や概日リズムを調整する作用を持ちます。
人には、体内時計がリセットされるとメラトニンの分泌が止まり、14~16時間後に再び分泌されるサイクルができています。メラトニンの分泌によって深部体温が低下し、身体は休息に適した状態になります。身体が休息モードになることで、眠気を感じたり、細胞の新陳代謝を促したり、疲れをとったりするといった作用があるのです。
ところが、夜間に強い光を浴びるとメラトニンの分泌が止まり、身体が覚醒します。身体を覚醒させないようにメラトニンの分泌を促す必要があるため、寝る30分ぐらい前から光を弱くすることがおすすめです。
また朝起きたら、体内時計をリセットするため、窓のカーテンを開けるとよいでしょう。
ベッドで横になったとき、眼に入るのが天井の照明器具です。眼に優しい照明の光は、1日の疲れを癒やしてくれる存在ともいえます。
おしゃれでお気に入りの照明器具であれば、気持ちがゆったりして、楽しい気分にひたることができます。1日の1/3の時間を過ごすといわれる寝室だからこそ、照明器具はじっくり時間をかけて、お気に入りのものを選ぶようにしましょう。
ここでは、寝室の天井や壁におすすめの照明器具と、その演出方法をわかりやすく解説します。
シーリングライトは、天井に設置し引掛けシーリングに接続して通電する構造の照明器具です。天井に張りつくようなデザインで、圧迫感がさほどない点が人気の理由です。さまざまな形状がありますが、方向性のない丸い形状のものが大半を占めています。
寝室でシーリングライトを用いる場合は、シーリングライトをメイン照明にして、以下で述べるブラケットライトをサブの照明として組み合わせる方法もあります。
シーリングライトには、手もとにあるリモコンで明るさを調節できるものが多く、横になってから眠りに最適な明るさに変えられるといった点で非常に便利です。
シーリングライトのプラスチックの質感が好みではないという場合は、ベッドの色やインテリアに合わせられるデザインを選んでみましょう。木枠を使ったシーリングライトなら、ベッドの色や建材に色味を合わせることができます。木の材質が温かみを与え、シンプルさの際立つ北欧風インテリアの部屋づくりができるでしょう。機能性とともに、インテリアとの統一感を生み出す照明の使い方のひとつです。
最近では、さまざまな機能がついたシーリングライトが登場しています。これらを使って寝室の雰囲気を演出できる点も、シーリングライトの強みといえるでしょう。
シーリングライトであれば、強い光から温かみのある光まで、自由に光を調節できます。また、スリープ機能やちらつき防止機能が備わったものもあり、眼にも優しい商品が登場しています。
寝る直前までリラックスできる音楽が聴きたいという場合は、Bluetoothスピーカーが内蔵されているものを選びましょう。スピーカー付きシーリングライトなら、天井から音楽が降り注ぐのを感じることができます。
ペンダントライトは、コードやチェーン、ワイヤーなどで天井から照明器具全体もしくは光源部のみを吊り下げて使用する照明器具です。シーリングライトよりも低い位置から照らすため、照らせる範囲はより狭いものになります。複数のペンダントライトをつけることも可能です。
ただし、ペンダントライトを使った寝室でベッドに横になったとき、光が視界に入って睡眠が邪魔される場合があります。光が直接視界に入らないデザインを選ぶように心がけましょう。
寝室に用いるペンダントライトには、より優しい光で照らすものがおすすめです。せっかくなら、かわいらしさと柔らかいフォルムで人気の、モザイクがかかったような光で照らすガラスシェードのペンダントライトなどを選んでみましょう。
シンプルなペンダントライトの場合は、飽きがこず、北欧風インテリアやモダンテイストのインテリアともよく馴染みます。自分好みのペンダントライトを選んで、リラックスできる空間を作り上げましょう。
寝室にペンダントライトがぴったりである理由は、天井からの照明の高さが自由自在に調節できるためです。寝室のインテリアに合わせて高さを調節できることから、おしゃれ度に加えて快適さや機能性がアップします。
また、ペンダントライトに注目を集める個性的なインテリアも可能になります。よりダイナミックで個性的なインテリアを目指す人は、ぜひ活用してみましょう。
ダウンライトは、天井に埋め込んで用いる照明器具です。このため、空間をすっきりと見せられます。寝室にダウンライトを設置するためであれば、設計段階から計画的に進めましょう。スイッチの管理にも気を配り、部屋の入り口とベッドから操作しやすい位置を考えて電気配線を計画すると使い勝手がよくなります。
寝室で用いる場合は、枕元の上には基本的に設置せず、直接光が眼に入らないような工夫が大切です。このため、部屋の中心部に設置するのが一般的になっています。間接照明なども併用し、光の細いダウンライトで足元を照らすといった工夫も可能です。
直接光が眼に入らない位置に照明を設置し、壁や天井から反射するバウンド光を利用するのが間接照明です。埋め込み式の間接照明を設置するのが難しい場合でも、コンセントに差し込むだけで使える間接照明スタンドがあります。ベッド下やコーナー、家具の背面など、演出方法も豊富です。
間接照明は、ダウンライトのような役割を果たすため、快適でリラックスでき、ゆったりと就寝ができる寝室の演出に非常に役立つアイテムです。天井に柔らかい光を放つ間接照明を上手に利用して、おしゃれな空間づくりを楽しんでみてください。
この記事では、寝室向きで、よりおしゃれな照明について紹介しました。寝室は、照明次第で雰囲気がかなり変わります。寝室向きの照明やおしゃれな演出法についても例を挙げながら解説しています。気になるものがあればぜひ実践してみてください。
寝室をよりおしゃれに仕上げたいという人は、ベッドの新調を検討してみるのがおすすめです。新しいベッドを購入するなら、日本最大級のベッドショールームをもつ専門店・ビーナスベッドをご検討ください。ベッドのラインナップが非常に豊富です。
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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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