公開日:2020.01.27
更新日:2023.03.16
目次
テンピュールといえば、体圧分散を促し、質の高い睡眠をサポートしてくれる低反発素材としてよく知られています。全身を包み込むような感触から愛用者も多いですが、実際の使い心地はどうなのか、気になっている人もいるでしょう。この記事では、快適に眠れる寝具を探している人のために、テンピュールの特徴や、自分に合った寝具の選び方などを紹介します。
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テンピュールはもともとNASAのエームズ研究センターにより開発された素材です。ロケットに搭乗する宇宙飛行士の体にかかる負担を緩和するために作られました。
テンピュール素材の特徴は、体温や体圧により変形する点です。体にかかる圧力を分散させ、最もリラックスできる姿勢に導いてくれます。世界98か国の地域で販売されており、宿泊施設や医療施設に導入されています。
ここからはテンピュール素材を使用する具体的なメリットについて紹介します。寝具選びにお悩みの人はぜひ参考にしてください。
テンピュール素材の大きな特徴である体圧分散とは、体にかかる圧力を分散させてくれるという意味です。寝ている間、圧力は首や肩、腰など一点に集中します。テンピュール素材は圧力を吸収し、均等に分散させてくれるため、まるで無重力の状態で寝ているような感覚を味わえるのです。
また、寝返りが多すぎると眠りが妨げられ、睡眠の質が低下してしまいますが、テンピュール素材は寝返りのしすぎを抑え、睡眠の質を高める効果もあります。
テンピュール素材は密度が高く、通気性が抜群によいとはいえません。しかし、テンピュール素材はオープンセルという、細胞の1つ1つに穴が空いたような構造になっています。そのため、他の低反発素材に比べると空気が通りやすいのです。
ただし、新品の場合は穴の周りに薄い膜が残っていることがあり、素材が硬く通気性が悪いと感じられることもあるようです。
優れた耐久性も、テンピュール素材が持つ特徴の1つです。一般的な形状記憶素材とは異なり、テンピュール素材は何度使っても元通りの形に戻ります。そのため、何年使用しても、まるで新品のマットレスで眠っているような感覚が続くのです。その品質の高さから、マットレス・ピローブランドとしては唯一、NASAから公式認定を受けています。
また、テンピュール素材は機密性が高いぶん、ダニなどが入り込む隙間はほとんどありません。
一般的なマットレスは厚みも重さもあるぶん、収納したり干したりするのが大変です。しかし、テンピュールフトンシリーズなら、敷布団と一緒に折り畳んで収納できます。専用ケースに入れれば、押入れやクローゼットにも楽に収納できるでしょう。
ベッドの上だけではなく、畳やフローリングの上に直接敷いて使えるため、普段使いはもちろん来客時の寝具としても重宝します。
テンピュールではマットレスやベッドだけではなく、枕も販売しています。テンピュールの枕にはエルゴノミックコレクションの5パターンとトラディショナルコンフォートコレクションの3パターンの合計8パターンがラインナップされており、それぞれ目的やコンセプトが異なります。そのため、自分の体型や寝姿勢にあわせて選ぶことができます。
テンピュール素材にはメリットが多いものの、決してデメリットがないわけではありません。購入を検討しているのであれば、デメリットも知っておきましょう。
テンピュール素材のような低反発のマットレスは、寝る際の姿勢や体重によっては相性が合わないこともあります。特に、腰痛や肩こりに悩んでいる人には向いていません。
テンピュール素材は肩や腰など、圧力が集中する部分が深く沈みこむため、症状を悪化させてしまう可能性があります。心配な人は直接店舗へ行って、寝心地を確かめてみるとよいでしょう。
テンピュール素材のマットレスは、綿素材やコイル入りのマットレスよりも通気性が悪く、熱や湿気がこもってしまうため、夏場や高温多湿の地域では寝苦しいと感じることがあります。
特に、暑い時期はカビが生えることもあるため、こまめなお手入れが欠かせません。すのこタイプのベッドフレームと組み合わせるなど、通気性をよくするための工夫をしながら使うとよいでしょう。
テンピュール素材は熱に反応して硬さが変化します。暑い季節は柔らかくなるため体が沈み込むのが早くなり、暑く感じる人もいるでしょう。逆に、寒い季節は硬く、体にフィットするまで時間がかかることもあります。
寝室の気温が低いのであれば、普通か柔らかめの素材を選ぶとよいでしょう。また、夏場には冷感カバーや綿素材のカバーを使うなどの対策を行えば、ある程度は暑さを軽減できます。
テンピュール素材の寝具は機能性に優れているものの、誰にでも合うとは限りません。もともと柔らかい寝心地の寝具が好きな人や、寝返りが少ない人、標準程度もしくは軽めの体重の人は使いやすいと感じるでしょう。
しかし、圧力を受けたぶんだけ深く沈み込むテンピュール素材は、腰痛や肩こりが気になる人や体重が重い人には向いていない可能性があります。相性を確かめるためにも、購入する際は店頭で専門家のサポートやアドバイスを受けたほうが安心です。
初めてテンピュール素材を使う場合、何を基準に選ぶべきか迷うこともあるでしょう。ここでは、テンピュール素材の寝具を選ぶ際に気を付けるべきポイントを紹介します。
まずは寝る人の体型や、同じベッドで寝る人数に合ったサイズを選ぶことが大切です。テンピュールのマットレスにはシングルとセミダブル、ダブル、クイーンサイズの4種類があるので、リラックスして眠れるサイズを選びましょう。
また、枕のサイズもXSからLまでさまざまです。男性ならM、女性ならSが一般的なサイズです。サイズ選びに迷ったときは参考にしてみてください。
寝具を選ぶ際はサイズだけではなく、厚みに注目することも大切です。マットレスの厚みはスプリーム21とエリート25、リュクス30の3種類から選ぶことができます。スプリーム21は21cm、エリート25は25cm、リュクス30は30cmです。
厚さにより構造や寝心地も異なるため、選ぶ際は注意しましょう。
寝具を選ぶ際に重視するべきポイントは、デザインの好みや価格だけではありません。寝姿勢との相性や寝心地を考慮し、実際に使うシーンをイメージしながら検討することが大切です。
たとえば、テンピュールのマットレスには、硬めの質感と柔らかめの質感があります。背中や腰に痛みがある人は、体に負担がかかりにくい硬さを選ばなければいけません。
また、横向きに寝る人とうつ伏せに寝る人では、使いやすい枕の形状や質感も異なります。寝るときの姿勢に合った枕を選びましょう。
寝具選びのポイントを知っていても、いきなり相性のよいアイテムを見つけるのは難しいはずです。テンピュールの寝具を選ぶ際には、これから紹介する方法を試してみてください。
自宅や職場の近くにテンピュールを扱っている実店舗がある場合は、店頭でプロのアドバイスを受けながら、自分の体型や悩みに合わせた寝具を選ぶとよいでしょう。実店舗では頭の高さや身長を測ったうえで、相性のよいアイテムを選んでもらうことができます。体型に合った寝具を使えば、眠っている間にかかるストレスが軽減され、睡眠の質が向上するでしょう。
近くに実店舗がない場合は、アウトレットモールで購入するのも1つの方法です。テンピュールは全国の主要なアウトレットモールで、古いモデルの製品や在庫品などを販売しています。最新のモデルにこだわりがなく、できる限り安く手に入れたいのであれば、アウトレットモールを利用したほうがお得でしょう。
ただし、アウトレット品は保証の対象外なので、長く使用する場合には適していません。
直営店やアウトレットモールに行くのが難しい場合は、通販で購入する方法もあります。通販サイトやECショップを利用するなら、専門のアドバイザーに問い合わせができる店舗や、寝具選びのサポートが受けられる店舗を選びましょう。特に、遠方に住んでいて店頭に直接足を運べない場合は、電話やメールから問い合わせができる店舗を選ぶことが大切です。
テンピュール®センセーションエリート25は、高耐久性ベースとコンフォート層に厚みを持たせ、動きやすさに加え心地よさがさらにアップ。クイックリフレッシュ カバーは取り外して洗濯可能です。テンピュール®の無重力状態のような心地よさは欲しいけれど、従来のスプリングマットレスのような感触も楽しみたいとお考えの方におすすめのマットレスです。
テンピュール®素材の寝ごこちやサポートを感じられる、3分割された折りたたみやすいデザイン。テンピュール®素材が身体に沿ってサポートし、厚さ6cmでもより良い寝ごこち。さらっとした清涼感が気持ちよい肌触りのカバーは取り外して洗えます。収納に便利な専用ケース付き。スリムで折りたたみやすく、収納にも便利です。
テンピュールのソナタピローは、シンフォニーピローから発展した枕で、もっとも横向き寝向けといわれるテンピュール枕です。特徴的な三日月型が首や肩を包み込むようにフィットします。左右どちらに寝返りをうっても、首と肩に圧力がかからず、快適な寝心地をサポートしてくれます。
テンピュールのミレニアムネックピローは、手前側は高く、頭頂部に向けて低くなる独特の傾斜が特徴です。中央部分に凹みがあり、首筋が固定されるため、仰向け寝には最適です。あごが上にあがり、呼吸がしやすくなるため、いびきを改善したい人におすすめの枕とされています。両サイドに厚みがあるため、横向き寝の移動も滑らかに行えます。
テンピュールのオンブラシオピローは、丸みのあるX型の形状している点が特徴で、うつぶせ寝に配慮して作られています。オンブラシオピローを抱きかかえると上半身が持ち上がるため、うつ伏せで寝ても首や背中に負担がかかりにくく、呼吸が楽になります。仰向けや横向きの場合も、快適な眠りをサポートしてくれる、汎用性の高いテンピュール枕です。
テンピュールの寝具は、相性が合うものを選べば体への負担を減らし、睡眠の質を向上させてくれます。購入の際はできるかぎり寝具を試して、実際の寝心地を感じることが大切です。長く使えるお気に入りの寝具を見つけて、快適な眠りを手に入れましょう。
「ビーナスベッド」は日本最大級のベッドショールームを持つ、寝具の専門店です。常時100台以上の寝具を展示しており、テンピュール素材の寝具も取り揃えています。
また、 当店ではベッドやマットレスをご購入いただくと、設置場所までの移動と開梱、組立設置、大量に出るダンボールや発泡スチロールなどの梱包資材の処分まで、配送員が全ての作業を無料で行います。 時間の節約にもなり、組立に自信がない方も安心です。
ショールームの快眠アドバイザーと、ネットショップの専門スタッフが1人1人の寝具選びをサポートします。電話やメールでの案内も可能なので、お気軽にご相談ください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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