公開日:2022.04.22
更新日:2024.10.24
目次
抱き枕は睡眠をサポートする寝具の一つです。睡眠時間は人生のおよそ3分の1を占めると言われており、睡眠の質が生活に影響することもあります。睡眠の質を高めるためには枕や抱き枕、マットレスなど自分に合った寝具が必要です。本記事では抱き枕に期待できる4つの効果や、抱き枕に使われている主な素材などを詳しく解説しています。「抱き枕が欲しい」「抱き枕の効果が気になる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
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抱き枕が欲しくなる人は安心感や癒しを求めているのかもしれません。人は不安やプレッシャーがあると、イライラして寝つきが悪くなってしまいます。そんなときに抱き枕を抱いて寝ると、いつもより熟睡できたという経験がある人もいるでしょう。専用の抱き枕以外でも、ぬいぐるみやクッションを抱くと安心感を得られて眠りやすくなることもあります。
抱き枕にはリラックス効果や腰痛・いびきの軽減、むくみの解消などの効果があると言われています。ここでは抱き枕に期待できる効果を一つずつ紹介します。
人とハグをしたり、何かを抱きしめたりすると「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されます。抱き枕を抱いたときもオキシトシンが分泌されるため、ストレス軽減やリラックス効果が期待できるでしょう。また抱き枕を抱く姿勢は胎内にいたときの姿勢に近く、本能的に身体や心が落ち着くとも言われています。
抱き枕を使って眠ると自然と横向き寝の姿勢になります。横向き寝は仰向けやうつ伏せに比べて腰への負担が少なく、腰痛の軽減につながります。横向き寝は体圧が片側に集中する寝姿勢でもありますが、抱き枕の弾力性によって体圧が分散され身体への負担を減らす効果が期待できます。
抱き枕はいびきに悩んでいる人にもおすすめです。仰向けで寝ると舌やのどの筋肉が下がって気道が圧迫され、いびきをかきやすくなります。そこで抱き枕を使って横向き寝になれば、気道が塞がりにくくなりいびきの軽減が期待できます。
むくみの原因の一つに血流の悪さがあります。抱き枕を使うと片足が心臓よりも高い位置になり、血液が流れやすくなります。すると血流が改善されむくみの解消が期待できます。
抱き枕は妊婦さんにもおすすめです。抱き枕を使って横向き寝の姿勢になれば、お腹や腰への負担を和らげられます。自然とお腹を包み込む姿勢になるのでお腹の重さを感じにくく、寝つきやすくなったり熟睡しやすくなる効果もあります。
抱き枕にはさまざまなメリットがある一方で、場所を取る、汚れやすい、お手入れがしにくいといったデメリットもあります。ここでは抱き枕のデメリットを紹介します。
抱き枕のサイズは色々ですが、身長と同じくらいのサイズのものも多いです。保管スペースがない場合は来客の際に邪魔になることもあるでしょう。またシングルベッドなど狭めのベッドで使うと、寝返りがしにくいというデメリットもあります。
抱き枕は身体と密着させて使うため、長く使っていると寝汗やよだれなどの汚れが気になるかもしれません。そのまま放置しておくと臭いが発生することもあり、不快感から睡眠の質が下がる可能性もあります。
先述したように、抱き枕は寝汗やよだれで汚れやすいです。こまめにお手入れをしたいところですが、抱き枕はサイズが大きいものが多く洗濯機に入らないこともあるでしょう。洗濯機に入るサイズだとしても、中材によっては洗濯不可の場合もあります。洗濯をすると形状が崩れる恐れもあるため、クリーニングを利用したり除菌アイテムを活用したりと工夫が必要です。
抱き枕には色々な形状があり特徴もさまざまなため、どの形の抱き枕を選べばいいのか悩む方もいるでしょう。続いては抱き枕の主な形状と、どんな人にどの形状の抱き枕がおすすめかを解説します。
楕円タイプ(ロングタイプ)は一番オーソドックスな形の抱き枕です。シンプルな形状なので価格が比較的安価で、抱き枕初心者の方におすすめです。抱き枕としてだけではなく、2人用の枕やクッションとして使うこともできます。
円柱タイプの抱き枕は厚みがあり、しっかりとした抱き心地が特徴です。寝返りも打ちやすいので、寝心地や抱き心地を重視したい人におすすめです。ただし直径が大きすぎると抱えにくい可能性もあるため、購入前にサイズを確認しておきましょう。身長150cm~160cm以上の方は厚さ20cm未満、170cm前後の方は厚さ20cmくらいのものがおすすめです。
流線タイプ(S字タイプ)の抱き枕は、身体にフィットしやすく安定感があります。足に挟みやすい形状なので普段横向きで寝ない人にもぴったりでしょう。ただし形状が複雑なため、ほかの形状に比べて価格が高価なものが多いです。機能性やフィット感にこだわりたい人におすすめです。
妊婦さんにはバナナタイプ(三日月型)の抱き枕がおすすめです。バナナや三日月のようにカーブした形状で、妊婦さんのお腹をしっかり包み込んでくれます。また妊婦さんにとって楽な体勢と言われている「シムス体位」(片膝を曲げた横向き寝の状態)になりやすく、寝苦しさの軽減にもつながるでしょう。産後に授乳クッションとして使用できるのも嬉しいポイントです。
L字タイプは短い方を枕として、長い方は抱き枕として使える機能的な抱き枕です。抱き枕と枕の機能を兼ね備えているので、寝姿勢が保ちやすく頭や首の安定感もあります。寝相の悪さが気になる人におすすめの抱き枕です。
U字タイプはカーブした形状が特徴の大型抱き枕です。カーブした部分に頭を乗せて横向きに寝ると、左右どちらにも抱き枕がある状態になります。どちらに寝返りを打っても抱き着きやすいため、寝返りが多い人におすすめです。また仰向け寝でも頭や肩、腕をしっかり包み込んでくれるため寝姿勢を保ちやすいのも魅力です。
キャラクターや動物の形をしたタイプの抱き枕は、抱きぐるみとも呼ばれています。見た目の可愛らしさはもちろん、好きなキャラクターや動物による癒し効果もあるでしょう。子どもにもおすすめの抱き枕です。
抱き枕を選ぶときは形状だけではなく、素材のチェックも大切です。素材によって使用感が異なるため、自分が快適に感じる素材の抱き枕を選びましょう。
低反発ウレタンはマットレスにもよく使われる素材で、柔らかいフィット感が特徴です。身体がゆっくり沈み込む感覚が好きな方にはぴったりでしょう。体圧分散性にも優れているため、体圧が気になっている人にもおすすめです。
ポリエステル綿は弾力性があり、ふわふわとした触り心地が特徴です。枕やクッションにもよく使用されています。水に強いため商品によっては丸洗いできるのも魅力の一つです。
羽毛には主に水鳥の羽根が使用されており、優しい寝心地が特徴です。天然素材で高級感があり、吸湿性や保湿性にも優れています。
超極上ビーズとは発泡スチロールを砂のように細かくしたものです。クッションに使われていることも多く、シャリッとした独特の触り心地が好きという方もいるでしょう。重みや抱きしめる力によって形が変わるためフィット感も抜群です。
スノー低反発はウレタンを粉砕した素材です。雪のようにふわっとした見た目が特徴で、握ると小さくなり、だんだんと元の大きさに復元します。ふんわり感ともちもち感、どちらも味わえるユニークな素材です。
ポリエチレンフレークはポリエチレン樹脂をフレーク状にした素材です。柔らかくふわふわした手触りですが、しっかりサポート感もあります。また洗濯機や乾燥機を使ってお手入れができるのも嬉しいポイントです。
抱き枕を選ぶときは、形状・サイズと共にお手入れのしやすさも確認しておきましょう。中には丸洗いできる抱き枕もあるため、洗濯表示をチェックしてみてください。また丸洗いはできなくても、カバーを取り外して洗えるタイプの抱き枕を選ぶのがおすすめです。
高密度の極細繊維を使用しているため保温性が高く、ふんわりあたたかく包みこまれるような肌触りが魅力の抱き枕です。素材独自の光沢と深みのあるなめらかな色合いが高級感を演出します。
形状は丸みのあるS字型で、お昼寝や読書などのリラックスタイムや、授乳枕としての使用もおすすめです。仰向け寝・横向き寝・うつ伏せ寝などどんな寝姿勢でもS字カーブがボディラインに沿って優しくフィットします。
中綿に使用した軽くて柔らかなポリエステル綿は適度なボリューム感があり、へたりにくく、丸洗いできるのもうれしいポイントです。
韓国インテリアでお馴染みイブルの抱き枕。凸凹したキルティングの立体感と心地よさが魅力で、綿100%だから赤ちゃんにも優しい素材感です。丸みのあるS字形状でどんな寝姿でも心地よい抱き心地。お昼寝やリラックスタイムのうつ伏せ寝、横向き寝のサポートアイテムとしても。読書時や授乳クッションとしてもOK!
一般的なビーズのみやポリエステルわたのみの枕と比較すると、ボリュ-ムがあって弾力性も抜群。ふんわりなのにへたりにくい、独自の質感を実現しました。丸洗いできるカバーはきめ細かい毛並みで心地よい肌触り。授乳クッションとしても大活躍です。
抱き枕はサイズ選びも重要です。大きすぎると寝返りが打ちにくく、小さすぎるとフィット感がありません。サイズが合わない抱き枕を使い続けると睡眠の質が低下する可能性もあります。抱き枕の長さは身長が高い人は141cm以上、標準体型の人は110cm~140cm、小柄な人や子どもは109cm以下を基準に選ぶのがおすすめです。
抱き枕が欲しい人は安心感や癒しを求めている可能性があります。実際、抱き枕を抱くと「オキシトシン」というホルモンが分泌されて心と身体をリラックスさせてくれます。他にも腰痛やいびきの軽減、むくみの解消といった効果も期待できるでしょう。一方で場所を取る、汚れてもお手入れがしにくいといったデメリットもあります。
抱き枕を選ぶときは形や素材、サイズ、お手入れのしやすさを確認しましょう。形はオーソドックスな楕円タイプや身体にフィットしやすい流線タイプなどがありますが、妊婦さんにはカーブした形状が特徴のバナナタイプの抱き枕がおすすめです。サイズが合わないと睡眠の質が低下する可能性があるため、自分の身体にフィットする抱き枕を選ぶことが大切です。
2013年杏林大学医学部卒業。日本整形外科学会専門医。杏林大学医学部整形外科教室入局を経て、現職。アルテミ・スターズ チームドクターも兼務している。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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