ビーナスベッドのオンラインショップへ

ガーゼケットの通年の使い方│季節に応じた活用法・お手入れ方法を解説します

公開日:2022.03.28

更新日:2023.03.24

寝具 8,000 views

ガーゼケットは、真夏の寝苦しさを緩和してくれる寝具として人気です。肌触りや通気性のよさが理由ですが、実は季節を問わず活用でき、寒い冬にも大活躍します。

ここでは、ガーゼケットを通年で使いたい理由や季節に応じた使い方、長期間使うためのお手入れ方法などを解説します。快適かつ質のよい眠りに向けて、ぜひガーゼケットをご活用ください。


※当サイトで紹介している商品の中には一部アフィリエイト広告を利用しているものがあります。


ガーゼケットを通年で使いたい理由

ガーゼケットは、「ガーゼ」と「タオルケット」の特長をあわせ持つ寝具で、細い糸を平織りにした素材でできています。使われている素材は主に、コットンやリネン、シルクなどで、柔らかくて軽いのが大きな特長です。異なる素材を組み合わせて作った異素材混紡の商品もありますが、織り目は粗くなりがちです。

ここでは、ガーゼケットの利点や通年で利用できる理由について解説していきましょう。

抜群の通気性と放湿性

ガーゼケットの特長は、抜群の通気性と放湿性の高さです。たくさん寝汗をかいたときもガーゼケットがしっかり吸い取り、寝汗の乾きも早くなります。

真夏であっても、爽やかでさらっとした肌触りを維持するため、快適に使えるのが大きなメリットです。汗のべたつきや汗による寝冷えなども防げます。

邪魔にならない軽さと薄さ

ガーゼケットで現在主流になっているのは、3重もしくは4重のガーゼを重ねたものです。それだけ重なっていても、夏場の寝具としてガーゼケットと双璧をなすタオルケットなどと比べると、ガーゼケットは非常に軽く薄いのが特長です。そのため、夏場でも気軽に使うことができ、他の寝具とも併用しやすいと人気を集めています。

赤ちゃんや小さなお子さん用の寝具にすると、重みや暑苦しさから睡眠中に寝具を蹴飛ばすといった心配も軽減するでしょう。お昼寝用の寝具としてかさばらず、どこにでも持ち運びやすい点も喜ばれています。

適度な保温性

ガーゼケットのガーゼは、何枚か重ねることで保温性を高めています。主流である3重もしくは4重のガーゼ以外にも、5重や6重のものなどがあります。重ねる生地が多いほど暖かくなるのは、生地が重なることで空気の層が生まれるからです。

ガーゼを重ねるのには技術と手間がかかるため、値段も高くなりがちですが、少し肌寒くなってきた季節には生地の重なりが多いガーゼケットがおすすめです。

洗濯しやすさ

汗をかきやすい夏場にガーゼケットを使うと、大量の汗を吸い込んでくれます。肌に直接触れて汗を吸い込むだけに、定期的な洗濯で清潔さを保つことが大切です。

ガーゼケットは簡単に洗濯機で洗うことができ、大人の身体をおおえるほど大きなものでもすばやく乾かすことができます。何度も洗って使い込めば、肌馴染みが自然とよくなり、日に日に自分にフィットしてくるのもメリットといえるでしょう。

ガーゼケットとタオルケットの特長を比較

タオルケットは、ブランケットと同様、夏の寝具として人気の高い寝具です。ここでは、タオルケットとガーゼケットにどのような違いがあるのか、どのような点がそれぞれの強みなのかを比較しながら確認していきましょう。

タオルケットの特長

タオルケットは、「タオル」と「ブランケット(毛布)」を掛け合わせて作られた名称で、タオルを大きくしたような形状をしている日本生まれの寝具のことです。

タオルケットの主流の素材はコットンですが、織り方にはジャガード織りやシャーリング織り、マイヤー編みといったさまざまなものがあり、バリエーションが非常に豊富です。最近では、接触冷感素材でできたものも登場し、真夏の寝苦しさを解消する寝具として注目を集めています。

タオルケットが便利な点・不便な点

タオルケットは、タオルと同じ素材でできているだけに吸水性の高さが特長です。寝汗をかきがちな時期でも、汗や湿気をしっかり吸い取ってくれます

水分を吸うと少し重く感じられるうえに、素材自体にも少々重みがありますが、その分保温性が高くなっています。エアコンによる身体の冷えを防ぐのにも役立つでしょう。

ガーゼケットが便利な点・不便な点

ガーゼケットの特長は、放湿性が高く、寝汗をかいたとしてもすばやく乾く点にあります。蒸れずにすむため、夏場にエアコンをつけずに寝たとしても、さらっとした肌触りを維持できるでしょう。

吸水性はタオルケットに劣りますが、軽くて涼しいかけ心地が人気です。ガーゼを重ねる枚数が増えれば増えるほど保温性が高まり、暖かみも感じられます。タオルケットに比べると、寝具としての寿命が長いのも特長のひとつです。


季節に応じたガーゼケットの使い方

ガーゼケットは、ふんわり、しっとり柔らかな肌触りを楽しめます。ガーゼケットの基本的な使い方は、就寝時に身体の上からかけるというものですが、季節に応じてさまざまな使い方が可能です。以下で季節ごとの活用法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

気温の上下が激しい春の体温調節に

冬の終わりから春にかけては、朝晩の寒さが厳しかったり、気温の上下が激しかったりします。気温が日ごとに変わるため、夜間の体温調節の難しさを感じることが多いでしょう。

寒いとはいっても毛布を使うと少々暑いという場合は、薄手のガーゼケットを掛布団と身体の間に挟むのがおすすめです。ガーゼケットが薄く、軽いため、さほど存在感を感じることなく、朝晩の冷えを防いでくれます。

汗をかきやすい夏場の寝具として

夏場は、お昼寝のときに身体にかけたり、シーツ代わりに身体の下に敷いたりするのがおすすめです。エアコンが効いた室内でガーゼケットを1枚かければ、身体が冷えすぎてしまうこともありません。エアコンの冷気を防ぎつつ、熱を放出してくれるため、より心地よく過ごすことができます。

通気性と放湿性が高い3重、4重のガーゼケットなら、汗をかきやすい人でも起きたときにシーツが汗で濡れていたり蒸れていたりすることがなく、さらりとした肌触りを楽しめます。汗をかいて気になったときはすぐ洗えるため、毎日清潔な状態を保てるのも夏場の寝具向きの特長です。

生地が多めのガーゼケットを用意して秋支度

秋支度としては、保湿力がある5重、6重のガーゼケットがおすすめです。毛布代わりに使えばしっかり暖かく、じめっとしません。皮のソファーのソファースプレッドとして使ったりひざ掛けにしたりと、日中過ごすリビングの肌寒さ対策としても応用可能です。

肌なじみのよさでリラックスできるのに加えて、冷やっとした感覚を防ぐことができます。リビングに置くガーゼケットとして温かみのあるデザインのものを選べば、模様替え感覚で楽しめるでしょう。

掛け布団と併用して冬の厳しい寒さ対策に

冬場は、掛け布団の下に生地の多いガーゼケットを入れて、保温性を高めるのがおすすめです。空気の層を作るガーゼは、ほかの素材と組み合わせることで空気を溜め込み、まるでダウンの中綿のような働きをしてくれます。

中でもおすすめなのが、自分の体温を逃しにくい、オーガニックコットンでできたガーゼケットです。冬場に掛け布団の中にこもりがちな湿気を逃してくれるのも、ガーゼケットのメリットのひとつです。

ガーゼケットは赤ちゃん用・小さなお子さん用としても大活躍 

一般的なガーゼケットは140×200サイズで、シングルベッドの掛布団と同程度の大きさです。赤ちゃんや小さなお子さん用にガーゼケットを使う場合は、シングルサイズを半分にしたハーフサイズがよいでしょう。

ガーゼケットは赤ちゃんから大人まで幅広い年代の人が使える寝具ですが、赤ちゃんや小さなお子さん用として大人気です。以下の項目で、赤ちゃんや小さなお子さん用としてガーゼケットがどう活用できるのかを紹介します。

日中の肌掛けとして

ガーゼケットは、肌がデリケートな赤ちゃんでも安心できる優しい肌触りと、洗濯のしやすさ、体温調節のしやすさから出産祝いとしても人気です。体温調節が上手くできない赤ちゃんは、外気温の影響を大いに受けます。汗をかきやすいこともあり、暑さが厳しい時期は特に、さらっとした寝心地で寝汗による蒸れを防いでくれるガーゼケットが活躍します。

また、赤ちゃんの身の回りのものは、よだれや汗、ミルクで汚れがちです。日中の肌掛けとしてさっと使え、気軽に洗えるというのはガーゼケットの大きなメリットです。ガーゼケットの軽さも、寝苦しさを感じにくいという点で喜ばれています。

保育園や幼稚園、リビングでのお昼寝用に

保育園や幼稚園のお昼寝用の寝具は、汚れることを覚悟しておかなくてはなりません。洗い替えが必要なことも多く、簡単に洗濯でき、すばやく乾くガーゼケットは大助かりする寝具です。

冷房対策としてベビーカーやリビングに常備しておくのもおすすめです。オールシーズン使えてコスパがよいガーゼケットを、お子さんの成長に合わせて用意し、お腹などがはだけないよう注意してあげましょう。


ガーゼケットを長く使うためのお手入れ方法

ガーゼケットは、使う前に洗濯するのが基本です。洗濯することで、最初のゴワゴワした手触りが一気に柔らかくなり、空気がふわっと入り込みます。汗をかきやすい夏場は、週3回程度を目安に洗濯するようにしましょう。

洗濯する際、ほかの洗濯物でひっかけてしまうとガーゼがほつれてしまうため、大きめのネットを使って洗濯するのがポイントです。縮まないよう、形を整えてから干すことを心がけましょう。

まとめ

真夏の寝具として人気のガーゼケットは、通気性・放湿性のよさと保温性の高さが特長です。ガーゼの重なりが多いものなら、冬場の寒さ対策としてもおすすめです。ここでは、ガーゼケットの特長とともに、季節に応じた使い方、赤ちゃん・お子さんにおすすめしたい活用法などを解説しました。

質のよいガーゼケットを知りたい、さまざまな種類の中から我が家にぴったりの1枚を選びたいという人におすすめなのが、睡眠の質を上げてくれる寝具が豊富にそろうビーナスベッドです。専門店のこだわりのラインナップからこれぞという1枚をお選びください。

おすすめ記事

  • 腰痛におすすめのマットレスとは?選び方や注意ポイントも紹介
  • 枕なしで寝るのはOK?メリット・デメリットや質のよい睡眠環境を整えるコツを解説
  • 寝る前のコーヒーは睡眠改善に効果的?よりよい睡眠のために知っておきたい正しい飲み方
  • 横向き寝の人におすすめなマットレスとは?正しい選び方やおすすめ商品を紹介
  • マットレスにそのまま寝るのはNG?何を敷くのが正解?原因と対処法を解説
  • 寝ている時にビクッとなるのはどうして?原因と対策を紹介
  • 寝具専門店がおすすめする高反発マットレス8選!比較ランキングや選び方も紹介
  • ストレートネックの改善におすすめの枕7選|枕選びのポイントも紹介

寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

関連記事

 RecoverySleep

Profile プロフィール

Item カテゴリーで商品を探す

Ranking 人気の記事

New 新着記事

NELLマットレスクーポン

Tags タグで記事を探す