公開日:2022.03.16
更新日:2023.03.20
「自分のインテリアが風水的によいのかどうかがわからない」「部屋によい気の流れを整えたい」という人は少なくありません。インテリアに悩んでいるなら、風水の影響を受けやすい寝室から着手してみてはいかがでしょう。
この記事では、寝室のインテリアを考えるうえでなぜ風水が重要なのかを解説しつつ、寝室の風水インテリアのおすすめ例やNG例を紹介します。効果的に風水を取り入れ、運気を上げるためにぜひ参考にしてください。
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玄関や寝室と並んで風水が重要な役割を果たす場所が、寝室です。風水にならって寝室のインテリアを整えると、外でついてきた悪い気の流れがリセットされ、よい気の流れが整います。
ここでは、寝室のインテリアを考えるうえでなぜ風水が重要なのかを紹介します。
人は、1日の1/3を寝て過ごすといわれています。身体を休め、快適な睡眠を得るための寝室は、1日の大半を過ごす場所です。
寝室の気を整えることは、その人自身の気の流れを整えることにもつながります。風水の別名を「寝床学」というのは、寝室の環境が大事だということの表れともいえるでしょう。風水の影響を受けやすい寝室の気を整えることで、心の不調をリセットし、気分転換することができます。
家の中に風水インテリアを取り入れても、よい気を自分の体内に取り入れなければ意味がありません。
人は、寝ている間に体内から厄を吐き出し、よい気を吸収するとされています。体内によい気を取り込みたい人は、寝室の風水インテリアを整えてみましょう。風水の考えをもとにインテリアを整えて吉相に変えることが「運をよくする」ことにもつながります。
寝室の風水インテリアを整えようと思っても何から手をつけてよいかわからないという人も多いでしょう。ここでは、寝室の風水インテリアの基本を解説します。
風水インテリアを取り入れる前の基本は、掃除と換気です。ホコリや汚れがあり新鮮な空気を取り込めない部屋は、よい気の流れをつくったり運気を上昇させたりすることができません。
1日に1回、寝室を掃除する習慣を作りましょう。朝起きたときに換気をすれば、身体にたまった悪い気が吐き出されます。寝室の悪い気を出せば、ほかの部屋にもよい気の効果が普及するでしょう。
風水の基本は陰陽ですが、寝室は「陰」の要素が強く表れる場所です。明るさや活力に満ちた「陽」の場所とは異なり、「陰」の場所で重要なのは静けさや落ち着きです。
寝室に「陽」のアイテムを一部取り入れつつ、ベースを「陰」の要素をもつものにすれば、よい気の流れを生み出し、落ち着きがありリラックスできる空間になるでしょう。
風水では、気の流れが激しい場所で寝ると悪い気の影響を無防備に受けてしまうと考えます。ドアや窓は、気の流れが激しい場所の筆頭です。睡眠中、人は無防備になります。ドアや窓の近くにベッドを置いたり、ドアに頭を向けて寝たりするのはおすすめできません。
窓の近くにベッドを配置する場合は、厚めのカーテンを使ってよい気が外に逃げないようにしましょう。また、ドアや窓を開けっぱなしにして寝るのも避けてください。
寝室の風水インテリアの基本をおさえたうえで、ぜひ取り入れていただきたい6つの方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
寝室は運気を取り入れる場所で、どの方向に枕を向けるかによって取り入れられる運気が変わります。一般に「北枕は縁起が悪い」といわれますが、風水では北枕に悪い意味を見出しません。
風水では、東西南北のそれぞれに意味があります。中でもおすすめなのが、健康運・金運を上げ、効率よく身体に運気を取り入れられるといわれる北向きです。南向きの場合、人気運や仕事運が上がるものの興奮作用もあり、眠りにくくなったりイライラしたりする可能性があります。
枕はできるだけ大きなものを選びましょう。大きな枕を使うと、運気が上がったり、目上の人との関係がよりよくなったりするといわれています。枕カバーをつければ、周りの人からの協力を得やすくなるでしょう。
仕事運が上がると金運アップにもつながります。枕カバーはできるだけ毎日洗濯してください。
風水で考えると、窓は運気が出入りする場所です。窓にカーテンをすると悪い気が入らず、家に呼び込んだ運気も逃しません。レースカーテンなどを追加した二重のカーテンがおすすめです。
ベッドカバーも視界に入りやすく、風水に与える影響も少なくありません。カーテンとベッドカバーの両方を柄ものにすると陽の気が強くなりすぎてしまうため、柄を入れる場合は一方を無地にして陰陽のバランスをとるようにしましょう。
枕元に木製のものを置くと自然のエネルギーを得ることができ、金運が上がるとされています。木製のベッドも成長運につながるため、風水的には金属製のベッドより木製のベッドがおすすめです。
枕元に水を置くのも、悪い気を吸収し身体をリラックスさせる方法です。安眠しやすくなるため、ぜひ試してください。
風水では、運気を高めるために足元を温めることが大切だと考えます。寝室で手軽に足元を温める方法が、ラグマットを足元に置くことです。
寝室がフローリングの場合は足元が冷えるため、ベッドから降りる際足をつく場所にラグマットを置きましょう。毛足の短いラグマットなら、運気はより安定します。
寝室を真っ暗にしてしまうのは、風水的にはあまりよくありません。少しでも明かりを感じられる状態にするため、柔らかく温かな光を放つ間接照明を取り入れてみてください。間接照明なら、蛍光灯の直接照明をつけるよりも空間が優しく感じられ、リラックス効果も期待できます。
風水の考え方に基づいて寝室のインテリアを整えるうえで、やってはいけないことがいくつかあります。ここでは、寝室のインテリアのNG例を挙げ、解説します。
風水では、ぬいぐるみや人形が人の運気を吸い取るといわれています。ぬいぐるみや人形がたくさんある寝室では、休む人の運気が人形などに流れてしまい、よい気を取り込めなくなってしまいます。
どうしてもぬいぐるみや人形を置きたいという場合は、数を最小限にして、ベッドからなるべく離れた場所や足元などを選んでください。また、悪い気をできるだけ落とすため、ぬいぐるみや人形は清潔に保つようにしましょう。
風水では、電化製品も運気を乱すと考えます。テレビやスマホなどを見ながら眠ったり、枕元に置いたりすると、寝室の気が乱れて、睡眠の質にも悪影響を及ぼしてしまいます。
どうしても近くに置く必要がある場合は、寝る直前まで電化製品をさわったりせず、寝る際は足元に置くといった工夫が必要です。
寝室に大きな鏡つきドレッサーや壁つけの鏡などがあると、気が乱れがちです。さらに、せっかくのよい気が鏡の中の自分に奪われてしまいます。
寝室ではなるべく鏡を置かないのがおすすめですが、どうしても必要な場合は、就寝中の姿が鏡に映らないように配置したり、布やカバーなどで鏡の作用を抑えたりするようにしましょう。
風水で寝室が広いほどよいとするのは、寝室が悪い気を出し、よい気を補給する空間だからです。なるべく広い空間を維持するため、部屋の面積に比して大きすぎるベッドを置くのは避けましょう。
ベッドを選ぶ際はサイズ感を大切に、寝室の面積とベッドの大きさで上手なバランスを取り、運気の低下を防ぐのがおすすめです。
ドライフラワーは、常に花を手元に置いておきたい女性やかわいらしいアイテムを愛でたいという人に人気のアイテムです。その一方で、花を枯らしてつくったドライフラワーは、人の気を吸い込むとされています。運気を下げてしまうアイテムでもあるため、風水的には寝室に置くのをおすすめできません。
寝るときの正装は、パジャマです。パジャマに着替えることで、よい気と悪い気の新陳代謝がうまくいき、運気がアップするとされています。運気を上げたい人は、パジャマに着替えず部屋着のままで寝てしまわないように注意しましょう。
寝室は、人生の1/3を過ごす場所です。身体によい気を取り込み、厄を吐き出す場所でもあるため、寝室のインテリアをどう整えるかは重要です。ここでは、寝室の風水インテリアの基本とおすすめの方法、やってはいけないNG例などを紹介しました。
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