タオルケットの選び方をご紹介！サイズや素材など好みのものから選んでみよう

タオルケットは夏場の寝具として人気があります。吸水性や通気性の高いタオルケットは、夏の寝苦しい時期でも重宝する寝具となります。この記事では、これからタオルケットを購入したい人に向けて選び方を中心に紹介します。タオルケット選びに迷っている場合は、ぜひ参考にしてください。

タオルケットの特徴

タオルケットとはタオルとブランケットを組み合わせた和製英語です。通気性や吸水性に優れたタオル生地で作られているため、夏場、身体にかけて寝ても不快感が少ないです。エアコンや扇風機の風が直接肌にあたらないようにできるメリットもあります。

このような特長から、タオルケットは一般的に夏場の寝具として掛け布団よりも頻繁に使われています。厚手の生地であれば1年を通じて使えるでしょう。

タオルケットとガーゼケットは何が違うの？

タオルケットと同様にガーゼケットも夏場の寝具として人気です。ガーゼケットは、薄いガーゼを何枚か重ねて層にしてあります。ガーゼケットは夏場に使用するイメージが強いものの、生地層の間で空気を含んで体温を保てるため冬でも使えます。

また、ガーゼケットは身体にかけたときに軽く、ふんわりとした優しい肌触りが特長です。タオルケットとの大きな違いは、ガーゼケットの肌触りと重さにあります。タオルケットは重く肌触りに重厚感がありますが、ガーゼケットは薄くて軽量です。

タオルケットを選ぶ方法

タオルケットは、サイズや素材、織り方などから自分の好みのものを選べます。タオルブランドから販売されているタオルケットもあるため、ブランドにこだわって選んでもいいでしょう。次章からはさまざまな視点からタオルケットの選び方を紹介します。

タオルケットをサイズから選ぶ

タオルケットのサイズは、シングル・ダブル・クイーン・キングサイズなどがあります。好みのサイズや使用人数などに応じて選んでみましょう。以下では、それぞれのサイズの特徴を紹介します。

シングルサイズ

シングルサイズは、幅200㎝×長さ140㎝もしくは幅200㎝×長さ150㎝のものが多いです。シングルサイズとはいっても、1人でゆったりと使えるサイズ感です。お子さんが2人で利用できることもあり、使い勝手がいいでしょう。ただし、大人2人で使うには小さいサイズであるためご注意ください。

子どものお昼寝用なら、シングルサイズのほかに幅140×長さ100㎝のハーフサイズも検討してみましょう。

ダブルサイズ

ダブルサイズは、幅210×長さ190㎝のものが多いです。大人2人でも余裕があるサイズ感になります。しかし、最近はダブルサイズのタオルケットの品数が少なくなっており、商品を探しにくくなっています。一方で、前述のハーフサイズ（幅140×長さ100㎝）が人気です。ハーフサイズなら、大人の場合横にしてかけるとお腹が隠れ、縦にかけると全身をカバーできます。

ダブルサイズのタオルケットが見つからない場合は、ハーフサイズも検討してみてください。

クイーンサイズ・キングサイズ

クイーンサイズやキングサイズは、幅・長さともに200㎝以上が目安になります。非常に大きなサイズになるため、大人2人がかけても十分に余裕が生まれます。キングサイズになると、大人と子供が数人ずつの家族で利用することも可能です。ただし、大きいサイズのタオルケットは需要の低さからあまり販売されていません。

ベッドサイズがクイーンサイズやキングサイズであれば、シングルサイズのタオルケットを1枚ずつ使用してもいいでしょう。

タオルケットを素材から選ぶ

タオルケットの素材には、綿や麻、化学繊維などが使われています。素材によって肌触りや機能性が異なります。ここでは3つの素材について特徴をみてみましょう。

綿

タオルケットは綿（コットン）製が主流です。綿は繊維の表面がなめらかでやわらかいという特長があります。価格も手ごろな商品が多いため、好みのタオルケットが見つかりやすいです。

また、吸水性が高いため汗を吸収しやすい点がメリットになります。就寝中に寝汗などでパジャマが濡れることを防ぎたい人におすすめの素材です。素材が伸びにくく、耐久性の高さから長く使えるでしょう。ただし、洗濯後に乾燥機で乾かすと縮みやすいため、自然乾燥させてください。

麻（リネン）

麻は、ワッフルタイプのタオルケットに使われることが多いです。麻は綿よりも繊維が太くて硬めであることから、シャリっとした肌触りが好みの人におすすめです。綿に比べて通気性が高く、吸水性にも優れているため涼しさを感じられるでしょう。ただし、麻は洗濯すると色落ちしやすいです。白い衣類などと一緒に洗わないようにしてください。

しかし、麻は乾きやすい素材でもあるため洗濯頻度が高い場合にも適します。常に清潔なタオルケットを使いたい人に向いています。

化学繊維

タオルケットにはレーヨンやナイロン、ポリエステルなどの化学繊維を使った商品が販売されています。それらの化学繊維の素材は、吸水性や肌触りを天然素材に近づけているため、違和感なく使えるでしょう。

夏に快適な「ひんやりタイプ」など、冷涼感がある肌触りのタオルケットも人気があります。ただし、化学繊維は天然素材よりも放湿性が劣ることから、湿気で身体が冷えないように注意が必要です。

タオルケットの織り方から選ぶ

タオルケットにはいくつかの織り方があります。夏場の寝具を楽しむ目的などからデザインに着目して選ぶ際は、織り方に着目してみてください。以下で3つの織り方を紹介します。

ジャガード

ジャガード織りのタオルケットは両面のループが特徴です。吸収性に優れており、汗をしっかりと吸い取ってくれます。また、厚みがあるため夏だけではなく1年を通じて使用できます。ふんわりとした肌触りが心地よく、よい眠りにつながるでしょう。ジャガード織りは見た目が昔ながらの風合いから、レトロな寝具が好みの人にもおすすめです。

シャーリング

シャーリングは、表面にビロードのようにパイルのループがカットされた光沢感のあるタオルケットです。プリント柄が美しいことも特長で、デザイン性を重視したい人に向いています。一般的なタオルケットらしさがないため、寝室に合う色やデザインを選んで寝具を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ワッフル織り

ワッフル織りは名前の通り、食べ物のワッフルのような形に織り込んだタオルケットです。表面に凸凹があり、立体感が感じられます。肌触りもよいため、寝心地にも好影響でしょう。赤ちゃんの寝具にも使われる柔らかな肌触りであることから、肌へ負担をかけたくない人におすすめです。吸水性に優れていることや糸抜けしないこともメリットになります。

タオルケットの手入れ方法

タオルケットは使い続けることで汗や皮脂などの汚れがたまっていきます。清潔なタオルケットを利用するには、定期的なお手入れが必要です。以下では、タオルケットのお手入れ方法を紹介します。日頃のお手入れの参考にしてください。

タオルケットは洗濯機で洗える

タオルケットはタオル生地であるため、洗濯機で洗濯が可能です。ただし、デリケートなタオル素材もあるため、家で洗濯ができない場合はクリーニングに出してください。タオルケットの表示マークを確認すれば、洗濯ができるかどうかが分かります。表示によっては手洗いできる場合もあります。

柔軟剤は好みに応じて入れても構いませんが、吸水性が悪くなることがあるためご注意ください。

洗濯機を使うときは洗濯ネットに入れる

タオルケットを洗濯機で洗うときは、折りたたんで洗濯ネットに入れましょう。洗濯モードは標準モードでも可能ですが、洗濯ネットを利用しないときは弱水流コースを選んでください。

洗濯後の干し方

タオルケットを洗濯した後は、2本の物干し竿を使って干すことをおすすめします。平行に並べた物干し竿にタオルケットをＭ字にしてかけ、真ん中にたるみを作ると乾きやすくなります。物干し竿が1本しかないときは、タオルケットをかけた後に内側にハンガーを入れると風の通りがよくなり、乾きやすいです。

洗濯頻度は2週間に1回

タオルケットの洗濯頻度は、2週間に1回を目安にしましょう。ただし、夏場は就寝中に汗をかきやすいため、こまめに洗濯をしてください。もちろん汚れなどが気になるときは、その都度洗濯をしましょう。

まとめ

タオルケットは夏場中心に寝具として人気があり、サイズや素材、織り方などから好みのものを選ぶことが可能です。また、できるだけ清潔なタオルケットを使うために、2週間に1回を目安にして洗濯をしましょう。

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