おすすめマットレスを知りたい人必見！マットレスの選び方とメーカー別の特徴紹介

睡眠の質を高めたいと、マットレスにこだわる人が増えています。この記事は、マットレスを見直したい、買い替えたいと考えている人向けの内容です。日々の疲れを癒し睡眠の質を上げるためのマットレスの選び方、快適に眠るために必要なポイント、おすすめのマットレスなどを解説します。マットレス選びの参考にしてください。

マットレスの役割とは

マットレスには、寝姿勢が崩れないようにサポートするという役割があります。マットレスがあると、ベッドの床板の硬さが和らいだり、床からの冷気をシャットアウトして冷えから体を守ったりできます。敷布団にも似たような役割がありますが、マットレスのほうが体圧分散性は高く、正しい寝姿勢を保持してくれるでしょう。

また、敷布団に比べて素材や厚み、サイズといった種類が多く、目的にあわせて選びやすいことも特徴です。

マットレスの種類と特徴

一口にマットレスといっても、さまざまです。マットレスの種類と特徴について解説します。

スプリングタイプ

中にばね（コイル）が仕込んであるスプリングタイプには、主にポケットコイルとボンネルコイルがあります。それぞれの特徴を解説します。

ポケットコイル

ポケットコイルマットレスとは、独立した一つひとつのコイルを布で包んで敷き詰めたマットレスです。ポケットコイルが身体を点で支えるため、体圧を分散しやすく、振動が伝わりにくいことが特長です。横揺れも少ないため、一緒に寝る人が寝返りをうっても気にせず眠れるでしょう。複数人で同じマットレスを使用する場合にもおすすめです。

ボンネルコイル

ボンネルコイルマットレスは、連結したコイルをウレタンなどでおおったマットレスのことです。寝心地は硬めですが、沈み込みにくく寝返りをうちやすいことが特長です。体を面で支えるため、敷布団に近い感覚で眠れるでしょう。ポケットコイルに比べて安価で通気性はよいですが、振動が伝わりやすいため一人での使用をおすすめします。

ウレタンタイプ

ウレタンタイプはコイルを使わないウレタン素材のマットレスで、薄くて持ち運びやすい特長があります。低反発と高反発があり、それぞれの特徴は次の通りです。

低反発

低反発マットレスは、体の重さに対し反発が弱く柔らかいです。圧をかけるとゆっくり形を変えるため、背骨のS字カーブをキープしたまま眠りやすいでしょう。フィット感のある寝心地を得られますが、沈み込みすぎると腰痛を引き起こす可能性もあります。また、保湿性が高く暖かい一方で、蒸れやすいため扱いに注意が必要です。

高反発

ウレタン素材の高反発マットレスは、低反発マットレスに比べて沈み込みが少ないことが特長です。硬めの寝心地で、寝返りを打ちやすいでしょう。ただし、体重の軽い人には、硬すぎる場合もあります。また、敷布団とあわせて利用したり、持ち運びをしたりする場合は、通気性がよく軽量のポリエチレン素材の高反発マットレスがよいでしょう。

高反発ファイバータイプ

高反発ファイバータイプは、ポリエチレン樹脂素材の高反発マットレスで、樹脂タイプの高反発マットレスといわれることもあります。適度な硬さがあって反発力に優れ、通気性がよくてカビにくいことが特長です。軽くて持ち運びしやすく、洗濯もできるため、清潔な状態をキープできます。子どものおねしょや寝汗が気になる人にもおすすめです。

ラテックスタイプ

ラテックスタイプのマットレスは、天然ゴム（ラテックス）を使用したマットレスです。天然ゴムの割合によって「100％天然ラテックス」「天然ラテックス」「合成ラテックス」といった種類があります。適度な硬さで沈み込みにくく、ダニやカビが発生しにくいことが特長です。価格は高めですが、耐久性があるため長く使用できるでしょう。

マットレスのおすすめの選び方5選

どのようにマットレスを選んだらよいのか悩んでいる人もいるでしょう。おすすめの選び方を5つご紹介します。

おすすめの選び方1：マットレスの種類で選ぶ

マットレスの種類によって特徴や価格は異なります。夫婦や子どもが同じマットレスで寝るのか、こまめに洗濯したいのか、敷布団と一緒に使うのかなど、どのように使用したいのかを検討してみましょう。その上でマットレスに求める条件を整理し、より多くの条件を満たすものを選べば、使いやすいマットレスを見つけられるでしょう。

おすすめの選び方2：マットレスの大きさで選ぶ

使う人の体格や使用人数によって、ちょうどよい大きさは異なります。大きさの目安は次の通りです。

人数	マットレスのサイズ
1人	シングル・セミダブル・ダブル（97～140cm）
2人（コンパクト）	ダブル（140cm）
2人（ゆったり）	クイーン・キング（160～180cm）
2人以上	キング以上（180cm以上）

部屋の広さも考慮しながら大きさを検討しましょう。

おすすめの選び方3：マットレスの硬さで選ぶ

マットレスの硬さは寝心地に影響します。性別、体重、年齢などに関わらず、好みの寝心地のマットレスを探してみましょう。「横向きで寝る人なら柔らかめ」「仰向けで寝る人なら硬め」「腰痛がある人は硬め」がいいといわれることもありますが、性別、体重、年齢などに関わらず、好みの寝心地かどうかで選ぶことが大切です。

おすすめの選び方4：マットレスの厚みで選ぶ

ベッドの上に置いて使うならある程度厚みのあるもの、布団と組み合わせて使うなら薄めのものなど、マットレスの厚みで選ぶ方法もあります。また、ベッドフレームの形状によっては、マットレスの厚みに制限がある場合もあります。マットレスを購入する前に、ベッドフレームと併用できるか確認が必要です。

おすすめの選び方5：マットレスの使いやすさで選ぶ

マットレスをどのように使おうと考えているのかも、マットレス選びのポイントになります。ベッドの上に敷きっぱなしにするなら、厚みと重さのあるものや、通気性がよいものがよいでしょう。折りたたんで収納したり持ち運んだりするなら、軽くてコンパクトに形を変えられるものがおすすめです。

快適に寝るためのマットレス選びのポイント

快適に眠るために、マットレス選びで気をつけたいポイントもあります。代表的な4つのポイントについて解説します。

寝返りを打ちやすいか

寝返りは睡眠中の血行を促すために必要であり、人は寝ている間に何回も寝返りをしています。そのため、寝返りに無駄な力を使わないように沈み込みすぎず寝返りを打ちやすいマットレスを選ぶようにしましょう。身体に合わないマットレスを使用していると、首や肩のコリ、腰痛などを引き起こす可能性があります。

変な揺れやきしみがないか

マットレスが揺れたりきしんだりすると、音が気になって熟睡できなかったり、寝返りを打った途端に目が覚めてしまったりすることがあります。そのため、できるだけ揺れやきしみが少ないマットレスを選ぶようにしましょう。ベッドが揺れたりきしんだりする場合は、ベッドの買い替えも検討してみることをおすすめします。

いつもの寝方で寝やすいか

背骨のS字カーブをキープした状態で仰向けに寝るのが理想的な寝姿勢だといわれていますが、仰向けや横向きなど、人によって好みの寝方は異なります。理想的な寝姿勢をとりやすいかだけでなく、普段と同じようにマットレスに横になったときに、「眠りやすい」「寝心地がよい」と感じるかどうかもチェックしましょう。

通気性がよく熱がこもりにくいか

マットレスの通気性や吸湿性、放湿性も大切です。マットレスに熱がこもったり、汗をかいてベタついたりすると、気持ちが悪くて目が覚めることがあります。また、湿気がこもったマットレスにはカビやダニの発生リスクもあるため、熱がこもりにくく通気性のよいマットレスを選ぶようにしましょう。

おすすめのマットレス8選！

マットレスの有名海外メーカーと特徴

数あるマットレスメーカーの中から、おすすめのメーカーを4つピックアップしました。特徴とともにご紹介します。

Serta（サータ）

Serta（サータ）は、マットレスの開発、製造を専門とするメーカーです。米国トップクラスの実績を誇り、一般家庭から一流ホテルまで幅広く使用されています。より日本人の好みの仕様を追求し、日本国内のライセンス工場でマットレスの製造から販売までを行っています。比較的しっかり支えてくれる寝心地が好きな人におすすめです。

TEMPUR（テンピュール）

低反発の代名詞ともいえるTEMPUR（テンピュール）のマットレスは、米国で満足度No.1に選ばれるほどの快適さを誇ります。体圧分散性が高く睡眠中の血行を妨げないため、快適に眠れるでしょう。マットレスに重ねて使えるトッパーもあるため、手持ちのスプリングマットレスとあわせて使用することも可能です。

Sealy（シーリー）

Sealy（シーリー）は、米国シェアNo.1のマットレスメーカーです。世界の一流ホテルでも使用されており、マットレスに必要な硬さと柔らかい寝心地が特長です。画期的な技術を次々に商品化しており、「ポスチャーテックコイル」は米国特許を取得しています。独自開発の快眠テクノロジーをもとに、快適な睡眠を提供してくれるでしょう。

まとめ

寝姿勢が崩れないようにサポートしてくれるマットレスは、自分に合ったものを選びたいものです。素材の特長や価格などを考慮しつつ、使いやすく寝心地のよいものを探しましょう。マットレスを探す際は、睡眠の質を上げるマットレス・枕・寝具を豊富に揃えるビーナスベッドを利用してみてください。

ビーナスベッドの快眠アドバイザーやネットショップ専門スタッフが、あなたのマットレス選びをサポートします。

ビーナスベッドでマットレスを探す