公開日:2022.02.07
更新日:2023.03.20
目次
いざマットレスを買う段になって、どこで買えばいいのか、どんなマットレスを選べばよいのか迷ってしまう人は少なくありません。実際、「身体のだるさや疲れを取りたい」といったお悩みを解決できるかどうかはマットレス次第といっても過言ではないのです。
この記事では、マットレスを買える場所の選択肢、マットレスの種類などを紹介し、その特長やメリット・デメリットをわかりやすく解説しています。
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人は、その人生の3分の1を睡眠に費やしていると言われています。日中の活動に大きな影響を及ぼす睡眠の質をより高めるのに効果的なのが、よいマットレスを使うことです。
マットレスの性能を表す目安のひとつ「体圧分散」に優れたマットレスを使えば、腰痛や肩こりの症状を改善できる可能性が高まります。自分に合うマットレスを選ぶことで、良質な睡眠をとり、腰痛・肩こりなどの悩みを改善していきましょう。
マットレスが買える場所を大きく分けると、実店舗と通販の2種類です。実店舗には、ホームセンターや家具量販店、家具専門店、マットレスメーカーの店舗などがあり、通販にもカタログ通販やネット通販、テレビショッピングなどが存在します。
ここでは、それぞれでマットレスを購入する際のメリット・デメリット、特徴などをわかりやすく解説していきます。
マットレスを実店舗で買う場合は、マットレスを実際に見たり触ったり、実際の寝心地を確かめたりできるのが大きなメリットです。また、気になる点などを店員に直接尋ねられるのも助かります。
その一方で、店舗に足を運ぶのに時間や手間、交通費などがかかるのがデメリットです。さらに、せっかく実店舗に行っても在庫がなかったり、高価格帯のものが置かれていなかったりするのもデメリットと言えるでしょう。
ホームセンターのマットレスは、比較的低価格のものが多いのが特長です。軽量なマットレスであれば、そのまま持ち帰ることができますし、シーツや枕といった寝具をその場で揃えることも可能です。
ただし、高品質・高価格なマットレスの品ぞろえが豊富とは言えず、置いてあるマットレスの種類もさほど多くありません。
ニトリやIKEAといった家具量販店では、独自のマットレスを販売していることがあり、デザイン性が高いのが特長です。また、安いものから高いものまでさまざまな価格帯のマットレスを扱っているので、選択肢が豊富なのもメリットでしょう。初めての一人暮らしにもおすすめです。
その一方で、マットレス専門店などのものと比べて、品質がやや劣るのがデメリットです。
家具専門店には、複数のメーカーの商品が並べられていて、比較して購入できます。店舗のスタッフの商品知識も豊富で、体圧分散測定器などもあり、自分の身体にぴったりのものを探せるでしょう。
ただし、安い価格帯のマットレスの取り扱いは少なく、品数としてはネット通販や家具量販店に及びません。同じ製品でも、ネット通販のほうが安く購入できる可能性があります。
マットレスメーカーの店舗には、自社商品の知識を豊富に持つスタッフがそろっています。すでに気になるマットレスがある場合は、その詳しい説明を聞くことができるのがメリットです。
ただし、その場で他社商品と比較検討できないのがデメリットと言えるでしょう。いくつかのメーカーのマットレスを見たい場合は、何店舗かを移動する必要があります。
スマホやPCなどを使って、移動の手間なく、空いた時間に気軽に購入できるのが通販の大きなメリットです。通販にもさまざまな店舗があり、選択肢も豊富です。その一方で、実際にマットレスを試せないため、届いてみるとイメージが異なることがあります。また、送料や返品時の対応なども事前に確かめておきましょう。
Amazonや楽天などの大手通販サイトを利用する際は、商品の比較や検索が簡単です。種類が豊富で、幅広い選択肢が用意されていたり、購入者のレビューなどを参考にできるのもメリットでしょう。また、大手通販サイトならではのポイントサービスやセールなどを利用し、お得に購入できるかもしれません。
家具専門のオンラインショップでは、有名メーカーのマットレスや専門店オリジナルのマットレスなど高品質な品揃えから選択できます。独自のポイントサービスやセールを行っている場合もあり、有名なマットレスを比較的安価で購入できる可能性もあります。
マットレスメーカーの公式サイトには、マットレスの特長や詳しい説明などが解説動画で挙げられていたり、サイト限定のマットレスなどを購入できたりすることがあります。また、返品保証や割引キャンペーンなどで、サイトならではの恩恵を受けられるかもしれません。
テレビショッピングなら、電話をかけるだけの手軽さでマットレスを購入できます。番組の出演者の感想や詳しい情報のおかげで、使用感がわかりやすいのがメリットです。また、テレビショッピング独自の割引サービスなどが用意されていることもあります。
マットレスを選ぶ際にぜひ注目してもらいたいのが、以下に挙げる3つの点です。自分にぴったりのマットレスに出会うために、ぜひ参考にしてください。
マットレスを選ぶ際は、寝心地のよさとともに耐久性の高さにも注目してください。 安い価格帯のマットレスが必ずしも悪いというわけではないですが、数万回もの耐久テストが行われている寝具メーカーのマットレスに比べて、安い価格帯のマットレスの耐久性はどうしても劣ってしまいます。すぐに買い替えが必要になったり、腰痛が悪化したりする可能性があるので、極端に安い価格帯のマットレスなどは避けたほうがいいかもしれません。
マットレスの大きな目的は、よく眠れるようにすることです。その目的のもと、蒸れにくい構造やへたりにくいコイルなどが開発されてきました。現在も、人間工学に基づいた研究が進められており、マットレスの快適性へとつながっています。快適性を高めれば、睡眠も良質なものとなり、日中も活動しやすくなるでしょう。
歳を重ねるにつれ、積み重なっていくのが身体にかかる負担です。マットレスを選ぶ際は、身体の負担を軽減できるものかどうかにも注目してください。自分の将来の身体をいたわるため、マットレスによって腰痛や肩こりを改善できるのか、身体に無理のない姿勢をとれるのかを確かめることが大切です。
マットレスは、中に入ったクッション材や反発の強さによって種類を分けることができます。ここでは、マットレスの種類を挙げ、その特徴を解説していきます。
マットレスには、クッション材としてスプリングが使われているものと、それ以外のものとがあります。
クッション材としてスプリング(硬鋼線やピアノ線)を使っているものを「スプリングコイルマットレス」と呼びます。これは、ポケットコイルマットレスとボンネルコイルマットレス、 特殊コイルマットレスの総称です。「ノンコイルマットレス」は、クッション層がスプリングコイル以外の素材で作られているマットレスの総称です。
ポケットコイルは、コイルがひとつひとつ独立し、身体を点で支える構造になっています。荷重に応じて沈み込むうえに、身体のラインにフィットし、体圧分散率が高いのが特長です。振動が伝わりにくいため、2人用のマットレスとしてもおすすめです。
次に挙げるボンネルコイルより高価格ですが、低価格帯の商品も徐々に登場しています。
ボンコイルマットレスはバネを鉄線で連結したもので、良好な通気性が特長です。コイルの量が少なく作るのも簡単なため、安価な商品が多く、日本市場においては、スプリングマットレスの廉価モデルという位置づけになっています。
寝心地のよさより価格を優先させた商品が中心で、劣化するとギシギシという音が聞こえがちです。振動も伝わりやすく、2人用としてはおすすめできません。
高密度連続スプリングは、特殊コイルマットレスの中でも有名で、1本のコイルを1列連続の高密度で作ったものです。耐久性が高く、通気性もよいのが特長で、コイルがさまざまな方向に動くので身体の動きや身体そのものにフィットしてくれます。サポート力の高さは大きな魅力といってよいでしょう。
価格はやや高めですが、体重が重たい方や通気性が気になる方、よりよい寝心地を求めている人におすすめです。
ウレタンフォームをクッション材として使っているものを、ウレタンマットレスと呼びます。安価な商品が多いため、手軽にマットレスを買いたい人におすすめです。
品質はさまざまですが、高品質な場合は、その滑らかさと優れた反発性が特長です。しかし、耐久性は決して高いとはいえません。また、安価な場合は素材の密度が低いことが多く、体重が重たい方向きではありません。
釣り糸を作る技術を応用し、細い繊維を網目状に固めた素材をクッション材にしているのがファイバーマットレスです。さまざまな方向に反発力が働くため、寝返りがしやすくなっています。空洞が多く、通気性が非常によいので蒸れにくいのがメリットです。一方で、耐久性の低さがデメリットといえるでしょう。
ゲルは特殊な樹脂で作られた素材で、触り心地はプニプニとしています。ゲルマットレスの特長は、体圧分散性の高さと柔らかめの寝心地で、身体にもフィットし、適度な反発性もあります。全てがゲルでできたマットレスは存在せず、ゲル素材の耐久性が高い反面、マットレスとしての寿命は短めです。
ウレタン素材のクッションを使っているマットレスの中には、反発性が異なるものがあります。低反発マットレスのコンセプトは余計な寝返りを減らすことであり、高反発マットレスの場合は楽に寝返りできることです。
マットレス選びでは睡眠時の自分の悩みに即したものであることが大切ですが、日本人の多くは平坦な身体つきで、あおむけで寝るため、高反発マットレスが合うとされています。
身体の圧力に反発する素材でできている、反発力の強いマットレスを高反発マットレスと呼びます。寝心地は少し硬めですが、身体が必要以上にマットレスに沈みこまないため、寝返りがうちやすく、身体が痛くなりにくいのが特長です。
スプリングが入っているものもあり、現在のマットレスの主流といっても過言ではありません。仰向けで寝ることが多い方、男性的な体型をした方向きです。
低反発マットレスは、反発力が低く、身体の圧力に応じて沈み込むもののことです。ウレタン製で、体重がかかるとゆっくり沈み込み、体重がかからなくなるとゆっくり元に戻ります。人気が高いのはそのフィット感のよさゆえですが、寝返りはうちにくく、理想の寝姿勢を維持しにくいのがデメリットです。横向きで寝ることが多い人や女性的な体型をした人向きです。
マットレスを買うときにぜひ確認しておきたいのが、以下に挙げるサービスの有無です。
まずは、設置場所への移動や梱包材などの回収を行ってくれるかどうかです。どこで購入するにせよ、このサービスがあれば、手間なくマットレスを受け取ることができます。
さらに、買い替えの際に以前使っていたものを引き取ってくれるかどうかについても確認しましょう。以前使っていたマットレスを処分する必要がありません。
また、すぐにでもマットレスが必要だという場合は、スピード出荷サービスがある店舗を選びましょう。
マットレスを購入する際は、さまざまな選択肢があります。この記事では、実店舗と通販それぞれのメリット・デメリットを挙げ、何を重視するかで購入すべき場所が異なることを解説しました。また、マットレスの種類とその特長も紹介し、お一人おひとりの身体に即したマットレス選びをおすすめしています。
通販を利用でき、ベッドショールームのある専門店がよいという場合は、ビーナスベッドがおすすめです。常時100台以上が展示され、睡眠の質を上げてくれるマットレスの品ぞろえが豊富です。ネットショップ用の専門スタッフがいて、組み立て送料が無料サービスになっているのも大きなメリットです。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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