公開日:2022.02.03
更新日:2023.03.20
目次
寝具は毎日使うものであることから、寝心地のよさを求める人は多いでしょう。そのなかで、マットレスは寝心地に大きく影響するため、選び方が大切です。特にスプリングマットレスの寝心地がよく、購入を検討している人もいるのではないでしょうか。
この記事はスプリングマットレスの購入を検討している人に向けて、基本知識から具体的な選び方までご説明します。ぜひ、参考にしてください。
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スプリングマットレスとは、マットレスのなかにスプリング(ばね)が入っているマットレスです。マットレスの内部にある多くのスプリングが身体をしっかりと支えます。スプリングは多く使われていますが、それぞれの間に空間があることで通気性がよくなり、汗や水分が乾きやすいのが特長です。
スプリングマットレスにもいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。次章では、スプリングマットレスの種類とそのメリット・デメリットをご紹介します。
スプリングマットレスには、3つの種類があります。ここではそれぞれの概要とメリット・デメリットをご説明します。
ポケットコイルマットレスは、スプリングをひとつずつ袋で包んで敷き詰めたマットレスです。スプリングがそれぞれ独立していることで身体を点で支えることが可能です。寝心地としては柔らかめといえるでしょう。
ボンネルコイルマットレスは、らせん状に巻かれたコイルを連結してひとつの土台にしているマットレスです。スプリングマットレスのなかでは、一般的な種類です。コイル全体で身体をとらえるため、静かに沈む特徴があります。寝心地は硬めです。
ポケットコイルマットレスやボンネルコイルマットレスのほかに、メーカーが独自に開発した特殊コイルマットレスがあります。たとえば、1本の鋼線を高密度に編んで1台のマットレスに仕上げたものなどが展開されています。
マットレスには、スプリングマットレスのほかにもウレタンマットレスがあります。ここでは、スプリングマットレスとウレタンマットレスの違いをみていきます。
ウレタンマットレスとは、ウレタンを用いたマットレスです。ウレタンはスポンジの素材として使われており弾力性が高いです。その弾力で身体を支えます。高反発や低反発などの種類もあり、好みに応じて選ぶことが可能です。
ウレタンマットレスはスプリングマットレスに比べて安価であり、手軽に試したい人に向いているでしょう。
ウレタンマットレスは、スプリングマットレスに比べて通気性や耐久性が低いです。通気性の低さから、長年使い続けるとカビが生えることがあります。定期的にマットレスを立てかけるなどして、マットレス内部の湿気を取り除くようにしましょう。
耐久度は製品により異なりますが、安い価格帯の密度が低いウレタンマットレスは寿命が1年未満のものもあるので注意しましょう。
ここからは、スプリングマットレスの選び方をご説明します。スプリングマットレスを選ぶ際には、以下の4点に着目してください。
マットレスのサイズは、寝ているときに窮屈にならない大きさを選びましょう。1人で利用するときのマットレスのサイズは、身長に20〜25cmをプラスした長さ、肩幅の3倍程度の横幅を目安にしてください。
また、複数人でマットレスを利用する場合もサイズが変わります。標準体型の成人の2人で利用する場合はダブルサイズ~クイーンサイズ、小さな子どもとご夫婦で寝る場合はクイーンサイズ~キングサイズなど、利用人数でサイズを検討しましょう。
スプリングはポケットコイル、ボンネルコイル、特殊コイルの特長からどれがいいかを検討してください。それぞれのスプリングに適する人は以下を参考にしましょう。
なお、特殊コイルについてはメーカーにより特長が異なるため、自分の希望を満たすものを選んでください。
マットレスの硬さの好みは人それぞれであり、身体に負担をかけないものを選びたいところです。マットレスの硬さを選ぶときは、自分の体重を目安にしてみましょう。70kg以下の人は、柔らかめ、80kg以下の人は標準、80kg以上は硬めが目安です。
ただし、体重による選び方はあくまでも目安のひとつです。体重、性別、身長などに関わらず、実際の寝心地を重視して選ぶことが大事です。
実物に寝ることができない場合は、スプリングの数で寝心地を予測することができます。 スプリングの数だけで判断することはできませんが、一般的にはスプリングの数が多いマットレスは体圧分散の効果が高くなり、寝ているときにゆっくりと身体にフィットしていきます。
また、スプリングの配置が交互になっているものはスプリングの数が多くなり、しっかりとした寝心地になりやすいです。特殊コイルのなかには、通常よりもスプリングの数が2倍以上になることがあります。
気になるマットレスは、スプリングの数を確認してみてください。
スプリングマットレスの寿命は10年前後と言われています。布団や枕など繊維でできている寝具と比べても、長期間の寿命となっています。しかし、種類や素材、使用頻度などによってスプリングマットレスの寿命が短くなります。最長で10年前後と考えておきましょう。
次章ではスプリングマットレスの交換時期の目安をご説明します。参考にしてみてください。
スプリングマットレスの交換目安として、3つの内容をご紹介します。お使いのスプリングマットレスが以下の状態になったら交換をしましょう。
スプリングマットレスで毎日寝ていると、スプリングの元に戻ろうとする力が弱まっていきます。特に寝ている部分に凹みがある場合は、スプリングが弱っていると考えられます。
凹みは寿命に近づいているサインですので、交換を検討してみましょう。
マットレスのスプリングからギシギシと音がしたり、寝ているときに背中にスプリングを感じたりしたら寿命に近づいています。また、表面的には凹んでみえなくても、寝ているときに沈む場合もスプリングが弱まっています。
ベッドや布団とマットレスの間にカビなどが発生している場合は、できるだけ早く交換することをおすすめします。マットレスにカビが生えた状態で使い続けることは、身体に悪影響を及ぼします。また、カビが増殖するとベッドフレームの劣化も考えられます。
ここからは、スプリングマットレスを長持ちさせるポイントをご説明します。これからご紹介する4つの内容に気をつけてスプリングマットレスを使いましょう。
ベッドで使っている掛け布団をそのままにしておくと、湿気がたまりやすくなります。朝起きたら布団をたたんで湿気を発散させましょう。天気がいい日は寝室の窓を開けて空気を入れ替えることで湿気を取り除くことが可能です。
スプリングマットレスの表面だけではなく、裏側の劣化を防ぎたいときは日干しや陰干しが有効です。2〜3週間に1度はマットレスを壁などに立てかけて全体を空気に触れさせてみましょう。
特に敷いている裏側は湿気がたまりやすいため、定期的にコンディションを確認しておきたいところです。ただし、マットレスによっては天日干しができない場合があるため、取扱説明書などで確認してから行ってください。
マットレスの上下・表裏を定期的にローテーションして使うと、コンディションを保つことが可能です。両面が使えるマットレスならば、3か月に1度のペースでローテーションしてみましょう。ローテーションをして使うことで、同じ箇所への負担が少なくなります。
マットレスの劣化を防ぐためには、敷きパッドやシーツを清潔にしておくことが大事です。敷きパッドやシーツに付着するホコリはみえにくいですが、意外にたまっています。清潔さを保つには、1週間に1〜2回は敷きパッドやシーツを交換しましょう。
スプリングマットレスは、マットレス内部のばねの特長から寝心地のよさが期待できます。ウレタンマットなどよりも寿命が長く、長期間愛用することも可能です。ただし、使用状況などにより寿命が前後するため、日頃から使い方に気をつけましょう。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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