公開日:2021.11.02
更新日:2023.11.13
枕は汚れや湿気が溜まりやすく、ダニが繁殖しやすい場所です。ダニが発生してしまうと、皮膚トラブルやアレルギーの発症など、体にさまざまな悪影響が出るため注意が必要です。この記事では、枕にダニが発生した場合の対処法について解説します。あわせて、ダニを予防する方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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家の中に発生しやすいダニはチリダニだといわれています。枕はダニが発生しやすい場所の1つですが、なぜなのでしょうか。ダニは気温22~28℃、湿度60%以上の環境を好みます。枕はこの条件を満たしやすく、ダニが繁殖しやすくなります。
枕にダニがわくことで、どのような影響があるのでしょうか。まずは、ダニに噛まれることで肌がかゆくなったり腫れたりする可能性があります。
ダニそのものによる害だけでなく、ダニの死骸やフンなどが枕に残ることで、アレルギーや喘息といった症状を引き起こす可能性も否定できません。長くダニの死骸やフンなどのアレルギー物質に触れていると、もともとアレルギーのない人であってもアレルギーを発症する可能性があります。ダニが発生したら放置せずしっかり対処しましょう。
枕にダニが発生した場合、どのように対処すればよいのでしょうか。ここでは、ダニの対処法について解説します。
ダニの死骸やフンは水に溶ける性質があるため、丸洗いできる枕なら洗濯するのが効果的です。また、ダニ本体は約50℃以上のお湯で死滅し始め、60度以上で即死します。そのため、熱めのお湯で洗濯すれば、ダニ本体だけでなく死骸やフンも除去できて効率的です。枕カバーも週に1回程度はつけおき洗いして、清潔に保つよう心がけましょう。
ただし、枕の素材によっては洗濯不可のものもあり、そばがらやポリエステルなどでできた枕は基本的に洗濯できません。
洗えない素材の枕の場合は、クリーナーや掃除機などを使って、枕についたダニの死骸を除去します。ただし、クリーナーだけでは枕内部で繁殖したダニを完全に除去することは難しいでしょう。
ダニは湿った環境を好むとされているため、天日干しして乾燥させるのもおすすめです。天日干しできる素材としては、そばがらやパイプ、洗えないポリエステル綿、ウッドチップなどが挙げられます。
またダニは熱に弱いという特性を持つため、乾燥機対応の枕なら60度で乾燥機にかけるのも効果的です。
最近では、ダニ退治機能が付いている布団掃除機もあるので、こういったものを使えば、ダニの駆除と死骸の除去を同時に行うことができるのでおすすめです。
枕を洗濯する際には、注意したいポイントもあります。ここでは、枕を洗濯する際のポイントについて解説します。
まずは、必ず洗濯表示をチェックしましょう。枕が洗濯できるかどうかは、洗濯表示を確認すればわかります。洗濯できる枕であっても素材によって洗い方が異なるため、確認は必須です。
例えば洗濯機で丸洗いできるもの、手洗いでの洗濯のみのもの、お湯の温度などが異なり、間違った洗い方をすると枕が型崩れしたり傷んだりします。枕についた洗濯表示のラベルには洗濯方法がしっかりと表示されているので、確認してから洗うことが重要です。
枕を洗濯する際には、洗剤選びも重要です。基本的には、中性洗剤を使用するとよいでしょう。一般的な衣類用洗剤は「弱アルカリ性」のものが多くなっていますが、おしゃれ着用洗剤は中性のものが多いです。枕用におしゃれ着用洗剤を用意しておくといいでしょう。
また、枕の中には漂白剤の使用が不可のもあります。使用する洗剤の表記で漂白剤が入っていないか確認し、枕に使ってもいいか判断することが大切です。
素材によって適している洗濯、乾燥方法は異なるため、取扱説明書などを確認しましょう。主な素材ごとの洗濯・乾燥方法は以下のとおりです。
手洗いが基本です。洗濯槽にぬるま湯と中性洗剤を入れ、ゆっくりと押し洗いしましょう。泡が出なくなるまで同じ動作ですすいで、天日干しします。
洗濯機での洗濯が可能です。洗濯中にパイプが漏れ出すケースもあるため、洗濯ネットに入れて「手洗いコース」や「弱水流」などで洗いましょう。天日干しをし、空洞部分に水が溜まらないように向きを時々変えます。
洗濯できない素材のものは、干して乾燥させます。ウレタンは陰干し、そばがらは天日干しで乾燥させましょう。
ポリエステル
パイプストロー
ウレタン
そばがら
枕のダニを予防するには、日常的なお手入れが重要です。どのようなお手入れが必要なのか、以下で解説します。
洗濯できる枕の場合には、ダニが繁殖する前にこまめに洗濯するとよいでしょう。ただし、頻繁に洗濯してしまうと、枕が型崩れしやすくなったり、枕の傷みがはやくなったりして、寿命が短くなってしまいます。そのため、半年に1回程度洗濯しましょう。汚れやダニが気になる場合は、1シーズン(3か月)に1回程度でも構いません。
ダニは湿気のある場所を好んで繁殖するため、湿気が溜まらないように乾燥させることも重要です。天日干し、もしくは陰干ししましょう。素材によって、乾燥のさせ方は異なります。ポリエステル綿やパイプ、そばがらなどは紫外線に強いため、直射日光の当たる天日干しで構いません。
一方、低反発ウレタンや羽毛、ビーズなどは紫外線に弱く直射日光に当てると傷みやすくなります。そのため、直射日光の当たらない場所で陰干しします。屋外に干す場合は時間の経過によって日の当たり方が変わるため、注意が必要です。
また、ダニは熱に弱いので高温(60度)の乾燥機にかけて乾燥させるのもよい方法です。エアコンのドライモードなどで除湿するなど、湿気のある環境を作らないように工夫しましょう。
枕に掃除機をかけることも効果的です。掃除機は洗濯に比べるとダニの除去効果は劣りますが、ダニの餌となる皮脂やフケなどを除去できるため、ダニが繁殖しにくい環境を作れます。掃除機をかける際には、時間をかけてゆっくり行うことが重要です。ゆっくりと何度も掃除機を往復させることで、枕の表面についたダニの死骸やフンなども除去できます。
掃除機をかけるタイミングとしては、週に1回程度を目安にするとよいでしょう。
洗濯できない枕を使用する場合には、枕カバーや枕パッド、タオルなどを活用するとよいでしょう。枕カバーや枕パッドの中には、ダニ防止加工が施された商品もあるため、ダニ対策に有効です。また、枕カバーなどは気軽に洗えるため、清潔に保ちやすいというメリットもあります。また、夏場などの汗をかきやすい時期はタオルをかけて、毎日変えるなどするとよいでしょう。
枕カバーやタオルなどを枕本体にかければ、ダニの餌となる皮脂やフケなどが直接枕につきません。そのため、洗えない枕であっても衛生的に保ちやすくなります。
ダニ対策としては、枕はもちろんのこと枕の保管場所である押し入れや部屋などを、定期的に換気して湿気が溜まらないようにすることが重要です。特に押し入れは、湿気やホコリなどが溜まりやすくダニが繁殖しやすい環境です。
枕を押し入れに収納する場合には、すのこなどの通気性がよくなるアイテムを活用するとよいでしょう。除湿剤などを併用するのもよい方法です。
湿気を除去することが大切なため、晴れている日には窓を開けて換気する、梅雨時や雨などの湿気が多い時期はエアコンのドライモードで除湿するなど工夫しましょう。
枕はダニの餌となる皮脂やフケが付着しやすいです。また湿気も溜まりやすいのでダニが繁殖しやすい環境と言えます。ダニが繁殖しないように洗濯したり天日干し、陰干ししたりしてダニを除去する、乾燥させるなどの対策を取りましょう。
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