公開日:2021.10.26
更新日:2023.03.20
目次
枕にはいろいろな種類があります。そのなかでも、昔から多くの人に愛用されてきたそばがら枕に興味をもっている人もいるでしょう。そばがら枕にはほかの枕と異なるさまざまな特徴があるため、実際に購入前する前に確認しておくべきことが多くあります。
この記事では、そばがら枕のメリット・デメリットを解説します。素材別の耐用年数や長持ちさせるコツについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
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そばがら枕とは、そばの実を取った後に残る殻を使用した枕です。そばがらは高温で殺菌や洗浄を行い、しっかり乾燥させたうえで枕の材料として使われています。まくらの素材に適しているさまざまな特徴があるため、古くから多くの人に愛されてきました。
そばがら枕の特徴とは、どのようなものがあげられるのでしょうか。ここでは、そばがら枕の特徴について具体的に解説します。
そばはもともと食料品として扱われており、そばがらに対する安全基準も厳格に定められています。そのため、枕の素材としても特に安心して使用できます。
一般的に、天然素材を使用している製品は値段が高めです。しかし、そばがらは食料品の副産物であるため、そばがら枕は比較的手頃な値段で購入できます。
そばがらは通気性が良く、熱がこもりにくいという特徴もあります。ただし、適度な吸湿性ももちあわせているため、寝ているときに出る汗をスムーズに放出してくれます。
特に、夏の気温が高い時期にそばがら枕を使用すれば、涼しくて快適な睡眠を実現できるでしょう。汗をかきやすい人にもおすすめです。
そばがら枕にはさまざまなメリットがあります。ここでは、そばがら枕のメリットについて具体的に解説します。
そばがら枕は、枕の中にそばがらがたくさん入っています。そばがらの量を増減すると、高さの調整が可能です。枕を高くしたい場合はそばがらを増やし、枕を低くしたい場合はそばがらを減らしてください。
枕の高さが体にあっていない場合、頭痛や肩こりなどの症状が出る恐れもあります。そばがら枕なら数センチ程度の微調整も簡単に行えるため、快適に眠れます。
そばがら枕は中身の入れ替えが可能です。定期的に中身を入れ替えて使用すれば、長く使い続けられます。
そばがら枕の機能性を維持するには、メンテナンスが重要です。そばがらの寿命にあわせてメンテナンスを実施すると、快適な状態を長く保てます。
そばがら枕には、デメリットといえる部分もあります。ここでは、そばがら枕のデメリットについて解説します。
そばアレルギーがある人がそばがら枕を使用すると、深刻な症状が出る恐れがあります。たとえば、呼吸困難や蕁麻疹などになるリスクがあるため要注意です。そばアレルギーがある人は、そばがら枕を使用しないようにしましょう。
そばがらに湿気やカビがたまると、チャタテムシという虫が湧く可能性があります。チャタテムシは人に危害を加える心配はないものの、虫が湧いている枕で寝るのは不快です。特に虫が苦手な人は、こまめに手入れをして虫の発生を予防したほうがいいでしょう。そのためには、そばがら枕を定期的に天日干しすると効果的です。
枕の寿命は素材によって大きく異なります。ここでは、そばがら枕の寿命とともに、代表的な枕の素材ごとの寿命を解説します。
そばがら枕の寿命は約1~2年です。寿命が近づいてくると、そばがらが割れて粉っぽくなります。また、枕の高さも低くなったと感じるでしょう。そのような兆候に気がついたら買い替えを検討してください。枕の中のそばがらを詰め替えて使用する方法もあります。
ウレタンは弾力のある素材で、高反発のタイプと低反発のタイプがあります。どちらであっても、寿命は約3~5年です。形が崩れたり汚れが目立ってきたりしている場合、買い替えの目安となります。
ポリエステル製の綿が詰められている枕の寿命は、約1~3年です。長く使用すると綿がダマになってくるため、枕が固くなったり形が変わったりします。そのような状態になったら、買い替えを検討しましょう。
フェザーとは羽根のことです。フェザーを使用している枕の寿命は、約2~4年となっています。枕が低くなったり、中の羽根が枕の生地に刺さりやすくなったりした場合、買い替えが必要です。
ダウンは羽毛のことであり、タンポポの綿毛のようにふわふわしています。ダウンの枕の寿命は、約1~3年です。以前よりも沈みやすくなったと感じたときが買い替えのタイミングとなります。
ポリエチレンフレイクとは、ポリエチレン樹脂を綿のように加工した素材です。ポリエチレンフレイクを使用した枕の寿命は、約1~3年となっています。枕が固くなってきたと感じたら、買い替えを検討すべきです。
ポリエチレンパイプは、ポリエチレン樹脂をパイプ状に加工した素材です。枕の寿命は5年程度です。つぶれているパイプが多くなったり、寝心地が変わったりしたら、買い替えを考えましょう。
寿命を過ぎている枕を使い続けた場合、さまざまなトラブルにつながる恐れがあります。具体的にどのような問題があるのか解説します。
枕が劣化すると少しずつ高さが低くなっていきます。枕の高さがあわなくなり、体に不調が出る恐れがあるため注意が必要です。睡眠の質を維持するには、定期的に枕の高さをチェックすることが大切です。
長年使用し続けた枕には汗や汚れが多く染みついており、不衛生です。ホコリやダニが発生している可能性もあります。衛生面の問題が生じる前にメンテナンスし、枕を清潔な状態に保ちましょう。また、寿命を迎えている枕は買い替えが必要です。
そばがら枕を長持ちさせるには、どうすればいいのでしょうか。ここでは、そばがら枕を長持ちさせるコツを解説します。
そばがら枕は汗を吸いやすいため、湿っている場合はしっかり乾燥させましょう。そばがらは天日干しが可能です。晴れている日はこまめに天日干しを行い、枕に湿気をためたままにしないようにしてください。
そばがら枕を長く使い続けるためには、カバーやパッドを活用しましょう。水洗いができるカバーやパッドを選び、こまめに洗濯してください。そばがら枕は洗えませんが、洗えるカバーやパッドを併用すると清潔に使いやすくなります。
枕を選ぶときは、自分の体にあわせて選ぶことが大切です。ここでは、自分にあう枕の選び方を解説します。
枕の高さが体にあっていない場合、寝ている間に首や肩に負担がかかります。枕の高さを調整すれば首や肩への負担が減り、体の不調の改善にもつながるでしょう。また、いびきの防止にも役立ちます。
具体的には、肩から頭までの傾斜が10~15度程度、顔の傾斜が5度程度になる枕が体に適しています。
一般的な枕の大きさは、縦63cm、横43cmです。もちろんこれよりも小さめのサイズや大きめのサイズの枕も販売されています。枕を選ぶときは基本的に、体の大きさと合わせるのがポイントです。
ただし、子どもは寝ている間によく寝返りをうつため、横幅が狭い枕だと寝ている間に頭が落ちてしまう可能性があります。そのため横幅が広い枕がおすすめです。
枕は頭や首を支えられる硬さあるものを選ぶべきです。枕が柔らかすぎる場合、寝ているときの姿勢が悪くなります。いびきやむくみも起きやすくなります。一方、枕が硬すぎる場合、後頭部が圧迫されたり、首や肩に負担がかかったりするため要注意です。良質な睡眠時間にするためには、適度な硬さのある枕を選ぶことが大切です。
すでに触れたとおり、枕にはさまざまな種類があります。そばがら以外にも、ウレタン、ポリエステル綿、フェザーなど種類は幅広いです。機能性やメンテナンスのしやすさはそれぞれ異なります。求める寝心地も考慮しつつ、複数の性質をもとに素材を選びましょう。素材選びにこだわると、満足できる枕を手に入れやすくなります。
枕の形状は複数のタイプがあります。一般的な長方形型だけでなく、首元を支えられるタイプや横向きで寝やすいタイプなどもあります。寝心地で重視したい部分や寝るときの姿勢によっても、最適な枕の形状は異なるでしょう。自分が何を求めているかにあわせ、最適な形状の枕を選んでください。
そばがら枕は機能性が高く、さまざまなメリットがあります。ただし、デメリットもあるため、よく確認したうえで選びましょう。ほかの枕の種類の特徴も理解しておくと、自分に最適な枕を選びやすくなります。
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